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DATE: 2009/05/31(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
光也自論。
Re:The shadow of the memory to occur at the same time.

((↑重なる思い出の影。

今日和・・桂月です!無事文化祭終わりまして、明日代休でお休みです・・嬉しいな!

これといって、何処かへ出かけるという予定も無いのでこのまま引きこもり状態なんですが。

そういや先ほど攻略サイトを見ながらななどらのミッション1個コンプリートしてきましたああああ!!

やっほほーい!!インビジブル倒せましたよ!!10ターン位だったかな・・。

なんか、指定LV40なのに何時の間にかPT60だったしな・・・。れべるうpしまくりです。

で、それから何をすれば良いのかサッパリなので二軍を地味にLVうpさせようかなとか思ってます。

今二軍のLVが結構マチマチで平均18くらい・・?かな。

PTメンツが姫・騎士・闘士・治療師ですが・・!治療師モルちゃんです・・ウチではピアニカと言う名前にしておりますが・・・!モーション可愛いですよ、この子。

二軍の攻撃核の闘士と騎士がやたらと死亡フラグが立ってしまうので、治療師ちゃんの技をどうにかせねば・・!と慌てております。

が、頑張ってクリアするんだから・・・・!結構時間掛かってるけど!

んでもって、私S・RPGは苦手なのかもしれないと地味に思ってきてます・・そんなフラグを誰か叩きおってあげてください。

てぃあくらいすマジで気になるなー・・・。

それでは、お粗末様でした。
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DATE: 2009/05/29(金)   CATEGORY: 未分類
365日と2/1の夕暮れ街。
―貴方に出会えたこと、それで私の幸せは尽きたけどそれで私は満足でした。

何かが産まれる瞬間は酷く呆気なかった。

かくいう自分もそうだったと思っている。必然の上に生まれ、必然の上に在るのだと。

自分を見える騎士と出会ったのは産まれてすぐの事で、出会ったときから騎士はめそめそと泣いていた。毎日毎日あきもせずに泣いていた。

しかし自分にはその騎士が何が悲しいのか、尋ねる言葉が無かった。

意思疎通が取れるようになるにはしばらく時間が掛かったが、それでも彼の泣き虫があの一件まで終わる事はなかった。

そして、おそらく彼をとどめで変えたのはこの国を治める暴君の気質だろうか―

「それにしても、ウィリアム以外には見えないってのも難儀だよなあ」
彼は何処かへ行く予定だったのではと最初はそんな疑問が出てきたが、今は消え去った。

質問に首を横に振ると、「そうなのか?」と尋ねられ、縦に頷く。

「そうか。互いの意見が0から10まできっかり合うなんてことは結構ないことだし、別に構わない。10人居れば10人分の意見が出る。だからそれでいい」

もしかすると、彼は懐が大きいのかもしれないと思いながら暴君の話を聞く。

「それにだ、統一するなんて無理な話だ。周囲を見ればそれが良く分かる」
何故だか、苦虫を噛み潰したような顔をして言う。だれを思い出したのだろう。

「自分の人生の主役は自分だ。物語も、俳優も、場所も、時代も、なにもかもが自分でやらなきゃならない。だからこそ、無駄に出来ない。後悔なんて二文字俺が王で居る限りこの国の奴等に使わせてたまるもんか」

ぴたりと止まり暴君を見る。白レンガの家の後ろから差し込むオレンジ色の夕日が暴君をたたえていた。

暴君がこちらを見遣り外套を被っている頭に手を置いた。

「勿論、お前にもだ夜。お前という名前の主人公と人生という名の物語を、楽しめ!」

にかりと笑う暴君を見て、ああなんて恐ろしい人なんだろうと自分は思った。

たった、一瞬で、いや、一瞬という時間よりも、少なく、こんなに、容易く、人を、救うんだろう。

自分は、夜。産まれた理由は知らない。今ここにある理由も知らない。

けれど何も無かった自分に名前をくれた泣き虫な騎士と人生を楽しむ権利を暴君が教えてくれた。

―ああ、素晴らしき この 世界。

Re:night of world
DATE: 2009/05/27(水)   CATEGORY: 未分類
グロオウィングダークネス。
―私が生まれた理由を誰かが知っているなら、それは教えないで。

”夜”は”昼”と対を成していた。

夜と呼ばれた時間がくれば出で、昼と呼ばれた時間がくれば没する、ただそれだけ。

意味など無い、自然のことなのだと受け入れるべき事なのだと、いう声が何時でも聞こえる。

願いがあるとすればたった一つだけ。

その声を、その叫び声を、どうか止めて欲しい―たったそれだけ。


石畳の続く道を一人歩く頭を覆い隠すような外套は極めて人目につきやすいのに誰もその人を見なかった。

昼に夜が見えるだろうか。といっても夜になったからと言って、その人が見えるわけでもないのだが。

唯一昔から知っている騎士は昼も夜も関係なく自分が見えたが。

それでも、あの叫び声が終わる事は無かった。

誰か、誰か、助けて、と今にも叫びたいのに、叫ぶ声も自分は持ち合わせていない。

カツっという音がその人の声以上に響いた次の瞬間にポスンという音が聞こえ初めて上を見上げた。

そこにいたのは、間違いなく―・・・

「気をつけて歩け―・・ん?夜じゃないか、ウィリアムはどうしたんだ?」

暴君と家臣に恐れられ、国民に愛されている、なんとも不思議な王が眉間に皺を寄せ立っていた。

Rewhy born night
DATE: 2009/05/23(土)   CATEGORY: 未分類
テノーラとイヴニアラ。
たとえその場所がどんな場所であれ、考え方一つで変わる物だとテノーラは思い自分の故郷を捨て、ここへとたどり着いた。

そこでまず出会ったのがイヴだった。

彼女の本名はイヴニアラというのだが、その国の暴君であるアーサーが初めて店を訪れた時に発音しにくいと文句をいい短縮し今になる。

イヴはその時のことを未だ根に持っているのか、アーサーには善人ではない。イヴはやたらと強かった、それと同時に暴君さえも凌駕するけんか腰だった。

そのため、俺はイヴに店員であると同時に自警を頼んだ。すると彼女は了承してくれ今になる。

この国でいい人とも出会えた。何処かに出かけて美味しい料理を二人で食べたりして今になる。

アーサーさんはどうして俺が故郷を捨てたのか聞かない。

聞かれれば話すと言う事も俺は別に構わないが、この国に住みたいという願いをアーサーさんは聞き届けそして叶えてくれた。

店を出すと何があろうと必ず一週間に一回はやってくる。そしてイヴとアーサーさんの会話の応酬が繰り広げられる。毎回見ているが飽きない。今になる―


「あの、イヴさん・・・」
「どうしました、ウィリアム?」

「僕確かナポリタンを頼んだはずなんですけど・・・」
「・・・・、ウィリアム安心して下さい」
「・・・・?」
「ソースが違うだけで、パスタはパスタです」
「!?」

「ウィリアムとりあえず食っとけ、テノーラが不在じゃ作り変えようにも作り変えさせられない」
「アーサーさん潔いですね、今日はテノーラさんフランシスさんの新作の舞台を奥さんと観にいったんですよ。しかもナポリタンの作り置きは無いんですよねー」
「ナポリタンはもういいけどな、俺はまともにテノーラがここに居るのを見たことが無いんだが」
「僕もあまり・・」

「そりゃそうですよ、私も見たこと無いですもん」
「「!!」」

今になる。

Re:The story of a tyrant and a crybaby knight (a night story) and the salesclerk.
DATE: 2009/05/21(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
帰って来た誰かさん。
「偶然だとか奇跡だとか説明の仕様の無い何かを人は求めすぎだし、頼りすぎてるとは思わない?

そんなに上手い具合に世の中進んだら、困ってる人なんて世界の端から端を探しても居なくなるよ。

俺がどうしてこんなに説教じみた事を言ってるのかって?それよりも自分の事を心配した方が良いよ。

君は今こう思っているんじゃない?誰か、自分を助けてくれる人が来たら良いのにって。

でも君を助けに来ると言う人は、結構なこと危ない橋を一緒に渡って落ちる事になるんだけどね。

それにだよ、良く言うだろう?

運命の女神は微笑まなかった、ってね。結局頼れるのは、自分だけさ。今度はそのことをちゃんと覚えておいた方が良いよ。

じゃあね」

業。

メラメラと燃えるトランクの側に、失神した男が倒れていた方向から、黒髪と黒い目の男性がすっと姿を現し、目の前の男を確認した後に散々喋っていた男の元に近寄っていった。

「あ、先輩遅かったですね」
「道が入り組んでいて倒しながら進んだら案の定、な」

「さっきの音ビルが倒れる音だったんですか・・、ああトランクのブツは御覧の通りです」
そう言って、燃えている最中のトランクを指差した。

「先輩の方は、どうでした?」
「手錠をして掴まえてはあるから、後は連絡するだけだ」
「じゃあ、とっとと連絡して終わりましょう、疲れました」
「同感だが、御室」
「はい?」

そこで初めて黒髪の男性は、名前を読んだ。御室は何です?という。

「偶然は嫌いか?」
「・・・押し付けられたって感じがして好きではないですね」

黒髪の男性―椿人はそれを聞くと歩き出して言った。

「奇遇だな、俺もそう思う」

それを聞くと御室は、一度固まり次の瞬間には笑い出していた。

Re:A definition to accident of two King of Men.
DATE: 2009/05/17(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
うらみざらまし。
今日和、お久しぶり桂月です。

テスト遂に三日後な訳ですが現実逃避スイッチ入ってて上手くままならない状態となっております。

な、訳でずっとイナズマイレブン見てました。金曜日に再放送があってて優しいです・・!

ようつべでかなり先まで見てきたのですが、かなり楽しい・・帝国と戦国のメンバーが個人的に好きです。

やばいです。ゲームで続編が出るとの事ですが、10月1日っていう・・うおおこれきたんじゃね??

ていうか、私今月末にKHが出ますね。機関好きは普通に購入してしまいそうな雰囲気漂ってます。

気になるゲームタイトルが続々と出てて嬉しいなあー。

あっ、そういえば今パソコンのウイルスが出回っているそうで・・GENOウイルスだったかな?

大手から個人サイトまで色々だそうなので、ご注意くださいとのことです。

それでは、逃避スイッチをオフにそろそろしなければ・・勉強頑張るぞ・・・お?

お粗末!!
DATE: 2009/05/14(木)   CATEGORY: 未分類
答えあわせの間違い合わせ。
―泣いてしまうの?それなら、それは未だ取っておいて。来るべき時のために、ね。

榎本は出勤場所である図書館へと向かっていた。

すると一枚の紙を見ながら歩くあの女性を見た。ふとあのことを思い出す。彼女の、二作目の本の事を。悩んでいるよりも足が先に彼女のもとへと向かっていた。

「・・・あら、今日和」
「今日和、久しぶりですね」
「そうかもしれないわ、最近はずっとジャンルの開拓をしていたから」
その言葉を聞いて、榎本は驚いた表情をした。

「ジャンルの開拓って言うと・・何かジャンルを広げるんですか?」
「ええ、ミステリーを開拓しようと思ったのだけれど、貴方はコレどう思う?」
手渡された紙を見ると、洋館を背景としたチラシで見出しが『ミステリー館のミステリー貴方は解けますか?』というなんとも胡散臭いものだった。

「・・こちらに行こうとしていたんですか?」
「というよりも、行くを前提として考え中なの。後は、彼が了承してくれるかだけれど」
「もっと、別な所とか」
そう榎本が言うと、女性はぼんやり眼を榎本へと向け一言。

「胡散臭くない所なんて、ミステリーじゃないの」
うぐっと榎本はその言葉に詰まった。確かにそうだ。ミステリーに欠かしては成らない要素だと思う。
誰だか分からない犯人、煮詰まる謎、そして何より胡散臭さがエッセンスになる。

「それ、もしかして担当の人も言いました・・?」
「一昨日に、話したら同じ事を言われたから」
ああ、やっぱりと納得する。彼の落胆が手に取るように分かったので心で合掌した。

「それで何かあったの?」
女性は至極当然にそう聞いた。言葉を濁していればぼんやり眼が見つめる。

「・・・その、です、ね?二作目、のことなんですが」
「・・・二作目って、どの話だったかしら?」
女性はそう聞いた事に榎本は首をかしげた。作品順を覚えていないのだろうかと。

「ええと・・・『私は自分が何なのか分からない』という、台詞が会った奴です」
それを聞いて女性は、ああと納得した表情を少し浮かべると

「あれはね、ただ書いたの」
「・・え?」
「ただ書いた。それだけ。誰かに共感してもらったり、認めてもらえなくたって、それでいいの。」

じゃあ、と榎本は続けた。心が、重く感じられた。
「あれは、フィクションなんですか?」

女性の話は実話を登場人物や内容に少し虚構を取り入れた物だった。そんな話が特徴だったからこそ、榎本はふと思った。

もし二作目が本当にあった実話ならばこの主人公はあの言葉をはかねばならない程、何が―

「答えられない」
女性の目を見るといつものようなぼんやり眼ではなく、確りとした眼だった。

「え?」
「答えられない・・それと、もう行かないと仕事に遅刻するわ」
「えっ?!あっ・・・・本当だ。すいません、色々やぶから棒に」
「いいの、それじゃあお仕事頑張って」
「はい」

過ぎ去っていく女性を見て、榎本は一人罪悪感に駆られていた。一つの正解とともに。

Re:not always answering is right. ((←答えることが何時も正しいとは限らない。

懇親の力を込めて榎本さんに登場。これかいてるだけで異様に時間食われます。

でも書いておきたかった話。長文お付き合い有難う御座います。

で、こっちが本題なのですが。今週のばさらを今朝見てたらあまりのちょうそかべともうりの名前の連呼に朝から倒れそうになりました^p^スタッフGJ!!! いや、もうこれで一日乗り切れたといっても過言じゃありません。
水曜日に二人が早く出てきて欲しいなとこっちでばさら見れることを教えてくれた友達に話してたので、正直心読まれすぎてて危ない人になりそうです。日本語可笑しい気が・・・っ。
それにしても名前連呼は本気で・・、どうしような感じに。出ますよね、出ますよね・・!?

長政とおいち様にしてやられました。泣きますよ、朝から。学校行く前なのに泣きますよ。あれは。

してやられた週でした・・なんてばさら。個人的に水曜日は、神日だと思いました・・素敵。

来週楽しみですた。それでは、試験勉強頑張ってきます~!お粗末!
DATE: 2009/05/12(火)   CATEGORY: 店主の宝物庫
歌い終わった歌の続き。
―小さなメロディを誰かが口ずさめば、誰かを支える糧となるだろう。

周囲の概観を丸ごと無視した張り紙をベタベタと張り捲くられている塔がそこからは見えた。

そして、そんな所の会話はこんな物だった。

「おいおい・・サオイそれは瑪瑙にその男が惚れてんだよ」
呆れたような、楽しんでいるような声がそういう。

「そうなんですか?」
何処までも淡々とした声が部屋では響く。

「そうだと思うな・・それにしても瑪瑙にも華々しい時代が来たなあ・・」
「華々しいんですか?」

「普通はまあ・・珍しくもないかもしれないが、あの瑪瑙だぞ?瑪瑙。あれに惚れたはれた抜かす奴が居る時点で俺は素晴らしいと思う」
話すにつれて含み笑いなどの声がしているからして、この声の主は面白がっていた。

サオイはじっと声の主を見ると、それで?と尋ねた。

「何もしないさ。とりあえず経過を見るだけだな。これでとんとん拍子にゴールインとかになったらそれはそれでまた面白いから俺的には何の文句もない。寧ろハッピーになってくれという感じだな」

「・・・不思議ですね」

「そうでもないけどな、まあ・・その時はお前もおめでとうの一言でも言ってやると良いさ。」
「了解しました」

「で、どうだった?例の場所は」
「順調です、けれど最悪です」
「・・・・始まるか、やっぱり」
声の主は、落胆の色の声を出し背後に広がる不思議な世界を覗いた。

Re;The day when you were over.
((↑貴方が終わった日。

今晩和桂月です。勉強からの逃避行であります。

とりあえず流星雲とかの話はここで終わり。色々話を弄くりたいけど、弄くるネタを思いつくのが毎回試験前なのでいじるにいじれないっていう。

とりあえず来週まで頑張るぞ状態で行きます・・!短いですがお粗末様でした。
DATE: 2009/05/10(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
アンサンブルナイト。
『ある人は出会い、ある人は別れた

今生の別れだと、一生の幸せだと、お互いに語り合いながら

そんな日がやってくると信じながら歩く事の何処に、悪が潜んでいるのか。』 一部抜粋。

「かの偉大な先生もこう言っていることだし、ミステリーに挑戦しようと思うの」
知っている者からすれば彼女の口調は何時もより楽しそうだった。
ぼんやり眼に、髪先だけが緩くまかれた女性は向かい合って座っている男性にそう切り出していた。

「その、ですね先生・・?ミステリー本気でやるんですか・・・?」
男性は再度確認をしていた。出来うるなら信じたくないと言うような顔だ。

「決めたの」 女性はぼんやりとした目ではっきりとそう言った。

「気持ちは分かりましたけど・・・・なんでミステリーなんですか?」
「色々開拓した結果なの」

「・・ミステリーは結構開拓できない部類じゃないかと思うんですけど」
「でも開拓できたの」

「・・どんなミステリーをかかれるご予定なんですか?」
「それは決まってないの」

「へっ・・・?決まってないって、プロットとか出来たから呼び出したんじゃないんですか?」

「違うの、これから考えるために・・・ここに行こうと思って」
彼女は脇に置いてあった小さく畳んだ紙ッペラを広げ男性に掲げてみせる。

「『ミステリー館のミステリー貴方は解けますか?』・・・先生辞めましょう!ここは絶対駄目です!」
男性は心の底からと頼み込んだ。

「社長にはOKを貰ったのだけど・・?」

「もっと駄目です!!第一胡散臭さ全開じゃないですか、怪しいです危険です!」
「・・・・・そうかしら?」
「そうです!!」
むーという具合に女性は悩んでいる間に男性は心を落ち着かせようとする。

「もっと別な所がありますだから探しましょう!ここじゃない、胡散臭さの無い所へ!」
そう男性が言い終わると、女性はぼんやり眼で男性を見て、ぽつりと言う。

「それじゃ、ミステリーじゃない」
それが女性が発した男性に敗北をさせた言葉である。

Re:what is the her mystery.
DATE: 2009/05/08(金)   CATEGORY: 未分類
嘘かもしれない。
―どうして分からないんだろう。真実も嘘も同じ、口という部分から発せられると言う事に。

紙コップから垂れ下がる糸は人の目には見えないくらい小さく振動していた。

そして、紙コップの口の部分からはこんな声が聞こえていた。

『イヴ、またお前は変な物を拾ってきて』

『変な物じゃないですよ、店長。ただの、コップですって』

『といってもなあ、ウチじゃこんなの使わないぞ』

『大丈夫ですよ、私が使って後で捨てますから』

『一応きちんと洗剤で洗って使えよ・・?』

『はい、勿論。ああ、それとクラブサンドとリンゴサラダの注文が入ってます、アーサーさんから』

『はいはい、そういやお前あの人と仲良いよなあ』

『いいえ、悪いです』

『はは・・、まあいいや。とりあえず造っておくから来たら渡しておいてくれ。じゃあ、今日も一日頼んだよ。』

『はい店長』



『で、テノーラの奴は又おまえにまかせっきりで出かけたわけか』

『はい、今日は奥さんのお誕生日らしいので贈り物を買うのとそれとご馳走を造るんだそうです』

『はっ、要するに尻にしかれてるんだろう』

『隣りが寒い人は、言う事もわびしく聞こえますよ。アーサーさん』

『五月蝿いイヴ!』

Re:thank eve.
DATE: 2009/05/06(水)   CATEGORY: 店主の宝物庫
聞こえない。
舌切り雀は自分の舌を抜かれた次の瞬間一体どんな言葉をはいたのだろう。

「やっぱり罵倒じゃないの?」
軽い口調で言ったのは大学から帰り途中だった楠本だった。

「ですかね」

「そうだよ、だってあんまり悪い事してないよねあのスズメ」

「確か、そうだったと思うんですけど昔話なんて小さい頃以来読んでませんからね・・」

そう言うと楠本はきょとん、として「じゃあ、何で今さら?」と聞いた。

「何となしに、です」

「・・・・ふーん、」

空を見上げてみればオレンジ色の空が黒色になり、夕闇になりかけていた。

ぼんやりと魅入っていると「もしかしてだけどね、」と隣りから声が掛かる。

「確かに、すずめはおじいさんに助けられて糊をうっかり食べておばあさんに切られた事を一瞬でも怨んだかもしれない。そりゃないだろうって。」

「けど、それでもすずめはおじいさんを怨みはしなかったでしょ。助けてもらわなかったら、舌なんて抜かれる事なんて無かったかもしれないのに。」

「それは、本末転倒だからじゃないですか?」

「スズメはそうも言えないじゃない。でもやっぱり悔しかったんだろうね、贈り物のどっちかは、化け物入りだったんだし」

ふふっと笑いながら、楠本はてこてこと自分の先を歩く。

『―私は自分が一体何なのかが判らない』

小説の中の言葉は、やっぱり彼女の言葉なんだろうか。

「幸せ、なのかなあ・・・今」

空にはあんまり星が出ていなかった。

Re:A complicated answer.
DATE: 2009/05/04(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
寛大なるテノーラ。
―道をしばらく眺めたならば、行かねばならないっていうことはとても辛い事。

ガラリッと戸をあける音が玄関からしてお客様だろうか、とててっと向かえば兄さんが何故か手に一つ中くらいの金魚鉢を持って帰って来ました。

じっと金魚鉢を私が見ていることに気付いて兄さんは呆れたように私を見た。

「光也、間抜け面は自分の部屋だけにしておけ」

「間抜け・・・、兄さんその金魚鉢一体どうしたの」

私がそう尋ねれば「良く分からん」と言いのけたので兄さんの言う間抜け面になった気がした。

「意味が分かりません」
「俺も分からないのに、お前が分かったら賞賛ものだ」

「馬鹿にされている気がします」
「していないさ、問題はこれを本当に使って良いのかだな」
そう言い、金魚鉢を色々な方向から見る。怪しげなものなんだろうか。

「危なげなものでは無さそうだが・・・俺が貰ったと言う時点で危険か・・?」
呟きなのか知れぬ声をとつとつと呟きながら兄さんは自分の部屋へと向かっていく。

追いかけてその呟きを聞いた方が良いだろうか、と思ったがその前にお茶などを持っていこうと思い調理場に急いだ。

『それで、旦那はその金魚鉢を受け取ってしまわれたんで?』
涼やかな声が部屋中に響き渡るというのにその部屋に居たのは美里だけだった。

「ああ、何か金魚鉢に呆けている間に親父が神隠しなぞに合ったように消えてしまってな」
『珍しいご体験をされたようで』

「珍しいで済めばいいんだが・・」
『手前はこの通りで御座いますし、おそらくは大丈夫だと』

「何かあってしまったら、どうする」
『その時は、その時で御座います』

ぎろりっと睨まれ橙色は内心冷や汗をかいた。失言だったかもしれない。

そう思っているうちに、美里は部屋から出て何処か橙色が見えない世界へと、歩んでいった。

Re:インビジブル・ワールド
DATE: 2009/05/03(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
金魚坂の話。
―忘れ形見、誰ぞ忘れてくれますな。

チリンと秋に入ったというのに、夏の風物詩はまだその存在感を知らしめていた。

そしてせっかく大学が休みだと言うのに、なぜ俺がこんな所をフラフラとしているのかと言えば家が反物屋であり出来上がった商品を持っていくよう任されたと言う訳で。

―畜生め、暑いじゃないか。と心の内で秋に夏の置き土産をしていった太陽にさえ毒づいた。

至る所から吹き出る汗を片手にぶら下げている風呂敷に注意をしながらぬぐった。

そして、眼前に広がる何処までも続く坂道を捉えた。

―畜生。

この坂を越えれば、注文先なのだが長いと急勾配という嫌な2拍子を揃えたこの坂は俺にとって最悪なものに見えた。いや、誰にでも見えるか。

ふうっ、と気合を入れて上り始める。

ボタ、ボタと汗の落ちる音までが聞こえてきそうなほどであった。

チリン、と風鈴の音が何処からか聞こえて何処だ、と辺りを見回すと露天商が居た。

こんな急勾配な所によくもまあ、商品が滑っていかないものだと半ば感心してみていた。

「もし、そちらの御仁」
辺り一面を確認すると俺しか居なかったので、何でしょうと答える。

「よければこちらの金魚鉢なぞ、いかがで御座いましょうか」

「生憎と、俺は今金を持っていません」
そう言うと、露天商の親父は薄く笑いながら、いえいえという。

「金など取るつもりは毛頭御座いませんや。使っていただければ―よろしいので」
すっ、と親父は自ら立ち上がり俺のところまでやってくるおそらく一度も使われていないであろう金魚鉢をよこした。

俺がしばらくその金魚鉢をまじまじと眺め、礼を言おうと顔を上げると其処に露天商の姿は無かった。

「・・・物の怪の類か、それとも―」
夢であったんだろうか、と思ったが手に持たされていた金魚鉢がそれは違うと証明した。

半ばため息をつきながら、片手に金魚鉢を持ち風呂敷をしっかりと握りなおし配達先へ急いだ。

Re:if you were not remember
DATE: 2009/05/01(金)   CATEGORY: 未分類
頑固鬼灯。
―夢見がち、天狗、かの人を例えるのに一番正しい言葉は何処に落ちているんだろう。

暴君が治めたる国は、暴君と呼ばれる割には治安も良い国であった。

「だからよ、何で竜を倒さなきゃならねえんだよ。人間何様だ、ド阿呆共め。あいつ等だって生き物だ。少しくらい広い心の棚でも作って出直してきやがれ。」

男性のような名前を持つ女優は今日も舞台の上で誰かを演じていた。

「―貴方がソレを望むのなら、私もまた一緒に進みます」

囁くような声でしか喋らない脚本家は薄暗い明かりが照らす女優を見ていた。

「―・・・・・だから進める」

暴君さえもを凌駕するといっていいカフェの従業員は今日も絶好調だった。

「金目の物を置け、ですか。・・・そうですか、金目の物・・・例えば賞金首とかですか?」

弱虫な騎士は、暴君を目の前にしながら自分の隣りに居て他人には見えない夜に話し掛けていた。

「夜、怪我はない?・・僕は平気だよ、うん。・・やっと進めたね」

「おい、聞いてるのか。そこの・・・えーと名前なんだお前」
「あっ、えと、その」

「はっきり言えよ・・・ん、隣りのはお前の仲間か?」
「え?」

「いや、そっちの黒いのだよ。一応この竜は討伐はしないが働かせたし・・何より竜にたった二人で失神するまで追い込むなんざ中々の力量だ。それとも、何かお前さん達は自分の名を忘れたか?」

「そんな事ないです!・・・・僕の名前は、ウィリアムといいます。こっちは、夜。」

「ほおーウィリアムに夜な、今回の事については大儀であった。この国は俺一人では支えきれん。お前のような騎士やそこの夜のような者、そしてお前達が街中で通り過ぎてしまったようなものにこの国は生かされている。」

「ともに、この国と生きよう。我等が一人としていなくなるその時まで」

「はい、アーサー王」

Re:limit of end the country
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