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DATE: 2010/04/29(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
ほたるあめ。
神様の歴史を含めると真っ先に泣く事になるのは日本とかの漢字圏じゃなかろうかと思ってます。

少なくとも一人として名前が読める神様が居ないです・・。なんという日本の神様ズ。

で、昨日読書欲がふっと高まったので図書館へ本を借りに行ってきました。

したらば結構豊作でしたよ・・!来たねこれ!

以下借りた奴。

・毒草師 高田崇史
・カラフル 森絵都
・きつねのはなし
・走れメロス
・太陽の塔  森見登美彦

毒草師はかなり来たかもしれないです・・!これ楽しい!そして、西田君への扱いの酷さが楽しい・・!

一応このシリーズはもう一個あるらしいので2作目の存在を知らなくて私借りれてないwwまさかの面白さでした。一応ミステリーだと思います分類は。

森見さんのきつねのはなしが、作者が森見さんなのかと思う程雰囲気が違います。

本当に背筋をそそっと冷たい空気が流れるような雰囲気です。私は最初の話しと魔が好きでした。なんだか新たな森見さんがかいま見れる作品だなあと思いました。

走れメロスは以前高校の図書館で借りたのですが、やっぱり楽しかった。芹名と芽野の話が異様に好きな私です。

『彼は来ないよ』と彼らなりの友情をもってして断言する芹名が男前過ぎる。かと思いきや百物語の絶叫・・、良いです。

因みにモチーフは走れメロスです。後百物語も好きです。この本は手元に置いておきたい・・。

なんだかんだで本はやっぱり楽しいですね。

カラフルは予想通りで・・・楽しかったです。あそこの家族全員可愛いんだよ、という結論に早くも達しました。

映画も楽しみです。

ちなみに明日学校で、バイトです・・ふふ・・・終りましたね私(笑顔)

GWの予定?そんなの、無いに決まってる!((くわっ

じめじめと過ごしまするぞ。ふふふふ・・!では!
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DATE: 2010/04/28(水)   CATEGORY: 店主の宝物庫
添柿。
潮で湿らされた海岸の砂地を家を求めてゆったり歩むヤドカリ。

駄菓子屋で一仕事をしたと彼女は思いながら家への帰路を進んでいた。そういえば、我が家には半月ほど前から居候が居る。薄い芝色をしたカンカン帽子に寅さんみたいな首吊り財布、狐みたいな細長の目をした商人の人。

そんなこてこてな人がどうやって来たのか、答えは簡単だった。飲み屋で意気投合したお父さんは、そんなこてこての人物の『行く当てが無い』の一言に既に会社の同僚の人たちと飲んでいてフラフラになった千鳥足ながらも『大船に乗ったつもりで来いいいい』と若干呂律が回っていない口で言いつれて帰って来た。お母さんはといえば、『あらまあ』と一言言い客人もとい居候を迎える準備をした。

「お、嬢ちゃん」
声の方向を見ると正しく居候が居た。レジャシートの上には品物が乗っているが相変わらず価値という価値がわからない代物がたくさんだった。

「今日はえらい帰るん早いなあ」
「駄菓子屋さんに寄ったんだけど、そんなに長居しなかったもの。」
「道理で、じゃ帰りのお供しましょ」
どっこいしょと呼兼君のお爺ちゃんでさえ言わなかった魔法の台詞を吐き捨てた主を半眼で見ていた。疑いの眼差しという奴である。

「わあー言い訳だー」
「何言うてるんでしょ。このお嬢ちゃんは。」
そう言ってむにいいと頬を摘まれた。

「売れないから畳むんでしょう。」
彼女がそう言うとやれやれという具合に居候は首を左右に振った。財布がピョコンピョコン動いてる。

「そんな嬢ちゃんに得する事教えといたげましょ。」
「へー、何?」
「本物の商人はな、物の売れ日が分かるんや。」
「・・・主婦?」
「ちゃいます。なんちゅうかなあ、これは後二日で売れそうやとか、こっちの品を買いに来る人がこらしゃるなあとか、まあ感覚的なもんや」
「へー、」
そう頷いていると唯でさえ狐目の目が細められる。今何が見えてるんでしょうね。

「んじゃま、得したところで授業料頂きましょ。」
「うっわ、最悪!」
居候の知恵は偶に役立つ。けども、知恵の授業料をふんだくられる。お菓子とか、お菓子とか。

「最悪も醜悪もない、ほらほら!」
「えー、あー、あー・・あっ10円!」
「えっ、何処!?何処!!」
居候の視線が彼女が適当に指差した場所に向けられた。

ヤドカリ、それが彼女につけられたあだ名。ヤドカリの歩みはゆったりしてる。

まあ、彼女は人なので全速力で走ったけども。

Re;Oh, it is a fixture.
DATE: 2010/04/27(火)   CATEGORY: 店主の宝物庫
君が言うなら青空も緑色。
―小さな気持ちを噛み締めては、悔いてばかり。

この暑さは夏本番前なのかな、と彼女は思いながら自分の足元を見た。小さな小石がローファーに当たってころころろと何処かへ行く。

それにしても試験中っていうのはきついけれども(理由は単純。今までの勉強の付けが戻ってくるから。)終ったらなんだかすっきりとする。何より午前で終るって言うのが一番魅力的だし。

そして彼女は此処最近日課となっている駄菓子屋へ足を運んだ。違った所と言えば、そう。

「あれ、お爺ちゃん。呼兼君は?」

あの少年が居らず代わりに彼のおじいちゃんがいたことくらいだろうか。

「いらっしゃい。呼兼ならさっき婆さんと買い物に出かけたよ。」
まるで遊びに誘いに来た友達に言うみたいだと彼女は思った。

「お買い物かぁ、あ」
彼女の視線の先にはおそらく呼兼の物と思われる朝顔の鉢があった。小学校の夏休み用の奴だろうなあと彼女は納得しながらそれを見る。そういや、この前もこれあった。確かあの時呼兼はコップから水を直接やっていた気がする。

「そういえば、」
「わあっ!?」
「おお、驚かしてすまんね。家には如雨露がないんだけども、呼兼はどうやって水をやっとるんじゃろうのお?」
「如雨露無いの?」
常連のように通った結果か、彼女は自分の祖父のように話し掛けてしまう。

「無いねえ」
そして、呼兼のお爺ちゃんも孫に話すように話してしまう。

「・・、そうだ、お爺ちゃんペットボトルある?」


小学校から帰ってくるとお祖母ちゃんが買い物に行くとのことだったので荷物もちを買って出た。粘っこい外の暑さから戻ってくるとおじいちゃんはレジの机の前の椅子に座っていた。

「ただいま帰りましたよ」
「お帰り、ああ呼兼」
お祖母ちゃんがお爺ちゃんにそう言っていると、おじいちゃんに手招きをされて行くと朝顔の前だった。

「どうしたの、お爺ちゃん?」
「ほら、最近良くきてくれてる女学生の子が居るじゃろ?」
最近と女学生という単語だけで呼兼はその人物が勢い良く脳内に現れた。

「ヤドカリお姉さん?」
「そうそう。あの子が朝顔に水をやるための如雨露を作ってくれたよ。」
そう言われて、朝顔鉢の上部を見てみるとペットボトルを半分に切って飲み口の部分が針金で下に吊り下げられていた。

「これに水を入れると、キャップの部分に穴を開け取るそうじゃから水が如雨露みたいに出るんじゃと。」
「へえ・・・」
「本当に器用な子じゃなあ」
「本当にね。・・・・でも、肝心のお姉さんは?」
「ん?何か明日のテストの勉強はまだしてないから今日は帰りますって言うとったぞ。」

これは勘だけど、これを作るのに時間をかけてしまってここで軽く勉強でもしようと思っていたのが狂ったんじゃないだろうか。

「今度何かお礼をしなきゃ」
呟いた後ろの景色は視界いっぱいのオレンジ色。

Re:so all you say is right.
DATE: 2010/04/24(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
船乗りの魚日誌。
「お爺ちゃんこれ何の本?」
「おお、呼兼。ほれ、桂の箪笥があったろ?」
祖父のの寝室には古い小ぶりの箪笥があった。

「うん」
「あそこを今日片付けてたらこれが出て来てな。けど、おじいちゃんもおばあちゃんもこれ知らんのだわあ」
「・・・・どういうこと?」
「買った覚えも貰った覚えもないんだなあ、これが。おまけにこれ、英語じゃて。」
「英語?」
そう言ってペラリ、と捲ると日付らしき物が真上に書かれその下にはずらずらと文章が綴られていた。

「何なんだろうね、この本」
「何なんだろうなあ?」
ぺらぺらぺらぺら、

「で、何で私なのかな?」
ヤドカリお姉さんは学校帰りでおまけに中間テスト2日目だと言ってお菓子のヌードルに御湯を注いで食べながら明日の分らしい数学の教科書を開いていた。

「お姉さん高校生だし、英語習ってますよね。」
「まぁ・・最近の日本人の学生の必需科目だしね・・。悲しいけど」
「本音が丸出しですよ、お姉さん。」
「丸出ししなきゃやってられないんだもの、で、要するに何の本だか知りたいんだよね?」
「そうなりますけど、今の言葉聞いて不安になったんですけど大丈夫ですか?」
「・・まぁ、今日英語だったしそのノリで頑張ってみるから。」
若干自分自身に問い掛けるようにお姉さんが頷きながら本を受け取って開ける。

「・・・うげ」
「うげ、って」
「気にしないで、呼兼君。」
きっ!という具合にお姉さんは言うとカパッと電子辞書を開けて解読し始める。

「えーと・・何だろ、fish・・魚、魚?」
ぶつぶつといいながらお姉さんは調べてる。カリカリカリカリ、さながらここは試験会場だと言わんばかりに響くシャーペンの音。買い物から帰って来たお祖母ちゃんがお茶をそっと置いてくれていた。お姉さんは気付いていない。

今日の宿題は夏休み用の朝顔の水遣りだった。如雨露がないので、コップから直接投下してみた。

「出来たあああ!!」
ガッツポーズを作ってお姉さんは言うと、おいでおいでをした。

「呼兼君、出来たよ、出来た!」
「う、あ、あ、揺らさないで、くだ、さい」
「いやー、学校のテストで出来てもあんまり喜べないんだけど何だろうね?この不思議な充実感。」
「・・・その、それで結局何の本だったんですか?」
「あ、え、ああ、うん。これね、料理本だよ。」
「・・・・料理本、」
「そう、”The marinade of the salmon. ”とか、のサーモンは鮭だから、サケのマリネのレシピね。で、”The cream soup of the tongue flatfish. ”がフラットフィッシュっていうのが舌鰈のことなの。だから、舌鰈のクリームスープって事かな?」
「魚ばっかですね。」

「うん、だってこれ漁師さんが書いた料理本らしいの。”sailor”っていう単語があるでしょ?」
「これですか?」
「そうそう、それね、船乗りとか言う意味があるから多分そうじゃないかな?」
「でも何でそんなのがあるんでしょうか?」
「・・・・・・・・、し、質とかかな?」
「そういうサービスはやってませんよ。」
「・・・・・ですよね、」

朝顔の芽は未だでない。

Re:sumple book.
DATE: 2010/04/21(水)   CATEGORY: 店主の宝物庫
パイの中身はわからない。
10円や5円とかいうレベルでお菓子を買えるのは凄いなあ、と幼い頃に思って何時かやってみたいと思って祖父は駄菓子屋を家屋の一階の、軒先に作った。そして、彼は祖父母の家に預けられていた。

理由は単純だった、両親は夕時までが仕事で終われないために小学校が終ったら祖父母の家に行って夕食や風呂に入っては両親のどちらかと家路に着く。それが、呼兼の毎日だった。

ただし、呼兼は小学校の宿題が終わった時は祖父のやっている駄菓子屋を手伝う事にしていた。些細な事ではあるにしろ祖父も祖母も喜んでくれたのだから。

そして、今日は祖父は俳句の会へ祖母は友達とお茶会に行った。まるで何処かの紙芝居みたいね、と祖母が出かけ前に笑いながら話していた。

今日の宿題は漢字のドリルをノートに写すことだった。地味すぎて早くも腕が痺れてしまった。

「あの、すみませーん」
そんなしみったれた声を聞いて彼はレジからひょこりと顔を覗かせ相手を見た。

真新しいスーツがこの夏日のような蒸し暑さに既にくたびれていたがそれよりもそれを着ている人物もくたびれていた。多分、新入社員なんだろうな、と呼兼は思った。

「何でしょう。」
「あ、ぼく、お母さんかお父さんは居ないかな?」
営業スマイルは0円です、という具合に新入社員の人は言った。

「居ませんよ。」
その笑顔に素っ気無く返してやり宿題に戻ろうとしているとその新入社員は営業スマイルを一編に消して蒸し暑さをスーツの中に押し込めているネクタイを緩めて畳の椅子へ座ろうとする。

「お兄さん、其処に座るんだったら何か買って座って下さい。」
呼兼の言葉にうんざりとした表情を新入社員は作って言う。

「俺は契約してもらえるかも分からないのに?」
「貴方の利益と此処の利益は別物です。それに、貴方はここに不幸があっても無くても痛くも痒くも無いじゃないでしょ」
そういうと更に顔を渋くさせてはあ、とため息をついた。

「第一牛乳の売り込みなんて・・どこも取ってるし、スーパーにあるじゃないか。」
小学生相手に愚痴る大人ってどうなんだろうと、呼兼は思いながら『愚痴』とノートの空白部分に書いた。

「で、何か買います?」
「・・・・、ホームランバーある?」
「10円です。」
そう言って10円を受け取り渡すとペリペリと外装を外して新入社員は食べ始めている。

「今時10円でアイスバー売って儲かるの?」
「僕は留守番なので。」
「・・売って大丈夫なのか。」
不信の目で見られる。既に丁寧語が抜けている為、商売をする気はうせてるんじゃ無いだろうか。

「平気です。じゃないと、売りませんしここもあけてませんよ。」
「お前一体幾つ?」
「小学校三年生です。」
「・・・・、外で遊べよ。」
「仕事ですから。」
「・・・・」
愚痴が多いなあ、と思いながら以前のヤドカリお姉さんを思い出す。あの人は手先が器用らしく工作の宿題と称して結構飛ぶ紙飛行機をこの前作ってくれた。

レジに座って又宿題に取り掛かろうとしていると、コロ、コロと何かが落っこちた。

「・・・・この飴玉買うんですか?」
「ああ、幾等?」
「・・3つで30円です。」
「はい、で、やる。」
「何でですか?」
「今時店番なんて猫型ロボットの漫画のガキ大将でもやらないからだよ。」
そう言ってくたびれたスーツの新入社員の人は去っていった。

ピンクに濃い茶色、緑色をした飴玉が机の上で転がっていた。

Re;Probably it is an apple.
DATE: 2010/04/19(月)   CATEGORY: ゴッドイーター
宿借り。
ぽたり、
「雨なんて聞いてない・・・」

ぽたり、
「じめる」

ぽたり、
「むう、」

ぽたり、
目の前では傘を持ってきていた勝ち組みがぞろぞろと思い思いの場所へ向かっている。いいな、帰りたいな、けど帰れないなとか思いながら彼女はつま先を見た。軒先に避難したのは良かったけど、軒先に溜まった雨水がぽたぽたと落ちるのだ。意味が無いけど、ここを出たら全身ずぶ濡れ、濡れ鼠が1匹の図。

ぽたり、
「今日って確か6時から何かあった気がするなあ。何だったけ?ドラマ?アニメ?音楽番組?ご飯外食?」

ぽたり、
「今日なんで寝坊したんだろうなあ・・、神様の可愛い悪戯?いやいや、損害が大きいよ。」

がらり、
「お腹すいちゃったなあ・・」
「アイス食べます?」
「・・・・ひゃあっ!」
独り言を呟いていると会話が成り立って驚いて後ろに下がると、少年が居た。カップアイス食ってる。

「ごめんなさい、家の前が何か五月蝿かったから。」
「五月蝿いって、あ、家?」
よくよく見ると、シャッターは下ろされているもののどうやら家と店を合体した物らしい。

「晴れてるときとかは此処駄菓子屋さんなんですよ。おじいちゃんがやってるんです。」
「へえ・・・、あ、勝手に軒先使っちゃって御免なさい。後、五月蝿くってごめんなさい。」
最後は皮肉もこめていってやると少年はカップアイスを木のスプーンで食べながら、いいですよ、という。

「何か買います?」
「少年、そこはせめて食べますか?の方が・・」
「だってお姉さん勝手に軒先使ってるんですから、遠慮とかいらないかなって」
「・・・わあお、チョコミントのカップアイス一個下さい。」
「チョコミント、・・・スプーンは木とプラスチックありますけどどっちがいいですか?」
「え、選べるの?」
「はい、おじいちゃんが其処は買う人に選んでもらいなさいって」
「おお・・・!木の奴で。」
「はい、76円です。」
「安くない?」
「安いですね。お財布にとっても優しいですよ。」
「・・80円からで良いかな?」
「はい。4円ですね。」
「はいはい」
「じゃあ、ここで食べていってください。」
そう言って少年は畳のついた腰掛をパンパンと叩いた。

「え、いいの?」
「だって今外に行ったらアイス食べる所じゃないし、それにそのまま家に持って帰ろうとしてたら溶けちゃって買った意味なくなるじゃないですか」
「それもそうだ!」
ドーン、と最近見た漫画じゃそんな効果音がついていたので私も背負ってみた。

「・・・・良くわかんないですけど、まあどうぞ。」
「ジェネレーションギャップか。まあいいや。有難う少年!」
そう言うと少年は困ったように笑った。

「どう致しまして、後僕コガネです。」
「コガネ?小金もちなの少年?」
「違いますよ。名前です、呼び兼ねるって書いて呼兼。」
「呼兼君か、よろしくよろしく」
カップアイスを片手にスプーンはもごもごと食べながら、片手を差し出す握手をした。

「よろしくお願いします、宿借りお姉さん。」
「・・ヤドカリかぁ・・・」
「あははは」

ぽたり、軒先の雨水はいつの間にか落ちるだけだった。

Re;A hermit crab girl and a cheap candy shop turn.
DATE: 2010/04/17(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
人生の見返り日。
―見返り?
―見返り。

―・・・、なんでまた?
―決まってる、人生を有意義にする為さ。

―人生を有意義にって、気付いていないのかもしれないけれど、一応言うわ。それは貴方自身が今までの人生を有意義に過ごしていなかった事を裏付けているわよ。
―良いのさ、恥を掻き捨てろ!だ。

―・・本題を進めるけど、その見返り日っていうのはどんなことをすれば良いの?
―そうだなあ、君も日本生まれなのだから鶴の恩返し位は知っているだろう?

―知っているのは知っているけど。
―あれと逆の事をする。

―逆って・・、
―鶴はお爺さんに恩を自分から返しに行くだろう?

―ええ、だって恩義を感じたからでしょう?
―そう、けど見返りは違う。お爺さんは鶴に要求するのさ。『助ける代わりに見返りをよこせ!』ってね。

―・・・・・・最悪だわ。
―何を言う、今の世の中は自分がした小さな善を相手が恩に思っているかもわからないじゃないか。下手すりゃ、『こいつ善人ぶりやがって』とか因縁つけられるんだぞ。

―あなた外に出た方が良いわよ。
―いいや、結構。出ない、出るもんか。

―・・、ねえ?
―何だい。

―今までの話をまとめて私なりに思うんだけど、
―言って見なさい。
―その、見返り日が出来たなら私は貴方に見返りを要求しても構わないのよね?
―、え?
―だってそうでしょう。家に篭もりっぱなしの貴方が食べる食べ物や飲み物や衣類に、ああ趣味の機械いじりのパーツだったり、本だったり、映画だったり、電気代の請求や水道、ガスもろもろ私の”善”を使ってやっているんだから、要求してもいいことにならない?

―・・・・、君は僕の痛い所ばっかりつついて楽しいのか。
―貴方が盲点を残すのが悪いと私は思うし、私は怪我人の怪我はちゃんと見るわ。
―良い案だと思ったのに、
―貴方にとっては、でしょう?
―そうだ、けど君のせいで破綻した。
―自分に都合の良い計画がすんなり受け入れられるのなら、世の中はとても生き易いわ。
―ちぇ。

Re;
DATE: 2010/04/16(金)   CATEGORY: 店主の宝物庫
花飾り鳥。
「あ、スズメ。」

学校の屋上に溜まった雨水などを外に流れ出させる為の配水管のパイプの金具部分にすずめが1羽いた。多分寝てるんだろうな、と思う。自分の視力のよさに感嘆しながら、学生鞄をゴソゴソと探って携帯を出す。

写真とって彼方さんにでも見せてあげよう、と思いながら彼は携帯のカメラをズームさせる。ズームされた携帯の画面に映るのはやっぱり寝ているスズメらしかった。

そこで、はた、と彼は思う。

ここで自分が写真をとって音が鳴る、そしたらスズメは起きやしないだろうか。あっちにしては昼寝のようなもので、こっちにしてはただ珍しいからという理由。
さて、どうしたものかと思いズームされたままの携帯を見る。すると、ピチチチと鳥の鳴き声がした。

「あ、」
いつの間にか携帯の画面に収まっていたスズメが姿を消していた。起きたらしい。携帯の画面にはフォルムも技術も何もないただの配水管が写っていた。

「・・・・ま、いっか。」
ピロリーン、と高い機械音が鳴り響いて彼は配水管を撮った。ぽたり、とおそらく一昨日にでも降った通り雨だろう―が地面に落ちて土に吸われた。

「近、」
校門を出ようとしていると名前を呼ばれて彼は振り向く。にこりと笑って片手を上げている友人が居た。

「巳都」
「良かったら、一緒に帰らない?」
「大虎はまだ部活中?」
「みたいだね、大虎は後輩指導を常から怠っているからね、今日は副部長にコッテリしぼられて指導中なんだよ。」
本当に見物だったよ、と言う巳都は腹を抱えて言う。

「部活生は大変だ」
「他人事だなあ、そっちは部活はやってないけどバイト頑張ってるじゃないか。」
「そうじゃないと、置いてかれるんだよ。」
不思議と彼はそんな言葉を吐いていた。そして巳都はそんな彼を凝視する。

「置いてかれるって誰に?」
「・・・・、誰にだろう。」
きょとんとして巳都に逆に訪ねると巳都は渋い顔をした。

「近、たまに思うけど、近は何かに引っ張られてるんじゃない?」
「引っ張られてるって?」
「なんて言うんだろ。感覚的なものだしパッとひらめいた事だから、上手く説明できないけどさ。」
「うん?」
「磁石と鉄みたいな・・何かが”引き合う”っていうの?」
巳都の言う話は分からないでは無い。実際彼自身が悩んでいる最大要素だ。彼は、”自分”が収まっていない気がしてずっとなら無かった。

「まぁ、近が近であったら僕は良いと思うけど。引っ張られそうになったら自分を忘れないようにね。」
「気をつけておくよ、有難う巳都。」

そう言ってパカッと開けたディスプレイに表示された画像はスズメの居なくなった配水管だった。

Re;The scene which some somebody does not know.
DATE: 2010/04/12(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
地図の切れ端サイン。
きみはいなくなった。たったひとつ、おもいでだけそれだけをのこして。

「フォローン、どこかで聞いた事のあるお名前だと思ってましたが」
新聞紙を見ながらハレルクィンは呟く。

「坊ちゃんの伯母様にあたる方じゃないですか・・・・」
召使いの苦労は耐えない。



「よう、メッツェティーノ!今日はウキウキするような曲が多いな、何かうれしい事でもあったのか?」
逞しい腕をした男は笑いながらハーモニカで曲を奏でる青年に尋ねる。

「ああ。そういやおかみさんがウチの旦那見なかったか!ってお冠だったよ。」
そう言うと、さああっと血の気が引いて男は去っていった。

「愛に勝る物、無しってやつだな」
楽師は音を生む。



「それにしても、今日はお祭りみたいに騒がしいけど何かあったの?」
「あら、知らないのプリチネッラ。」
樽をどっこいしょと置いた顔見知りの娘はそう言って朗らかに笑う。

「今日は酒日よ?さぁ、貴女もいっぱいお飲みなさい!」
半ば強引に押し付けられたグラスに入った飲み物をプリチネッラはあおり、街を歩む。

「なんともまあ・・、世界は嫌いになれない。」



ごろごろと下り坂を降りてきた林檎を紙袋に詰めながらピエロは又余計な事をしてしまっただろうかと仏頂面の目の前の女性を見る。コバルトブルーのドレスは怖いくらいに似合っている女性だ。

「あの、」
「・・ああ、ごめんなさい。考え事をしていたものだから。拾ってくれるのを手伝ってくれて有難う。」
「いえ、その、ご迷惑で無いのなら良いのですけど・・・」
そういうピエロを女性は見て、暫らくしてぷっと噴出して笑った。

「え、あ、え?」
「笑ってしまって御免なさい。此処の人は随分と面白い人が多いものだから。それに、優しいわ。家の親にも見せてやりたいくらい。」
「いえ、私はただのおせっかいですから・・・」
「おせっかい?なら、辞書を作っている製版業者にはおせっかいという意味を改変するべきね。」
「え?」
「貴女の其れは間違いなく、」

「優しさよ。寂しがりの私には良く沁みるわ。」
「・・・あの、お名前は?」
「私はフォローンよ。貴女は?」
「私は、ピエロと言います・・」
「ピエロ、愛らしい名前だわ。ああ、急がなきゃ。それじゃあピエロ、また会える日まで。」

内気な恋人は、寂しがりやの娘に出会った。

Re;The guarantee after the entry does not work.
DATE: 2010/04/11(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
燕がどぶ川に落ちて流された。
ばかだとも、きみのことばはいつだってぼくをいかしてくれていたことばだったのに。

その日迎えた朝を彼は多分忘れられない、と思った。

目の前には純白の花嫁衣裳と自分が一から作った手袋があった。世界で誰かが一番の幸せ者になるための道具だとブリゲーラは思う。何処までも、何時までも、幸せになれますようにと仕立て人達は己の腕によりをかけてこれを縫うのだと。

店の一番奥にある洋服ダンスが並ぶ中に一つだけマネキンがあった。マネキンには薄い埃除けの布が掛けてあった。布に手を掛けて彼は何年ぶりかにマネキンが着込んでいるそれを見た。インナモラータの”花嫁衣裳”がそこにはあった。

『貴方が作ってくれた花嫁衣裳を私は着れないけど、私以外の人の為にどうか、貴方は縫ってあげて。その人たちが私の代わりにたくさんの幸せをもてるようにって。お願いよ、ブリゲーラ。』

彼女の約束、どうやっても守れないで居たこの何年、君のお陰で又進める。

コン、コンと小さく扉をノックする音が聞こえてブリゲーラは店先に向かう。
「今日和、ブリゲーラさん」
フォローンと名乗った彼女はコバルトブルーのドレスを着ていた。

「こちらが仕立てたものです。」
そう言って花嫁衣裳を見せると彼女は目を凝らすような仕草をした。

「これ・・本当に貴方が?」
「ええ、この町に仕立屋は僕一人ですから。」
ほう、と感極まったような声をして彼女は目を細めた。

「これならあの子も喜んでくれるわ。」
「・・・・あの子?」
「これは私の妹のための物よ。妹は今度駆け落ちをするの。」
「・・駆け落ち、?」
「ええ、貴方と一緒ね。」
フォローンはそう言うと、悲しい性分だもの、といった。

「何がでしょうか?」
「血よ。自分の好きな人といっしょにもなれない血なら私は進んで捨てたいけれど、産まれてしまったのだからもうそんな事も言えやしないでしょう。私はもう諦めた。その時点でもうあれこれ言う資格は無くなってしまったけど、あの子はまだそんな事もしてない。だから、私はあの子に幸せになって欲しいの。私が諦めてしまった”幸せ”を掴んで、誰よりも幸せになって欲しい、と思うのは家族として当然でしょう?」
「・・・・良いですね。」
ブリゲーラはぽつりと言った。フォローンはこちらを見て、何がかしら?と尋ねる。

「貴女のような姉を持てて、きっと妹さんは誇らしいと思います。自分のことを大事に思ってくれる家族の存在は・・・とても心強いです。」
「・・・そう思ってくれると、私も嬉しいわ。有難う、それから御免なさい。」
「・・何がでしょう?」
「最初脅すような真似をしてしまって。どうにも、人に頼むのは苦手で。」
「構いません、僕もこれから進めるような気がしますから。」
「・・・?」
「僕は妻を式を挙げる前になくしました。」
「え?」
「妻は花嫁衣裳を着る前に亡くなってしまって、僕は正直花嫁衣裳をずっと見れなかったし、縫えもしなかった。」
「・・ごめんなさい、私そんな事とは知らなくて、」
「いいえ、良いんです。本当に。妻もきっとそう言うでしょう。妹さんにお幸せに、とお伝えください。」
ブリゲーラがそう言うと、ええ、とフォローンは顔をほころばせて笑った。

Re;The swallow was helped by a boy.
DATE: 2010/04/10(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
鼠は仕掛け罠にかかり家族を思う。
ぼくがかおをあげたときそこにきみはいなかった。

墓地にブリゲーラは一人立っていた。

墓地の主が好きだった白百合の花束を墓地の前に置いて。

彼が此処に来た理由を彼自身も分からなかった。彼に当たる風は冷たく、冷え切っていた。

「・・・インナモラータ、”花嫁衣裳”を縫ったよ。君が着れなかったあの衣装を縫わないと、君が死んだときに誓ったはずなのに、」
自分でさえ言い訳がましく聞こえる言葉をブリゲーラは止めなかった。

「君は怒ってるだろうか?」
分かってる、墓地の中で永久の眠りについた人が話し掛けてなどくれないことも、けれど。

「もし君が怒っているなら僕は君に何度でも謝ろう。君が許してくれるまで。けど、もし怒っていないなら、僕の背中を・・押して欲しい。前に進む勇気を少しだけ、僕にくれ、インナモラータ。」

約束の日まで、あと1日。



「お嬢様、お嬢様ッ!」
屋敷の中では騒がしい声がキンキンと響いて彼女はその声を五月蝿そうに手で追い払う。

「フォローンお嬢様ッ!」
キンキン声の主がとうとう自分を見つけてしまい薄ら笑いを顔に貼り付けて彼女は笑う。

「何かしら?」
「何かしら、では御座いません!先日勝手に馬車を使って何処へいかれたのですか!」
「そこら辺よ」
「そこら辺!?良いですか、貴女はこのお屋敷の女主人になるお人なのですよ!しっかりと自分のご身分を弁えて勝手に―」
話はまだ続きそうだ、と心の中でそう言って彼女は顔だけをキンキン声へ意識は別な所へ行っていた。

フォローンの家は下級爵位の家であった。そして運の悪い事に彼女はそんな家の長女であった。跡取となるはずの男の子は生まれず結局長女であるフォローンが継ぐ事となった。女爵位の誕生だ、と父母は言う。

「大体出かけるならば家人に一言言って頂かねば―」

フォローンがブリゲーラという名を知ったのはつい先日の事だ。現市長には跡取がいないという、けれど息子はいた。だがこれがろくでもない息子で父とは縁を切って駆け落ちしたと言う。

彼女はそこまでなら別に彼の事を気にもしなかった。だが、話をしていた人物はこう言った。

縁を切った理由が何でも婚約者を蹴って、別の娘と駆け落ちした為だと。

彼女は、その話をされる本の何時間か前に同じ言葉を聞いた。聞いた相手は妹だった。

『私駆け落ち致します。お姉さまにだけはお話しておこうと思って。』
『・・・一体何処の誰と、?』
妹は顔を緩めながら答える。
『庭師です。』
驚きもしたが彼女は既に妹を祝福するつもりでいた。娘たちよりも財政に興味のある父母は兎も角、彼女はそれなりに家族を見ていたつもりだ。だからこそ、分かった。

『花嫁衣裳はどうするつもり?』
『・・私が持っていくとお姉さまが着れなくなってしまいますし、式を挙げるお金もないので。』
妹は少しだけ寂しそうに笑った。

『何時ここを出て行くの?』
『・・2週間後に出て行こうと思います。』
『そう・・なら、私が花嫁衣裳を上げましょう。』
『え、?』
『貴方たちの幸せの手伝いはして上げれないから、それだけはしてあげる。』
『フォローン姉さま・・・・』
『泣かないで、出来上がるのを楽しみにしていなさいな。』

「フォローンお嬢様ッ?!」
「何?」
「聞いておいでですか?」
「ええ、勿論。あなたの言葉は私の至らなさを教えてくれるもの。」
そう言うと、キンキン声はこほんといい、なら宜しいのです。と言って去っていった。

「・・・・私の代わりに幸せを手に入れて頂戴、」
彼女は言葉を残して家族を思う。

Re;A lonely family stayed.
DATE: 2010/04/08(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
蝙蝠傘の隙間から覗く虹色。
きみはそんなぼくをつぶやく。『馬鹿な人』と。

ハレルクィンはメモに書かれたものを買って回る。大通りからは音がする。それはいつものことだ。長髪で片目を隠している青年が弾いていたのはチェロだった。弾いている途中であるし過ぎ去ろうかと悩んでいるとあちらから声をかけられた。

「やぁ、ハレルクィン」
「どうも、メッツェティーノ」
「ハレルクィンは、ブリゲーラが急に”花嫁衣裳”を縫いだしことどう思う?」
ハレルクィンは往来の邪魔に成らないよう彼の隣りに立っていた。

「・・元々で言えば、インナモラータの願いは”花嫁衣裳”をそばに置いておいて欲しいと言う事だけですから、立ち直ったという意味で考えれれば万万歳ですが・・。」
「そこだな、問題点は。」
「ええ、」
問題は、それがブリゲーラが望んでやったかどうかだ。それがどうもひっかかってならなかった。

「そういえばさっきプリチネッラが来てて、ブリゲーラに”花嫁衣裳”のことを頼んだご婦人どうやら”フォローン”という名前らしい。」
「フォローン・・?どうしてまたそんなことが彼は分かったんです?」
「そのご婦人馬車馬を使ってこっちに来たらしくてな、ここじゃその馬車馬を止める店もあんまり無いし何より珍しかったから覚えてた親切な人、に聞いたらしい。」
”親切な人”というフレーズに若干の嫌味も込めてメッツェティーノは言った。

「彼はブリゲーラの事を知ってましたっけ?」
確か知らないはずだと思い尋ねると、なんともまあメッツェティーノはあやふやな顔で答える。

「喋っちまった。『僕だってこの街の住人だよ』だって言われてぐうの音も出なかった。」
「・・・・それは。でもまあ、僕も同じですね。雇い主に話しました。」
「雇い主?何処の?」
ハレルクィンを驚きの目で見るメッツェティーノにハレルクィンは坊ちゃんと答えると、嗚呼、と彼は納得する。

「あの家のか・・、なんとなくプリチネッラに似てるな」
「否定しません。」
「でも、なんでまたそういう事に?」
「・・ピエロが一緒に考えてもらった方がいいのじゃないか、と」
「ピエロが?」
「ピエロが。」
「そりゃあ・・、珍しい。けど、」
ヴァロロン、と低い音が鳴り響く。

「もしかしたら、今は誰かにとって何かを越えるときなのかもしれないな。」
低い音は空を切った。

Re;The raindrop which leaked from the hole is cold.
DATE: 2010/04/06(火)   CATEGORY: 店主の宝物庫
幸せの青い鳥の首を落とした。
ぼくはきみにいう。『きみをわすれたくない、けどどんどんきみはぼくのこころからきえてくんだ。』

ブリゲーラはただあの女性に言われたとおりに”花嫁衣裳”を仕立て上げ、手袋を縫った。

ただ”あの時”と同じように出来上がった事に嬉しさを持つ事も、今目の前にあるそれを着るであろう人物に対して自分はきっと”幸福な言葉”を送ることも出来ないだろう。それだけは確定していた。

自分が花嫁衣裳を縫わなくなったのは、ただインナモラータを忘れないだけというのではなく彼女が歩めなかった幸せを他の誰かが変わりとして歩むんじゃないだろうかという馬鹿げたように見えても仕方ないそんな思いだった。

なら、どうすればいいんだろうか。一生彼女を追憶する。ただそれだけに尽きるんだろうか。

「・・・・・、インナモラータ君は僕になんて言うんだろう。」

インナモラータは花嫁衣裳を見てこう言った。
『ブリゲーラ、お願いがあるの。』
『言って御覧。』
『これは、この花嫁衣裳は私に何があっても置いておいて。これを見れば私を思い出せるように。』
『・・インナモラータ?』
『約束よ?』

酷い、と言われてもしょうがない。君を追憶する事に疲れてしまった、そんな自分。

「すまない、インナモラータ・・」
彼は視界の中でおぼろげに揺れる電灯の光が救いだった。


「フォローン?」
「そう、そんな名前だったわ」
プリチネッラの腕に彼女は自分の腕を絡ませていた。

「でも、何だってあんな女性の名前を知りたがってるの?」
彼女は嫉妬の色を膨らませた目でプリチネッラを見た。けれど、彼の眼は全く見えない。

「ちょっと、ね。」
「貴方のちょっとは難しいわ。」
「そう?分かってみれば意外と簡単だよ。」
そう嘯くプリチネッラに彼女は手を伸ばした。勿論、目を見ようと思って。―けれど、その手はプリチネッラの手に止められてしまった。

「情報有難う、お嬢さん。」
そう言ってプリチネッラは彼女が捲ろうとしていた前髪を掻き揚げて彼女と別れた。すると目の前に黒い長い髪が見えて、小走りに走りポンポンと肩を軽く叩いた。

「・・・・・プリチネッラ?」
「やあ、ピエロ」
彼女の目は珍しさでいっぱいだった。そうだろう、いつもは彼女を驚かせて挨拶しているから。

「・・具合悪いの?」
ピエロが眼を瞬かせながら心配そうに此方を見た。

「んー・・、平気だよ。ピエロ」
「は、い?」
「ピエロは誰かをずっと思い出さなきゃいけないのは辛いと思う?」
「誰か、?」
「誰か、君にとって大切な人、失いたくない人かな?」
「寂しくはなるかもしれないわ・・・」
「寂しい、」
彼女らしい答えだと思う。何処までも優しいがあまりに自分を傷つける彼女は。

「インナモラータは・・ブリゲーラを”寂しく”させない為に、”花嫁衣裳”を置いて、と頼んだのかもしれないわ・・」
「それじゃあ、まるで自分が明後日にでも死ぬのを分かってたみたい・・・」
そこでプリチネッラははっとしてピエロを見た。

「分かっていたんだと思うわ・・彼女は、聡かったから。」
ピエロは今にも泣き出しそうになりながら、しっかりと言葉を吐いた。

Re;Good bye my blue bird
DATE: 2010/04/05(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
ペンギンは空を皮肉った。
ぼくはきみのまえでくずれおちてただ、なみだをながすだけだった。

「確か10年位前のことです。僕がブリゲーラと彼の恋人とこの町にやって来て出会ったのは」
ハレルクィンはただ静かにそう言った。

「ブリゲーラはベルガモ、市長の血筋の方だったようで彼はその血に従わなくてはいけなかったと聞きます。そのため、彼は幼い頃からそれ相応の身分の婚約相手が決まっていたそうですが、彼はその方ではなく彼女、インナモラータを選び、インナモラータもブリゲーラを選んだ。」
夏至の為か未だ窓の外は薄紫色の空が広がっていた。

「その為に、ブリゲーラの父親はブリゲーラとの親子の縁を切りました。でもブリゲーラやインナモラータはそれでようやく自由になり、彼らは此処に逃げるようにやって来たんです。」

「それからブリゲーラとインナモラータは、坊ちゃんもご存知でしょうがあの洋裁店を開いたんです。彼らは誰が見ても幸せな二人で、ブリゲーラの仕立屋としての才能は素晴らしくインナモラータの穏やかな人格はで町の人々に直ぐに受けいられました。」

「そして二人はある事に気づきました。二人は未だ結婚式をあげていませんでした。ブリゲーラはインナモラータの為に”花嫁衣裳”を一から縫う事を決めました。彼女が何時までも幸せにいれるように、それはそれは心を込めて縫いました。」

「けれど、インナモラータはその丹精こめられた”花嫁衣裳”を着れませんでした。」

「インナモラータは元々病弱で、生まれたときから長くは生きれないだろうと医者から宣告されていたそうです。彼女が亡くなったのはブリゲーラの作ってくれた”花嫁衣裳”が出来上がったのを見て直後のことでした。」

「ブリゲーラは悲しみのどん底に落ちて、来る日も来る日もインナモラータが着る事が叶わなかった”花嫁衣裳”を見ていました。そうして彼は”花嫁衣裳”に関わること全てを拒否しました。」

「それから彼が”花嫁衣裳”を縫うことを止めたのはインナモラータが死んだときにブリゲーラが誓ったからです。ブリゲーラにとって”花嫁衣裳”はインナモラータの記憶を呼び起こす全て、だから。」

「”花嫁衣裳”について誰も彼に話さなくなりました。彼の心の傷を、深めてしまうから。」

Re;Otherwise I will long.
DATE: 2010/04/05(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
蜥蜴は尻尾を切られて泣いた。
やくそくをどうしてもまもってくれなかったのときみはなきながらたずねてた。

「ブリゲーラが・・・”花嫁衣裳”ですか?」
黒く長い髪に花の髪飾りを付けた女性はただひどく驚いていた。

「そのようですよ、どうぞ」
カチャリ、と置かれたティーカップからは湯気と柔らかな紅茶の匂いだった。

「有難う、ハレルクィン。」
「どう致しまして、ピエロ」
ピエロと呼ばれた女性はハレルクィンと呼んだ青年の出した紅茶を飲んだ。相変わらず美味しかった。

「・・でも本当にどうしてブリゲーラは”花嫁衣裳”の仕事を受けたのかしら」
そうピエロがおずおずと尋ねるとハレルクィンは顔をしかめた。

「実を言うと、2日ほど前に買出ししている時にプリチネッラに会ったんです。」
「プリチネッラに?」
さして珍しい事ではない気がしながらピエロはハレルクィンの次の言葉を待った。

「ええ、それで彼が言うにはネーナという女性がブリゲーラに服の仕立てを頼みたかったようなんです。けれどその時には何故かブリゲーラは店に篭もっていて閉店状態になっているらしいんだが、何か知らない?と。一応小耳には挟んでいましたので、事情は説明しました。そうしたら、昨日彼がここにわざわざやってきたんです。」
”ここ”というのはハレルクィンが受け持っている家の一つで、青年が一人住んでいる。気前のいい穏やかな青年である。

「で、プリチネッラが言うにはブリゲーラが”花嫁衣裳”を縫わなきゃならなくなったのはとある”ご婦人”が関係しているんじゃなかってね。」
「・・・ご婦人?」
「噴水近くの酒場のガヴァロさんが、明らかに貴族階級の女性がわざわざブリゲーラの店を尋ねたってらしいんです。」
「貴族階級の人が?」
「一応今日ガヴァロさんに話を聞いてみたら本当にそうらしいんです。」
「でも・・・、どうしてそんな人がわざわざブリゲーラのお店を尋ねるのかしら?」
「そこが問題なんですよね。あまり知らない方をこういうのはあれですが、ブリゲーラの事を知っていてそれが成されたとしたらそのご婦人は、「外道じゃないか。」・・・・坊ちゃん、」
いつの間にか長椅子で寝ていた青年は起き上がり話を聞いていたらしい。二日酔いで寝ていたという話だった。

「ブリゲーラと言えば、この前綺麗にコーヒー染みを取ってくれた人か。」
「・・・コーヒー染み」
「この前坊ちゃんが寝ぼけて絨毯に零したんです。」
「絨毯・・・?」
「これ、」
そう言って自分の足元を指した其処には綺麗な刺繍の施してある絨毯が広がっていて、ピエロは泣きそうになった。

「あの時初めて会ったけど何だか魂がどっかへ飛んでいっているような感じの人だったなあ・・」
その青年の言葉にハレルクィンもピエロも黙った。

「・・・何で黙るんだ。」
ぷんすか、という具合に言う青年にピエロはただただ俯いてハレルクィンは何か考え込んでいた。

「ハレルクィン」
「何でしょう?」
「俺はのけ者は嫌だ。」
「・・・・・、」
「黙るな。」
「ブリゲーラの過去になることですので、お話していいものか悩んでいるんです。」
そう言ったハレルクィンに青年は黙った。理解してくれたのだと思う。

「あの・・ハレルクィン」
「どうしました、ピエロ?」
「その、・・私やハレルクィンもどうしていいか分からないし・・一緒に考えてもらう為に、話すっていうのは・・どうかな・・と」
「三人寄らば文殊の知恵だろう!」
ぱあとピエロのおずおずとした発言に青年はそう言った。

「確かに・・・そうかもしれませんね。でも坊ちゃんこのことは口外法度でお願いします。」
「分かった。」
神妙に頷いた青年の顔を見て、ハレルクィンは語りだす。

Re;Does happiness decline if I run after the tail?
DATE: 2010/04/03(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
カナリアは静かに危険を知らせる。
―やくそくをやぶったぼくをみて、きみはいうんだろうね、『だいっきらい』って。

通りの道には色んな店が出ている。そして、二人ほど人が入れるスペースに音は在った。

その音を産み出している人物が持っていたのはヴァイオリンだった。そして、何人かが彼を囲みその音を聞いていた。曲は悲しそうなのもあれば、楽しそうなのもあった。それぞれに客たちは手を叩いて喜び、ちゃりん、とお金や林檎であったり花を置いていったりする。

ある程度人が自分の用事に戻り居なくなっても彼はただ音を産む。そんな彼の前に影が射し、彼は目線だけそちらにくれてやると男が一人立っていた。これが珍妙な男でだった。長い前髪のせいで、男の目は見えなかった。が、あちらもそれでは目の前の景色は見えていないだろう。

「やあ、メッツェティーノ。」
男は軽く声をかけると、メッツェティーノと呼ばれた彼は緩やかな曲を生み出す。

「今日は珍しく一人か、プリチネッラ」
メッツェティーノはプリチネッラと呼んだ男と喋りながらも曲を止めたりはしなかった。

「珍しく、一人さ。で、君に聞いて欲しい事があるんだけど。」
「・・・、どうせ勝手に話すんだろう」
「まあね。」
前髪のせいで目の表情は分からないがけらっとした笑みをしているのだろうと、メッツェティーノは思い顎で指示した。

「なんでもブリゲーラが”花嫁衣裳”を縫う為に店に篭もりっきりらしいんだよね。」
「ブリゲーラが”花嫁衣裳”?」
きい、と彼にしては珍しく不協和音を奏でた。それっきり彼は演奏の手を止めた。それを見て何処かつまらなさそうにプリチネッラは話を進める。

「そう、それの為に店に篭もりっきりらしいよ。」
そう言ってプリチネッラはお手上げのポーズを作って見せた。

「で、それをお前は一体何処で知ったんだ。」
そんなプリチネッラを見て眉をしかめメッツェティーノは尋ねた。
「ハレルクィンがさ、買い出しをしているときに会ってその時に尋ねたんだ。ネーナが仕立てを頼みたいのにって愚痴っていたからね。」
何か言いたそうなのを堪えた表情をしてメッツェティーノはヴァイオリンを仕舞った。

「”花嫁衣裳”か、思いつめていなければいいが。」
「それだよ、僕良く知らないけど彼と”花嫁衣裳”に一体何の関係があるの?皆なるべく、というか絶対に触れない様にしているだろ?」
「・・ブリゲーラがどんな服の仕立ては直しても絶対に、”花嫁衣裳”だけは直さない・・いや直せくなったそんな記憶だよ。」
顔をしかめながらも話すメッツェティーノにプリチネッラはぐいと顔を寄せて尋ねる。

「それって矛盾してない?」
「”花嫁衣裳”は直さないんじゃないか、って?」
「そう。」
「・・・もしかしたら、何か考えがあって引き受けたのかもしれないし。」
「甘いなあ」
「どういう意味だ、プリチネッラ」
「ピエロも君も、まぁ・・・ハレルクィンは置いておこう。甘いんだよ。出来事に矛盾がある場合にはそれなりの因子があるんだよ。疑わなきゃ、矛盾を。」
「・・・・じゃあ、聞くが・・因子か?ブリゲーラに矛盾を起こさせるまでの因子は何だ?」
「噴水近くのさ、ガロヴァがやってる酒場が知ってる?」
「知ってるも何も良く行っただろ。」
「覚えてるか確認したかったんだよ、で、ガロヴァの親爺が言うには2日前に鳥の尾羽の帽子に、レモンクリーム色の豪勢なドレスを着込んだご婦人が、”ブリゲーラ”の店が何処にあるか尋ねたらしい。大きなトランクを持って。」

メッツェティーノは片付けの手を中断してプリチネッラを凝視した。

「何?」
「ほらは入ってないだろうな?」
「入ってないさ、事実、現実、だよ。」
「・・・お前がそのご婦人が因子だと思う理由は一体何だ?」
「簡単さ、其処まで華美なご婦人おそらく都市の貴族か何かだろう?なのに、なんでこんな町のそれも、ブリゲーラに名指しして”花嫁衣裳”を縫わせる必要があるのさ。」
「そういえばそうだな、都市には腕の良い仕立屋なんてそれこそゴロゴロいるだろうし・・」
「だろう?確かにブリゲーラは腕は良い。けどわざわざ来るなんて大概馬鹿げてる。それに何で狙い済ましたみたいに”花嫁衣裳”なんだろう。」
「・・だが、そのご婦人はブリゲーラに一体何の目的があるんだ?」
「さあ、けど」
後ろ背にプリチネッラがひょこひょことついてくるのをメッツェティーノは確認した。大方、プリチネッラの望むような料理を作ってくれる女性は居なかったのだろう。

「けど、?」
「そのご婦人は凄くたちが悪いよ。僕の”ほら”なんかよりも何十倍もね。」
いつの間にかメッツェティーノの前を歩いていたプリチネッラはそう言い残した。

Re;Will my voice reach you?
DATE: 2010/04/02(金)   CATEGORY: 店主の宝物庫
冬眠のクマは雪を知らない。
―きみとのやくそくはきみをわすれたりなんかしないというやくそくだったね。

ピエロは恋人で、ハレルクィンは召使いで、プリチネッラはほら吹きで、メッツェティーノは楽師で、ブリゲーラは、

漆塗りの茶色の細長い戸棚にはそれぞれ種類の異なった布や鮮やかなレース、きめ細やかな刺繍の施された衣服などを着たマネキンなどが絨毯の上に置かれてあった。そして、そんな場所の主たる彼、ブリゲーラは細い鎖のついた眼鏡を外して刺繍を見た。上々。

それを見て彼は少しだけ溜息を吐いた。

『花嫁、衣装ですか・・?』
『ええ、でも一から作る訳では無いわ。少しドレスに刺繍を足して、手袋を縫って頂きたいの。』
『・・・』

”花嫁衣裳”、それは女性にしてみれば一生に何度も着れない物で素晴らしい物なんだろう。けれど、自分にとって”花嫁衣裳”は全く違った意味を持った物だった。思い悩んでいると、女性は薄ら笑った。

『無理かしら、ベルガモのブリゲーラ?』
”ベルガモ”、それは市の名前であり市長を意味する。

『・・・父とは縁を既に切っています。それにあの人も私には会いたくないでしょう。』
それは事実だった。紛れも無く、父は自分と”彼女”を嫌った。

『あら、それはどうかしら?』
『・・どういう意味です。』
『貴方のお父様は後継者に悩んでいらっしゃるの。だから、もし縁を切ったといっても”正統”な”後継者”がこちらにいらっしゃると言ったらどうでしょう?きっと貴方のお父様はあなたをお探しになられることでしょう。』
『脅していらっしゃるんですね、』
『いいえ、貴方がこの”花嫁衣裳”を何も言わずに縫っていただければ私は構いませんの。そう、特に何も。貴方にも私にとっても好都合でしょう?』
女性はせせら笑う。彼女は私の”事情”を知らない。私は彼女がそうまでしてこの花嫁衣裳を縫って欲しい”事情”を知らない。

お互いに”知らない”なら、それで越した事もない。ただ、やり遂げれるかどうかは不明として。

『・・・、何時までに仕立てれば?』
『5日後までに、嗚呼、仕立て金はちゃんとお支払いしましてよ?』
『そうですか、なら5日後夕方にお越しください。』
『では、失礼。”仕立屋さんのブリゲーラ”』
静かに閉まる扉の向こう側には、星空が広がっている。

ベルガモのブリゲーラには、幼い頃に決められてしまった婚約者が居た。

ブリゲーラは、その婚約者では無い娘に恋した。そして、その娘もブリゲーラに恋した。けれど、父はそれを知ってから激怒し、次に取った行動は”親子の縁を切る”という行動だった。

ブリゲーラはそれを呑んだ、その代わり彼は娘と手を取り逃げた。

辿り着いた場所には、父のような人間も、富豪といえる人間も居ない彼と彼女にとっては”素晴らしい場所”だった。

暫らく彼と彼女は”幸福な時”を過した。しかし幸せは長く続かない。

それが、幸せの定義である。

Re;The bear of the hibernation knows misfortune.
DATE: 2010/04/01(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
カタツムリの夜。
今晩和、バイト終りましたー(*´▽`*)

今日も誤差無かったです。誤差なしで続くと何気に嬉しいですね。

他の人たちが終らせるのが早いのでうおお(;_; )オロオロ ( ;_;)オロオロしながらやってました。

小銭を袋の中へ手早く入れるよ!

昨日やったはずなのに、現金合計が10万くらいあってなくて最初ビビって思わず隣りのアルバイトの方に聞いてました。

合計見るところが違いました・・あせったぬ。

とりあえず明日ハローワークに行って、カラオケを楽しんできます。

晴れろおおお!!((※超どしゃぶり中。

友達からパンドラ新刊見せてもらえるのでhkhkしてます。嬉しいぞ!

先日、「ぼくらの」とかを借りていた友人にSN4を貸しっぱなしだったのでそれを返してもらおうと思いメールしたら、いつの間にかカラオケに行く事に為ってました。これが、ミラクルさ。

で、その友人・・Fでいいや。Fとカラオケ行く予定を立てるまでとパンドラ新刊持ってきてくれる子・・Kを誘おうかい?というやり取りが↓です。

桂 「you カラオケ 行っちゃいなよ!」
F 「shall we カラオケ?」

桂 「Yes we can,って事でKも誘うかい?」
F 「Kさん ご指名入りまーす!」
桂 「一番人気 ktkr!!」

※私がジャニーさん口調なのは前前日位にマッチの番組でジャニーさんが出てきたのを思い出したからです。

ちなみに、このテンションをKに持っていったメールが↓
「K Fからドンペリコールが入ったから カラオケ行こう」
「ドンペリコールって何ですか。」
突っ込みどころが素晴らしいKである。私がつっこまないといけないらしい・・です・・。3人居る時は。

基本的にこの3人最後がカオスです。遊ぶ時とかも。私とFが暴走しすぎてKが巻き込まれるという災難。

とりあえず、鬼束さんとアランさんを歌いたいな・・!ベッキーの歌も可愛くってすきなんですが・・声がさ・・。

この前のカラオケで宇多田さんを歌ったらpvで泣きそうになりました。誰かの願いが叶う頃。

キャシャーンまじでなくから、見てみてください。

映画も観たいってここでちょっと宣言してくるべきなのか・・。今月賢い犬リリエンタール2巻発売ですね・・!楽しみだぞ・・!

世の中怖いことたくさんあるけど、今を楽しんでみたいな。

それでは(・ω・)ゝ
Copyright © 真夜中安息. all rights reserved.
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