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DATE: 2009/04/30(木)   CATEGORY: 未分類
狂わされた天才たち。
―もし何かを叫んで終われと言われるなら、最初に叫ぶ言葉は貴方への憎しみの言葉だけかな。

とある大学のとある学部は、この大学に通う学生や先生達に恐れられている。

恐れられている理由には2つある。

まず1つ目。誰も彼もが軒並みならぬ天才である事。

この学部の教授は大学始まって以来の天才児と歌われた挙句、人へのものの教え方も傲慢や相手を見くびった教え方をしない、という事からか彼の授業を選択するものの人数は多い。

そして、その教授が学部に勧誘をした生徒が約2名。そのどちらもが彼に引け目を取らないような天才であった事。それが、2つ目だ。

一人は女性で、名前は楠本。彼女は同じ学部の先輩や、先生達からはあだ名として”ジーニアス”と呼ばれている。但し、不本意らしいが。

もう一人は男性で、名前は梔。若干6歳の頃に論文を提出しそれが見事賞を取った。

かくいうそんな天才たちが居る学部を彼らは―

とある大学のテラスで4人の若者たちは昼ご飯に舌鼓をしていた。

「澪葉、あのなそれ俺の、俺の昼飯だから。」
「ひひじゃない、じゅひょうのつうひゃくやっひぇるおへーいらとおもへば」
「澪葉先輩そっちのから揚げ私も欲しいです!」

「楠本先輩自分のお弁当食べたら良いじゃないですか」
「分かってないなあ梔。流梨先輩はウチの学部のお母さんなんだから。そんなお母さんが作る唐揚げが食べ隊!!」

「あっ、今何って言った、楠本?」

「聞こえていなかったみたいですよ、楠本先輩」
「うーん、ある意味救われた?」

「・・通訳しましょうか?流梨」
「その前に澪葉俺に昼飯返せ。通訳するのはその後だ!!」

「あれ、もしかしてコレ唐揚げ頂いちゃうチャンス?」
「だから、自分の食べてください」

「楠本、今のは聞こえてからな、おい。食べんなよ、食べんなよっ?!」
「小学生って唐揚げとかハンバーグとか大好きですよねー」
「話し逸らすなあああああ!!」

「梔、唐揚げ上げますよ」
「共犯になるので、遠慮しておきます」
「この際ですから、共犯になってしまいなさい」

―天才の庭と、誰かが呼んだらしい。誰が呼んだかも知らないが。

Re:welcome to the genious's garden
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DATE: 2009/04/28(火)   CATEGORY: 未分類
弱虫ナイト。
―1と-1に、何か違いがあるとしたらそれはお互いに出会えないこと。

ある所に、弱虫な騎士が一人おりましたとさ。

彼の住んでいる国の王様は暴君でした。哀しいくらいに暴君でした。

そんな暴君が居る国の近くに、なんでも竜が住んでしまったそうなのです。

それは大変だと偉い人(※暴君を除く)は慌てふためき国中のつわものたちを呼びました。

偉い人たちは竜を倒すように、と命じました。それで、何故騎士がこの話を知っているかと言えば。

確かに騎士は弱虫でしたがヘナチョコではありませんでした。それは夜が居たからでした。

夜は騎士意外には視えないし、喋る事は出来ませんでした。でも、彼は強かったのです。

そして、夜はお偉いさん方とつわもの達が話す城の中へと行きその話をひっそりと聞いて騎士に伝えたのです。

騎士はこの話を聞いて早速弱虫が発動しましたが、夜は行こう!と身振り手振りで促す物ですから騎士はべそをかきながらも夜に引っ張られつれていかれました。

「ううっ、やっぱり無理だよ、帰ろうよ。僕よりも強くて人が竜なんて倒しちゃうよ」
騎士はぐすぐすとべそをかきますが夜は何時ものように喋りませんでした。

そうしていると、竜が居ると噂される洞窟からは獣の雄たけびが聞こえてきました。

それにひっ、と短く声を騎士が上げると夜はすっ、と洞窟に向かって歩き始めました。それを見た騎士は夜の袖を引っ張り、止めようとすると夜がこちらを見ました。

「駄目だよ夜!いくら夜がつよくったって竜なんかに勝てないよ!」

夜は喋りませんでした。ですが、代わりに夜は騎士の両手を掴みその場にゆっくりと立たせました。

夜は静かに笑いました。そして、やっぱり何も言いませんでした。

騎士は僅かに期待していた分、がっくりと来ましたが夜が自分の両手を上下に揺らしてせかしてまで伝えたい事は充分分かりました。

「分かったよ、夜。」
騎士の目は、たくさんの決心で一杯でした。

「僕は夜にはなれないし、夜は僕にはなれない。けど、お互いを補う事ならできるよね?」
緊張でこわばった表情で笑うと夜が静かに騎士の後ろへと溶けていきました。

それでお互いの覚悟を示すには充分でした。

いつかの話、勇敢な騎士が居ましたとさ。

明後日の話、囁くような声の脚本家の男が勇敢な騎士と夜に出会いましたとさ。

Re;A crybaby knight and night dragon extermination.
DATE: 2009/04/27(月)   CATEGORY: 未分類
お人よしドクター。
―寄り添え歩けば、いかなる恐怖も怖くはない。そう、信じている。

優しい人と言うのは、どこか損をしていると思う。
かくいう、彼女もそんな人であることに間違いはないと思う。

「あ、今日和。フランシスさん、こっちの今焼きあがったばかりなんですけど、よければ味見していってください」ほのぼのと、はたから見れば全く喋っていない男に彼女は喋った。

「そうですね、今日はいいお天気ですし。えっ、今度の舞台のですか?本当に貰って良いんですか?うわー・・有難う御座います!」
一人芝居にも見えるソレを彼女はその男が来るたび続けた。彼女は来る物拒まずの精神だった。

一回驚いたのは、彼女の働くパン屋に、強盗が押し入った。皆が震え、おびえる中彼女はほのぼとのした空気を纏わせながらこう、一言言った。

「よければ、このパンどうですか?あなたの時間が許すまで」と。

強盗も、パン屋の店主も、その時居た客も度肝を抜かれ、しばらくしてきた警察に強盗は大人しく捕まり、そんな強盗に彼女はパンを届けに行っているとか。なんとお人よしな、と周りの人は言う。

彼女は誰も拒まなかった、故に彼女を誰も拒まなかったかといわれればそれは違う。

そんな彼女を拒む人も、居るには居るのだ。だから、優しい人は報われないと思う。

だが、そんな彼女でも報われる日はあるのだ。ある男によって。

「で、イヴ」
「はい、なんでしょうアーサーさん」

「俺は確かクロワッサンと紅茶を用意して欲しいと頼んだはずなんだが」
「ええ、仰っていましたね」

「だが、だ。ここにあるのはなんだ?紅茶じゃない、コーヒーだろうが!!」
アーサーと呼ばれた男がもっともなことを言うと、イヴはほのぼのとした陽気を身に纏わせた。

「アーサーさん、落ち着いてください。両方とも、色や味や香りは違いますが根本的なものはあっています」
「一体なんだ?」

にこり、と笑いながらイヴは―
「水と何かから抽出したって事です!」
笑顔で答えてみせた。

「イヴ・・・・・、お前本気で俺に喧嘩売ってるのか?!」
「喧嘩なんて野暮な物は売ってはいけないと、昔兄から教わりました。ですから、売りません」

「買いはするんだな」
「安かったら」
微笑んでいうイヴという名のお人よしな従業員にアーサーという名の一国の王は、早くも完敗の白旗をあげそうになっていた。

彼女は拒まない、決して。けれども、全員に対してお人よしであるかと言えば、それはノーであるかもしれない。

Re:see you second
DATE: 2009/04/26(日)   CATEGORY: comick
クラレッタ、お手をどうぞ。
以下、魔王JR 8巻についてのネタバレが止まりません。

興味ある方のみ、次をどうぞ。
DATE: 2009/04/26(日)   CATEGORY: 未分類
囁きレイン。
―果て無き道に続くのは、わずかばかりな慈悲。

男は、名を語らないでいた。

というより、語ったのに周りには聞こえなかったが為にそう思われた。

そして、それに対して男は抗議の声も上げなかった。

上げたくとも、男の声は余りにも小さく囁いているようなものだったので周りのものの声にかき消されてしまうからだ。

なら、だれが男の話を聞いてくれるだろう。

人、という以外の生き物だろうか?答えはノーだ。

彼らは先ず、男の言葉を知らないし見ず知らずの動物に情けをかける場合でもないだろう。

よって、男の話はいまだ男しか知らないものに思えた。

だが、男の話を聞いてくれる男がいた。

男は舞台の脚本を書く事を職業としていた。そして、その舞台に度々その男が来るのだった。

名前は、確かアーサーと言っていた。

アーサーはエリオットという最近売れてきた若手の女優を見に来たらしいのだが、話も良いということで、男の元へとやって来たのだった。

それからはエリオットの舞台は必ずくるし、男が手がけたエリオットの出ていない舞台でも見に来る。男の話し相手となった。

時たま、エリオットとも話すのだが男の声が小さすぎて何度も聞き返しているうちに時間がなくなってしまう、がそれでもエリオットは男の元に話しにやってくる。

そう男がぼんやりと幕袖で今度の舞台の練習を思っていた。

「イサベラ!」
呼ばれた名前に男が反応すると、エリオットがこちらに駆け足をして歩いてきていた。

Re;A thing of a taciturn man and a certain story.
DATE: 2009/04/25(土)   CATEGORY: 未分類
暴君ソレイユ。
―悪い人、良き人、さあ彼は貴方にとってどちらに当て嵌まるのかしら。

世の中はどうも、物事を2つに分けたがあるクセがあるようだ。

その2つとは、良いか悪いかだが、結局的に物事の判断なんて年を経れば考え方も変わってしまうし、ましてや他人ともなれば捕らえ方も全く違うだろう。

そんな不安定な物をどうしてあんなにやすやすと信じるのか、時たま不思議に思える。

「信じるのは、己で充分じゃないか」
ひだまりが差し込むカフェテラスで、そんなことをぼやいてみせる。

「それって悲観症じゃないんですか、アーサーさん」
カフェの従業員がそう律儀に答える。

「悲観症?この俺が?それなら俺は今すぐにでも海にでも行って、自分の心を慰めてるな。第一、この俺が悲観症になんかかかると思うか。」
可愛げもヘッタクレも無い言葉をはいて見せると、従業員は顔をしかめた。

「そう云う可愛くない事いうから、暴君だなんていわれちゃうんですよ。たまには、可愛い子と言ってみたら良いんじゃないんですか?」
悲観症の次は、可愛いと来たから盛大に鼻で笑ってやった。

「可愛くない」
「可愛さなんて俺に求める時点で色々終わってるんだ。」

「ええー・・・じゃあつまらないですよ」
「人に面白さを求めるな、自分で面白さなんて物掴まえて来い」

「・・やっぱ可愛くない!」
「それはどうも、ほらその盆の上のサンドイッチよこせ」

「何かそういう態度されると渡したくなくなるから、不思議ですよね人間って」
「俺は人間という種類について何の希望も憎しみも抱いてないけどな」

「うわー・・どっかの人たちが泣きますよ」
「生憎ソレにも興味が無いんでな、ん・・ほう、この舞台は中々面白そうだ」

「国民<舞台の図ですか。どんだけ舞台大好きなんですか」
「いや、最近はこのエリオットという女優が中々に素晴らしい演技をするからな。彼女の舞台は毎回見ているんだ。」

「おっかけですね、暴君がおっかけって何か怖いですよね」
「喧嘩を売っているのか、お前は」
「暴君に喧嘩を売るような度胸は、田舎の父親の泣いてる背中を見たときの味気なさより無いですよ。」

「むぐ、ふんっ今日はここまでだ。執務の時間があるしな!」
「さいで、どうぞ頑張ってください。健気な国民の為に」

そういわれると、男はバンッと蹴破るように扉を開いて己が城へと帰って行った。

Re:Today's winner: An employee. ((←今日の勝者:従業員。
DATE: 2009/04/24(金)   CATEGORY: 未分類
気まぐれ薔薇。
―誰かが言った言葉を信じるなら、まず自分の言葉を信じてやりなさい。

「ほらあそこよ、駅前の店!あそこのキッシュだったら幾等食べても入るわ!」
女は電話のくるくるとした紐を指で遊びながらも喋った。

まず第一に伝える事として、女が長電話している場所は駅の公衆電話だったりする。

そして、この女がふらりと現れたのが時間にして昼過ぎ、1時くらいだった。現時刻をお伝えしよう、午後の3時だ。感服する境地に値する。

通勤客はそんなに長く留まらない為に、彼女のことをどんな目で見るかといえば普通に電話している女だろうが、駅員にとって見ればえらく長電話している女である。

「あの映画は良いらしいわね・・今度観にでも行く?うん、そうね私は火曜日が開いているけど、そっちは?」
長電話をする暇があれば今からでも繰り出せば良いのではないかと、駅員は内心つかつかと歩み寄って言いたかったが、我慢だ我慢と自分の心に言い聞かせた。

「今年は黒地のスカートがハヤると思うの。その時にでも買っちゃおうかしら」
この長電話に付き合える友達とは心が広いのか、それともただ厚顔無恥なだけなのか。

「うんうん、あ、」 
公衆電話の横にタワーのように積んであった10円玉があと4枚ほどになっていた。ああ、もしかして終わるだろうか。クライマックスか?

そう思っていると、女は財布からこれまた紙幣を出し隣りにあった自動販売機へと紙幣をいれ、ポチッとボタンを押しジュースを買うとジャラジャラと小銭が出てきた。

その光景を見て、自分を含めた駅員共々があの位置に自動販売機を置いた事を悔いた。

そして、もうやるしかない。と思ったその時だった。

ガチャッ  ピーピーピーピーッ

音の正体は女が公衆電話の受話器を置き、電話を切ったためであった。

駅員一同が呆けた顔をしていると、女はこちらを向きニコリ、と微笑んでつかつかと近寄ってくるとペコリッ、と頭を下げた。

―はっ? これが、自分を含めた駅員の心の声である。

「とんだご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした、実は私女優希望なんですけども・・何処まで視線に耐えて自分の役を成りきれるか、という学校の試験がありまして。私が引いた役柄が「長電話する女」の役で・・」

「・・つまりで、貴方の今までのあれは―?」
「演技、おしばいということになります・・一人演技でしたけど。お金はこっちのバッグの中に全部小銭が入ってます。電話は繋がってません。本当にご迷惑をおかけしてすみませんでした」トリックの種明かしを話し終わると、女は又深々と頭を下げた。

駅員の中で一番長老の者が女に声をかけると、はい、と女は言う。

「確かに嬢ちゃんは場所をわきまえねえで自分勝手なことをした。だが、だ。俺は自分の夢の為にでかい事をするその決心はいいと思う。それに俺達ゃあんたの演技にコロッと騙されてた。これじゃあデカイ口も叩けねえよ」
今度は女が呆けた顔をしていた。

「いつか嬢ちゃんが凄い女優にでもなった時にここの駅の名前でもあげてくれ。そうしたら今日のことなんざ霞んでくと俺は思うし、今日のこの事で嬢ちゃんの演技力か?それが上がればめっけもんだろう」
駅員がニコリ、と笑うとその自称女優志望の女はつられて笑った。

「私エリオットといいます、男の人の名前みたいなんですけど。後日学校の先生からお電話が掛かると思います・・今日は本当に有難う御座いました。」

エリオットがニコリ、と微笑んで言うと駅には通勤客の拍手喝采が残った。

Re:rabit eyes
DATE: 2009/04/23(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
宝石言葉。
―煌めく光は、石の輝きだけだとは思わないでね。


―瑪瑙?瑪瑙と言うと、あの瑪瑙ですか?
男は淡々とした調子で言う。あまりにも淡々とし過ぎでいて怖かった。

―はあ、でも何で又瑪瑙なんですか?

―あれの好みが知りたい?

―それなら本人に直接・・えっ、そんな事したらバレるから?

―やましい事でも何かしたんですか?というか、どちら様ですか?

―そんなことは今関係ないだろうって?人生が掛かってる?

―・・・まあ、別段構いませんが仕事中なのであまりお話できませんが。

―瑪瑙は業務班班長として申し分ないと思います。ただいかんせんあの方向音痴はどっかで取れたらいいのでは、と思いますが業務ですし構いません。

―それと、瑪瑙は雑に見えますがあれで結構的を当てています。そんな訳からでしょうが信頼は厚いです。

―好み・・、好みですか。宝石や花の類にはあまり興味が無い、と言っていた気がします。

―先日、社長と二人で王冠を見ていたときなんかは最後は飽きていた程ですし。

―種類を問わず面白い事が好きですね。オペラなんかも好きでしたよ。

―礼を言う、ありがとう?コレくらいでお役に立てたのならば、いいのですが。

―で、結局あの人は何をしに来たんですかね。

宝石よりも冷たく、宝石の輝きを知らない彼は全く男の気持ちなど全く知らない。

Re;you in sake. ((←君が為に。

何かFC2がおかしいままにやっています・・。

忍45巻無事手に入れる事が出来ましたああああ!!やっほい!!!

で、感想の前に・・近場の本屋さんに予約して買いに行ったんですがレジに予約用紙を渡す直前に別の店員さんがすっ、と忍を持ってきてくれました。

『えっ、心読まれてる?!( ̄□||||!!』とか思ってましたが・・違うよね、違うよね?!((←本気で驚いた。

まあ、そんなびっくり要素もありつつ家に帰宅しまして、開いた瞬間から閉じ終わるまで頭がはじけそうなくらいの、^p^をありがとうございました・・!!

知ってる、尼子先生がすごい人だって事くらい!!ていうか、忍の関係者の人たち全員神な事位知ってるから!

何か、もう・・どうしていいかわらかないですよ?!ネタバレはしませんよ(*´▽`*)

でも、今日えねえちけい見てたら、何か居たwwちょっ、ご飯食べてたら思わず吹きそうに、何あのこ!!

そして次回予告((※本の))に凄く動悸が走りました・・^p^

あの次回予告は毎回全国にいるお姉さま方に、電気を走らせていると思う。

それでは、英語の訳をしてきます!!お粗末様でした!!
DATE: 2009/04/20(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
残像キネマ。
秋の夕暮れは、とても寂しいと手前は感じていました。

何かほんの些細な余韻を預けたまま、日が過ぎ去ってしまうような季節だと。

手前がそれを旦那に話した所、旦那は渋い顔をして大学に行かれました。

何も言わなかったのは、大学に遅刻しそうだったからかそれとも言葉に詰まったからなのか真意は生憎と手前にはくめませんでした。

手前は珍しくも本来の姿ではなく、人型をとり庭の風景を眺めておりました。

何も変わった訳でも、何かが変わるわけでもない、いつもの庭で御座いました。

ですが、この季節には本当に手前を哀愁に狂わせる―力とでも申しましょう。そのような物があると手前には感じられてしょうがないので御座います。

ふう、と手前は金魚しかも既に終わった身として無いため息をつきました。

そして、また庭を見やると空がとても薄く感じられました。手を伸ばしてしまえさえすれば、この時いいえこの季節の時ばかりは届いてしまうような、そんな。

「で、朝言っていたのは一体なんだったんだ」
旦那が大学から帰宅されまして、麦茶をごくりと飲みながらそう尋ねられました。

『ご迷惑おかけして申し訳ありません、旦那。それならもう良いのです』
金魚鉢でゆらゆらと動く手前を旦那は驚いて見られました。

「解決したのか?」
『はい』

「随分と速いな・・いや、まあ?うん?」
旦那は自問自答なされて、ぬかるみに嵌ってしまったご様子で首を傾げられておりました。

心の中で、くすくすと笑い。とつと言葉を紡ぎました。

『手前が秋を恐れたのはこの時にいられなくなってしまいそうだったからなのです』
そう言うと、旦那は酷く驚いた表情をされていました。同時に、哀しい表情も。

『ですから、重ねてしまったのです。あの夕暮れ時の橙色を、自分と』

「―いってしまうのか?」
その言葉に手前は、いいえと答えました。旦那はほっとしたご様子で畳の上に座りました。

『手前は一介の金魚で御座いますが、旦那への恩は忘れなど致しませんから』
はっきりとした声で手前はそう言いきりました。事実なのです。魔ごう事なき。

「そうか――良かった」
旦那がそう申されたのに、手前は何も答えませんでしたが秋の夕暮れが空を染めておりました。

Re:An eternal crystal.
DATE: 2009/04/19(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
誰かさんの一つ星。
―暗闇が怖いかい?けれど、いつか気付くさ。それがどんなに優しく平等であるかを、ね。

一つのビルの周囲に見える光景はどれもべたべたと広告やら何やらを張られて外観を損なわれた風景だった。その、ビルのとある階でこんな会話があった。


―えっ、サオイのことについて聞きたい?なんでまたサオイ?

―良いじゃないかって?まあ・・それもそうですね!

―そうだなあ・・、うーんと一応外見通りかなり冷静で、何事にも慌てない性格かな?

―社長もそこは、かってるけどやっぱり冷静だから、社長的には面白みが無いんだって。

―私は普通に見てて楽しいんだけどね!

―サオイの詳しい経緯は知らないけど、そうだなあ・・。

―サオイってどっちかっていったら業務班って感じがするけどどうして実務班なのかならわかるよ。

―サオイは、サオイなの。

―意味が判らない?じゃあこう言ったら分かるかな。

―サオイは確かに冷静だし笑ってるところなんて賞金かけて良いくらい見たこと無いけど。

―サオイは自分を忘れないんだよ。

―実務班は、行動力とかそういうのも要るけど何より忘れちゃ成らないのが自分だから。

―この世の見たくない所を垣間見てしまう時、人は己を忘れて、消して、終わりたくなる。

―そして、誰かになりすましたまま自分を終わらせて誰かになるの。

―それが、サオイが実務班班長たる訳・・・かな?ところで、貴方誰?

Re:who are you?
DATE: 2009/04/18(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
狐の婿入り話。
―雨がポツリポツリと降ったならば、持っていこう嫁入り道具。さあさ、今日の主役のお通りだ。

「で、何で婿が嫁入り体型なの?」
「ウチの家系は、女の子がなかなか産まれないんです。だから、婿入りになってしまって―」

「それって、無理してやんなくてもいいんじゃない?」
「伝統ですから、」
「ふうん、」

長身に白い着物を頭の上から被り、にこりとわらう様はとても似合うとして。いささかどうかと思う、その伝統。と思った。

晴れた日に雨が降ることを、狐の嫁入りというのはどこかで聞いたことがあると思う。

だがこの場合彼は婿だった。しかも私は、罰当たりにも祠の前に供えてあったいなり寿司を食おうとしていた不届き物なんだが。

「で、私はどうしたらいいわけ?」
「・・・どう、といいますと?」
衣を頭に被っているためさすがに衣が地面に付きそうになっている。汚れちゃうって。

「いや、婿入りなんでしょ。見送ったらいいの?」
そういうと、余計首をかしげる。いや傾げられても困るんだけどね。

「それ、食べようとされましたよね?」 指さす先には、いなり寿司。

「・・・・100%食べようとしてませんでした」
「食べようとしてましたよね?」
「・・・・・・・・こんな美味しそうな稲荷置く方が悪いわ!」
半ば切れ気味に言うと、にこりと衣の奥で世にも奇妙な婿入り狐は笑った。

「では、今日より私のもとに毎日稲荷をお届け願います」
「・・・・・ホワッツ?」

「いなり寿司を届けて欲しいんです、それがこの婿入りの体型だそうで」
「・・・・・見返りとかないと動けませんとか言ったら?」
人間欲深に生きなきゃ駄目だって、隣りの隣りの斜め横の人が言ってた気がする。

「見返りですか・・?えと・・何したらいいんでしょう?」
「えっ、君が何かやるの?」
「一応、婿入りなので」

「はい」
「あっ、どうぞ。」 挙手すると、丁寧に狐はそう云う。

「取り消しで、ていうか離婚で」
「えええええええええ?!」

Re:The whole story of the fox. ((←狐の顛末。


5月8日の忍の予告を見た瞬間一体何が起こったのかと思いました。わかります、要録画って事ですよね!ていうか、でもさんが木曜日出るみたいで、楽しみですww

OP面白かったです!!来週からルーキーズのターンですね、最高ですね!!!

お粗末。
DATE: 2009/04/17(金)   CATEGORY: 店主の宝物庫
ラビットアイ。
―赤色の兎の目、夢見少女を連れて行った兎の目。臆病な兎の目。

夕闇に溶けて、自分の顔さえも判らなくなるようなとっぷりと濃い暗闇はとても好きだった。
そんな時は、空の星も輝くしなお好きだった。

で、決まってそんな時は望遠鏡とラジオを持って小高い丘に行くのだが。

真夜中とは言えなかったけども、それに近しい時間で寝床からそろそろとダイニングを通って玄関に出ようとすると、何故か兄さんがでーんと玄関前で待ち構えていた。

「・・・こんな夜更けに何処行くの、お嬢さん?」 にこりと微笑んだ黒曜石がそんな風に言う。

あ、やばい。と内心冷や汗がダラダラで兄さんを見て、
「ちょっと、そこまで・・・?」

「へー・・・こんな真夜中一歩手前の時間に?」
「ちょっと、そんな時間に・・?」

「言い訳が苦しくなってきてるよ、流星雲」
「うっ・・・ちょっと星観にいくだけだし・・直ぐ其処の丘だから大丈夫よ兄さん」
そう言って、何とか許可してもらおうと黒曜石に頼む。

じーっとお互いに視線を交し合っていると、分かったと黒曜石が言った。

「本当?!」
「うん、ただし僕も行くから。」
「うえっ?!」
「うえっ、じゃない。流星群との喧嘩の件全面的に納得した訳じゃないからね。」
痛い所を疲れて何も言わないで居るとふふ、と黒曜石が笑っていた。

「何で笑うの」と問えば、流星雲の頭をなでた。

「懐かしかったから、」
「懐かしいって・・・何が?」
「こんな風に、流星雲や流星群と話す辺りかな・・・?」

そう言われて、流星雲もまた途方の無い懐かしさに暮れた。

「・・・紅茶持っていきたいな」
「紅茶?なら、魔法瓶に入れて持っていくとでもしようか」
「本当?」
「勿論、ああ流星雲僕が紅茶を作ってる間にコートを2つ取ってきて欲しいな。今日は冷えるから」
流星雲はニコリと笑って、黒曜石に答えなるべく五月蝿くないようにコートを取りに行った。

Re:not star but comet
DATE: 2009/04/16(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
誰かの王冠の話。
―最後は、誰かに看取られず終わってしまいたい。

「しゃーちょーう、これって何ですか?」

「おー、これか?これはだな、王冠だ」

「へー・・・・これ周りの宝石とって売ったら長年普通に暮らせそうですよね」

「だろーな・・・俺も試しに置いてるだけだから気にした事無かったけど」

「どこの国の王様とかの物だったんですか?」

「あー・・・どこだったっけな。これ肩代わりとかじゃなかったっけな・・・・」

「何か怪しい空気プンプンですねー」

「だよなー、まあ・・いいんじゃね?」

「・・・・それもそうですね!」

「そうだそうだ、よし仕事に戻るぞ」

「業務頑張るぞー!」

ポツン、と又残された王冠が誰のものだったか、誰も知らなくなった。

Re;unknown・・・・・・?

そんなこんなで瑪瑙と社長話。誰も突っ込まないせいか、こういう終わり方しかないです。

瑪瑙が業務が一段落して、社長はサボってたら、何か王冠が書類の下敷きになってたぜ?という状況ですが、全く持って説明してないのは意相変わらずの事です。

HPが明日で切れる予定です・・・・もういっそのこと切れてしまおうかとか思ってますが、頑張りますよww明日までだから。んでもって、月曜日が初めての委員会活動ですよww

私3年目にして委員会活動wwちょっと内心どきどきでス。こっちもこっちで頑張るんだぜ。

明日は絶対早く寝たい・・・宿題とか全部終わらせてさっさと寝てやるんだ。

お粗末様です。
DATE: 2009/04/15(水)   CATEGORY: 店主の宝物庫
低音クラシック。
―星の輝き、星のまどろみ、星の重み、全てが君に幸をもたらしますように。

スッ、と言う音でも聞こえてきそうなほどその部屋には言葉が無かった。
人が居ない訳ではなく、ちゃんと一つの長方形の台に一方には2つの椅子、もう一方には1つの椅子に人が座っていた。

そして、1つの椅子に座っている人だけが、物を食べていた。とても美味しそうに、プリンを。
もう一方の2つの椅子に座っている―流星群と流星雲はそれを見守る事しか出来なかった。

プリンを優雅に食べている兄―黒曜石の、その行動を。

『あれって兄さんだけ?』 『一つしか食べてないから、そうなんだろ』
と、この姉弟はお互いに目だけで会話をしていた。

「「あ」」
と、目での会話を終えプリンを見ると残り一口しかなくそれをパクリと黒曜石は自分の口へ運び終えてしまった。

「・・・・・結局くれなかったっ!!」 
悔しそうに台の上でうめく流星雲と、へたりっと台の上で崩れる流星群を尻目に黒曜石は食器を片付けて椅子に座りなおした。

「あのねえ、僕が飛んで帰って来た理由判ってる?」
「「ごめんなさい」」 

「・・流星群は兎も角、流星雲にはきつく言っておいたはずだけど?」
「うっ・・・、何かカッとしちゃって」
流星雲が俯きながらそういうのを、黒曜石は確りとした目で見ていた。

「それが僕らにとっては命取りなんだよ、流星雲。分かっているだろう?今回はそんなにも話が広まらなかったから良かったものの・・、知られたら僕らは一瞬で終わってしまう事を」
何時もの優しい兄とは違い、最後の部分が低い声で言われるために凄みが出て怖かった。

「で、反省は・・・十分かな?」
と、兄が苦笑して流星雲と流星群の表情を見た。

「何にしても僕らは何時いかなる時でも注意をして生きなければいけないから、そこは覚えておくようにね二人とも。」

「「・・・はーい」」

「じゃあ冷蔵庫の奴食べて良いよ。おやつが入ってあるから、それ食べて喧嘩は仲直りしなね」

「「やった!」」

明るい灯がともり、誰かと笑い会って過ごせる事、それがどうして幸せだと誰も気付かないんだろう。

Re:All happiness of the star to you.
DATE: 2009/04/13(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
あのころの話は今では昔話。
―あなたと、私。1と1。出会ったら、2になるように。いつかは0になってしまうのね。


「昔話・・・・そんなせっかく華が咲いたかと思った花を遠慮なく根っこから引き抜くようなこと話さなきゃいけないの?」
と、御室はかなりダルそうに言ってのけた。

「御室さんたとえが凄く生々しいです」
と、突っ込んだのは雨輝の隣りで翁が静かに頷いていた。

「えー・・先輩あります?」
と、クルリと向きを変えて飴玉を無尽蔵に口の中へ放り込んでいる椿人に尋ねた。

「・・・・・特に悪くも無い高校生活だったが?」

「だ、そうだよ。俺も、何かそんな感じでいいや」
と、笑顔で言ってのけた。

「人生、どこで何が起きるか分からないものですね・・・」
と、ポツリと葵野が呟いたのを誰も知らない。

―そして、彼等の非日常は過ぎる。

Re;again !!
DATE: 2009/04/12(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
電子記号の歌姫。
―今貴方が心で思った事、それはどんなことなんだろう。

世の中はサーカスの綱渡りの如く危険だと、彼女は良く思う。

新作の映画の役作りをしながら、台本に書かれてある台詞を見ていると余計にそう思う。

『あの映画は俺は好きですよ、妹も一緒に見たんですけどフランダース並だって言ってました。』

フランダースと並べられて彼女は紙コップ越しに微苦笑したものだったが、ふと自分がこんな風に感情を示したのも珍しいと思った。

結局、私はあの作品を褒められたかったのかもしれない―。

そういう答えに行き着き、彼女は罪悪感に駆られた。

どうしてもっとあの作品の、あの役を愛してやれなかったんだろうか。自分のわずかばかりな誇りの為だけに、1人を、居なくさせてしまったのだ。

演じきれないとは、そう云うことだ。一人の人を演じるからには、そこに命が宿る。

演じきられなければ、それは命さえも宿らずなれの果てを見せるだけ。

「馬鹿ね、私・・・駄作は、私じゃない。」
彼女は一人呟くと、手に持っていた台本を見てそれから電話を取った。

「もしもし?いえ、あの映画の役なら作っているところ・・・ええ。あの、監督の・・そう、電話したいの。番号分かるかしら―?」
どこか、彼女の顔はすっきりとしていた。

Re:first tone
DATE: 2009/04/11(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
闇雲テレフォンコール。
―一つの真実に迫ろうとするたびに、虚構という名の泥沼に嵌る。

今日も、かの人は己が役目を果たしていた。

『では、今日のテーマは「心」というのが果たして本当にあるかどうか、です』

生徒たちの声は一切しないことから、真面目に勉強しているのだろう。

『心は、多義性に溢れていて主に広辞苑では人間の精神作用のもとになるもの、人間の精神の作用そのもの、知識・感情・意思の総体と記してある。』

『昔の人は心が心臓にあると信じていた。だから、英語で心臓のことをハートというのは昔の名残だね。人は今でも、心のあり方などを探求しているし、心というのが如何に大切かが分かるね』

『では、心はあるのか―?』

『自分の考えで良いから、まとめてくるように。それから、この前のデ・ジャヴのレポートだけどちょぉっと気になることがあるから2人、こっち来るように』
目線があったのか、あえて名前は呼ばなかったらしい。

『じゃあ、解散。』

『で、このレポート上手ーく誤魔化してあるけど、中身はまるっきり一緒なんだけど?』
『『・・・』』

『正直に言えば、少し減らすだけで勘弁してあげるけど言わなかったら0だよ』
『お、俺が写しました。丁度バイトが忙しくてレポート終わってなかったから・・こいつの見せてもらって』

『・・・・そう、忙しくなかったらちゃんとやってた?』
『勿論!』

『じゃあ、2日レポートを書き直す暇を上げるから書き直して持ってくるように。ああ、心のレポートもだよ』
『・・・・ありがとうございます、先生!!』

そんな会話が3つある紙コップから流れてきた。

バックミュージックのように静かに流れる誰かの一日が、ゆっくりと彼の部屋を満たしていた事をその部屋の主は知らない。けれど、遠い誰かの一日なんて誰も知らないほうが当たり前なのかもしれない。

でも、当人だけは知っている。それで、今はいいのかもしれない。大切な一日だと気付ける日まで。

Re:To a teacher named respect and affection!
DATE: 2009/04/10(金)   CATEGORY: 店主の宝物庫
ネバーランドの宛先。
―誰だって夢の続きが見たいに決まってる。

楽しくて、面白くて、飽きのこなくて、一生平和で居られるそんな、夢を。

男は不運だった。何時からか、と問われれば物心ついたときから、と答えるのが定番になってしまった。だが、男は自分をさして不運だと思った事は無かった。

トラブル体質で、何かと変な事に巻き込まれやすいのには気付いているしそのせいで、危ない目にあったことだって己が指だけではとてもじゃないが足りない。

けれど、それでも男は思う。どんなに危険な目に会っても、どんなに酷い目に会っても、

夢の中に居るようだと。つまるところ、男にとって夢は一つの素晴らしい絵本のような物だった。

緻密で、美しく、痛みとは無縁な話の世界。

それが男にとっては、男の現実だった。それだけの話だった。だから、男は今日もわが道を行く。

どんなに哀しくも辛い目に会おうとも、男は夢を見る。


カリッ、と音がして鉛筆を持っていた手は止まった。ぼんやり眼に、髪先だけ巻かれた女性はそのぼんやり眼で、今まで書いていた紙の上面を眺めた。

そして、今まで書いていた紙を一枚手に取り手の中で綺麗に丸め、遠くにあるゴミ箱に投げ捨てた。

物語の一編は、器用にゴミ箱から外れた。女性は顔を少ししかめて、天井を見た。

「・・・ミステリーね」

女性は、心の中でそうだったかもしれない、と思い始めた。なら、やる事は決まっている、とも。

てこてこ、と部屋を散策し受話器を取り登録してある電話番号にかける。

「もしもし?社長をお願いできます?」

女性の目は、楽しげだった。

Re:rain voice and woman heart voice
DATE: 2009/04/09(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
妖精の心臓が食われた日。
今晩和・・明日から朝課外でブルーです。

あうあう・・もう直ぐ寝ないと、私明日起きれない・・!

しかも一昨日と今日が丸一日の授業だった訳なんですけども・・・もう駄目っぽ。

あっ、高校生活3年目にしてやっと?委員会に入りましたよ。美化委員・・^p^

何するんだろうって気持ちでいっぱいです。前期だけですし・・頑張りますね!

まだ新しいクラスであっぷあっぷしながらの状態でやってますが・・徐々に・・みたいなのを目安にね・・頑張りたいと思います。

明日とか、丸一日が授業なので多分帰ってきて終わってると思います。

今日も、バタバタしててゲーをやる暇が無くて終わりました・・・・ななどらぁああああああ!!

進めたいのに、何故に!!

昨日は昨日で、色々あってもう・・・・何。この時期に、ロード・オブ・ザ・リングとか借りてきた私が悪いのか・・・。なるにあ見たら何だか見たくなってきてしまったんですよ・・・orz

本当ファンタジーの最高峰じゃないかと思ってます。ナルニアも結構好きですよ。

結構良く思うんですけど、ファンタジーの長男坊たちは、凄く頑張りやさんが多いですよね。

なんだろう、あっちは兄弟の数が半端ないせいかな。2・3人ですよね、平均的に。

頑張れ、兄貴!と思わず応援したくなります。

それでは、お粗末様でした。
DATE: 2009/04/07(火)   CATEGORY: 店主の宝物庫
リスト。
今晩和、桂月です。

今日は巷では入学式が行なわれていましたが・・・色んな新入生の皆様方ご入学お目でとう御座います。

桜も満開で良かったですね。そんな中、桂月暴走していました。

とりあえず、TSU/TAYAに行って『ボク・と魔王』探してましたが・・ここで一回見たことがあったので願いをかけていったんですけど、無かったああああ((泣。

で、希望をもちながら某古本屋さんへ。

意外と掘り出し物的な意味をこめてあるんじゃないかと思ってたら・・・全然無かった。

色んな意味をこめて今年最初の不幸に陥ってるんじゃないかと思ってましたが、神様は捨ててませんでしたね!!ありがたや!!

んでもって、市立図書館で伊坂幸太郎さんの作品の『魔王』を借りよう!と思って探してたらまず最初に伊坂幸太郎という欄自体が無い。

・・・・なんだこれ。と思って、図書館内臓のPCで検索してみたら借りられてたよ。((ぐはっ^p^

今日は、多分から回りの日なんだと思います・・・(ノд-。)

明日学校半ドン・・?だと思いますが、頑張ってきますよ。わーい半ドン。でも、金曜日からガチの授業なんです・・・あ、オワタ。

お粗末様でした。
DATE: 2009/04/06(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
喋るのも億劫で。
「だからって、何で豆腐なんですか!」
図書館という暗黙のルールがかせられている場所で彼は声を抑えながら怒った。

「ことわざの通りするのがベストじゃない、やっぱり」
「ことわざっていうより、あれは悪口なんじゃないですか」
自信満々に言う楠本とそれに対して事務的に言う梔を榎本は、大声で怒りたい衝動に駆られた。

「というかその実験続けるんだったら楠本さんの教授さんに止めさせるよう直談判しに行きますよ」
「えっ、榎本君教授と知り合いだったけ?」
「たまに、ここを利用されるんですよ」
「へー・・てっきりあの本だけしか読まないのかと思ってた」
「あの本?」 榎本が首を傾げると、今まで口を瞑っていた梔が口を開いた。

「最近有名な作家の2作品目です、タイトルは忘れましたが。教授はソレがお気に入りでそればっかり読んでいるんです。」
「・・・最近、有名な作家?」
「『トラブルトークショー』を書いた方です」
それを聞いた瞬間榎本は驚いた。
彼女の2作品目を榎本は読んだ事があった。だが、あれは理解できなかった。

異質、それに尽きる話だった。誰かも分からない誰かの生い立ちが語られ、同時に自分が一体何なのかが判らないという底からの本音がぶちまけられた、誰かのお話。

それをずっと読んでいる、ということは多分分かるからなのだろう。その、真意が。
会話も相手の言葉が理解できて始めて会話となるのと同じように。

「おーい、えーのもーとくーん、意識が何処か行ってるよー?」

「あっすいません・・で、本探しに来たんですよね?」
「うんそうなんだけど、梔が物理の本のコーナーにさっきから行きたそうにそわそわしてるから、そっちからでいいや」
「なっ?!」 梔が驚きに声を上げた。ああ、人間っぽい動作。

「いつ物理のコーナーに行きたいって言いました?!」
「いや何か我慢してる的な顔だし。ここ案内してもらわないと普通に1時間とかさまよう図書館だし。いきたいなら行きたいって言っといた方が後々都合良いよ?」
「うっ・・・・・」
「物理のコーナーだったら、案外言語のコーナーに近いんで寄れますよ」 「ほら、」
「・・・・少しだけ、寄りたいです」
「よし、決まり。じゃあ、榎本君案内して」 「了解です」

彼女にあったら、2作品目の事を聞いてみようと心の中で決めた。

Re:I came to reach only you.
DATE: 2009/04/05(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
隣りの芝は青くない。
昼時の図書館の司書室ではこんな会話がなされていた。

「そういえば、楠本ちゃんは何かで・・表彰されてなかったかしら?」
おっとりと言ったのは、長年この図書館で勤務している司書の人だった。

「ああ・・確か理系の学問で取ってましたね」
そう答えたのは、この図書館の中で一番の新米の榎本だった。

「凄いわねえ・・理学とかでの表彰って中々取れなさそうな気がするのだけど」
「本人曰く、取れちゃっただそうですよ」
「楠本ちゃんらしいわ」
ふふ、とわらう姿は近所のおばあちゃんを連想させた。

「大学の方では”ジーニアス”ってあだ名で呼ばれているらしいんですけどね」
「・・・横文字分からないの」
困った顔で言われたので、苦笑しながら説明する。

「”ジーニアス”って言うのは日本語で天才って意味ですよ。皮肉なんだか、本気なんだか」

「どうなんだろうね?」
「前者な気が僕はするんですけどね」
「天才って、不便ね」
「・・・楠本さんの場合層は見えないのが不便ですけど」

「今日和!!」 「わっ!!」 「あら、今日和」
いきなり声をかけられたせいで驚いてしまい、後ろを振り返ると楠本が居た。

「どうしたんですか、いきなり。っていうかここ関係者以外立ち入り禁止ですって」
「いいじゃない、榎本君。細かいこと言っちゃ駄目だよ」
「結構大雑把な事なんですけど、あれ未だ大学あってる時間じゃないんですか?」
愛用している腕時計の時間を見るとお昼を少し過ぎたくらいだった。

「うん、サボリ」 
「何真面目に不真面目な事してるんですか?!」
「冗談だよ、先輩に教授には伝えてもらえるよう頼んだし。今日は後輩と一緒なの」

「後輩・・って?」 「おーい」
手招きされる人は怪訝そうな顔をして司書室に入ってきた。

「先輩ここ関係者以外入室禁止ですよ」
事務的に言うその人は未だ話が通じるらしい。

「大丈夫だってこの何かさえない顔している人が榎本君。」
「サラっと失礼な事いいましたね」

「人生気にしないことが大切だって!で、こっちが大学の後輩の梔」
「梔です、初めまして。帰って良いですか?」
「今来たばかりじゃない」

「実験ほったからしにしてます」
「その実験をぶっ壊したのアンタでしょうに」
「本当に人は豆腐の角に頭ぶつけたら死んでしまうのか、なんて実験は実験じゃありません」
「そんな実験してたんですか?!」

「してたよ、愉しそうじゃない。ある意味凶器にもなりうる豆腐・・・素敵!」
「何処が!?」

Re:The tornado that two geniuses created.
DATE: 2009/04/03(金)   CATEGORY: 店主の宝物庫
x=?
―ひとつの物語に幾つもの分岐点があるとして、物語が幕を引き終わり、分岐点全てを見ても、貴方はソレが、最高のハッピーエンドだったといえるのだろうか。

「要するに、何!!」
女性は怒ったような口調でいい、バンッと机を叩いた。

机を叩いた衝撃で、机の上に置かれていた実験道具などが少しぐらつく。

「おいおい・・楠本は何怒っているんだ?」
「相方が分量間違って、楠本の課題をぶっ壊したらしいです」
「うあちゃー・・、やっちゃったか・・遂に」
「遂に、ですね」
別の一角で、コーヒーカップを片手に飲んでいた人とそれを渡していた人はひそひそと喋った。

そして現場。
「すいません」
淡々と言う相方の言い様は、事務作業をするような感じだった。

「すいませんで、済んだら警察要らないの!」

『何か、それもそれで間違『いいから、黙ってなさい!』うぐっ』

「警察が要らない・・?警察は、市民を守るために少なからずとも必要だと思います。楠本先輩」

「言葉の綾って物を知らない?」

「・・・専門外です」
バンッ、と音を立てて楠本は机に突っ伏した。それを又もや事務的に大丈夫ですか?と問われている。ガリガリと、楠本の爪が机を引っかいていたが実験台の机は無傷だった。

「・・ふっ、いいわ。専門外って言うんだったら専門内にさせてあげるから!」
「遠慮しておきます」

「その日本人たる謙虚さは何処かに捨てなさい」
「これを捨てたらあんまり良い所が無いので」

「自覚はあったんだね」
「少しくらいないと駄目かと」

『おーい、いい加減その変なサミット止めろ―』 

「先輩、言葉の綾を教えに図書館行って来るので教授には何か適当に言って置いて下さい」

「へいへい、行ってらっしゃいませ”ジーニアス”」
バンッ、と実験室の扉が物々しい音をして旅人を通した。

Re:A strange genius and a common genius. ((←変わった天才と普通の天才。
DATE: 2009/04/02(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
出かけるとしましょうか。
いわゆる世界、それはどんなに広くどんなに狭いことか、知る日はやがて訪れる。

クルッと彼女は手に持っていたボールペンを回転させ自分の気を紛らわせた。

そう、目の前に高さという連なりをもって自分を圧迫させる―原稿用紙から。

「むむ・・・・」 
彼女は小さく唸った。

この職に就いてから毎度思う事で、書き始めというのはどういう具合に始めればよいのか分からない。

書き始め、というのは誰か名前しか知らないような相手の家を最初に尋ねる時のようだと思った。

どうしよう、と人並みに悩む時なんてこんな時くらいだろうな、とも彼女は同時に思う。

彼女が悩む時なんて殆ど無い。

何しろ彼女は次が分かるのだから。次が来る前にその対処をしておけば、大きな問題など些細な石ころのような相手をこけさせる確立が極めて低いようなそんな問題にしかならない。

故に彼女は悩まない。

けれど彼女は次が読めなくなったとき、彼女は人知れず相手が思うよりもかなり悩んでいる。

だからと言っては何だが、そんな『悩み』は貴重で大切だった。

人知れず自分を『人』にさせてくれる人が。

彼女は手に納まったボールペンを見て、まだ何もかかれていない原稿用紙の真上にペン先を当てた。

さあ、誰かに会いに行こうか。その誰かもまだ分かっては居ないけど。

出会えば、きっと愉しいはず。

『―行き先は決める物ではないわ、出会うものよ』

Re:ok, to the world that I do not know by sight.
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