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DATE: 2010/07/31(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
心配しがりの言い訳。
―寂しがり、貴方を止めれることも何もしなかった私をどうか怨んでいて。

「オツシロっ―!?」
真っ先にカマカブトはへたりと座り込んだ娘の下へと駆け寄り怪我が無いかを調べる。

「お父様、オツシロは平気です。それよりもお父様や叔父様や叔母様たちにお怪我はありませんか?」
「俺は平気だ、トビシマ、ウロコアンそっちは怪我は?」
「息子共々無いみたいだ。」
「私やカズアツもありません。リガキ先生、イナバさん、ミネガマさん、お怪我は?」
「僕は大丈夫です。ミネガマは?」
「平気よ。」
そして、チラリとミネガマはリガキを見た為にリガキも頷いてオツシロの側へ行く。

「それにしても驚きました。オツシロさんは空手か何かを習っていたんですね。」
そうオツシロに声をかけると、彼女はぎくり、と体を強張らせた。それにリガキは小首をかしげてカマカブトを見遣るとじいっとカマカブトはオツシロを見た。

「その事だ、オツシロあんなの一体何処で覚えてきた。」
「あら、お兄様護身術で通わせていたのではないの?」
「通わせた覚えも教えた覚えもない!」
くわっとカマカブトはウロコアンに叫ぶと、ウロコアンはあらまあ、という顔をしてトビシマはやれやれと首をふってみせる。

「・・その、お父様、今まで黙っていた事はお詫び申しあげます・・けれど、私は」
オツシロは俯いたままたどたどしく言葉を紡ぐ。

「私は、何だ!!」
怒声のようなカマカブトの声にびくりとオツシロは体を縮こまらせる。カマカブト本人も気付いていないだろう。

「あの、カマカブトさん」
「何です、リガキ先生!」
「オツシロさんのお話しを聞いてあげてください。」
リガキの言葉にカマカブトは一瞬きょとんとして眼鏡の蔓を指で持ち上げて言う。

「俺は聞いています!」
「いいえ、聞いてはいらっしゃいますが、『心』を荒らさせて聞いてはオツシロさんの話はただの”言葉の羅列”に等しくなります。だから、心を落ち着かせて、聞いて差し上げてください。この通りです―、」
リガキはそう言って頭を下げた。それにオツシロは慌てて頭をお上げください、と言う。カマカブトもそれを見て唖然としていた。

重く瞼を閉じて、カマカブトは前を見た。

「・・・・、すみません。感情的になりすぎました。リガキ先生頭をあげて下さい。」
そう言われてリガキは頭を上げた。

「―オツシロ、」
「っ、はい―!?」
「話して御覧なさい。」
「・・・はい。」

「私は、長女として存外呑気に生きている、と随分前にお店に来られましたお客様が言っているのを聞いて、それで、私でも締めれる時は締めれる様になろうと、思いました。」
オツシロの告白にカマカブトはただ目を凝らして我が娘を見る。

「それをお母様にご相談しましたら、だったら格闘技か何かを学んで精神統一を図ってみては、どうかと言っていただけて、5年程前くらいから空手の、あの川の近いお家の先生にご指導して頂いてもらって、います。」
「五年前・・・・何故、そう言われた事を言わなかったんだ・・・」
カマカブトは肩から力が抜けたのかそう洩らす。

「お父様は―お父様は私にとって眩しいのです。」
「・・・・・まぶ、しい?」
「はい。私はお父様のように真っ直ぐに生きてみたいのです。何事にも正しく、真っ直ぐに、他の方から見れば多少のずれも笑いの種となりましょう、けれどもそうやって頑張って真っ直ぐにあろうとする気持ちが、私には眩しくて、同時にそうありたいと思えるのです。だから、お父様に褒めていただけるのは私にとって嬉しい事としてもお父様を悲しませるような事は―」

「・・・私の”願い”ではないのです。」
「オツシロ・・・・」
「私はわがままです。誰か知っている人は守りたいと思うくせに、その誰かとはまた違った知っている誰かがくれば速やかに中立に立つ。どちらも選べないで、ぐずぐずしていていつの間にか掌から大事なモノが無くなっていて、それを哀しいとも思わず、ただ仕方が無いで納めている、守りたがりなのです。」
オツシロはそう言うと、薙刀の主が割った電灯の破片が落ちる畳の上を気にせず、両手をぺたりと置き両手の上に頭を更に置いた。

鈴虫の音が小さくなっている。

「お父様にご心配やずっと隠していた事この場を借りてお詫び申しあげます。―至らない娘で申し訳御座いません、お父様。」
カマカブトはそれを暫らく見て、やがて破片散らばる中に手を置いていたオツシロの手をとった。

「顔をお上げ、オツシロ。」
カマカブトの言葉にオツシロは恐る恐る顔をあげた。オツシロは父の表情に驚きを隠せなかった。

「お前が至らない娘なら、俺は至らない父親だ。何時も何時も融通の聞かぬ事ばかりを言って・・お前やお前の母さんにも迷惑をかけている。格闘技を習っているのは・・・俺も驚いた。だが、今ではお前の利点となるならそれも良いのだろうな。・・・、さっきは話を聞く耳をもたずにすまない。」
そう言ってカマカブトは頭を下げた。オツシロはそれにまた驚いて顔をあげて下さい、という。

―ぶ、ぶぶん、と異様な音が鳴った。

それは割れた以外の電灯の明かりがついた音だった。

「明かりが、」
「失礼します、明かりは―」
現れたのはキミシカで部屋の惨状におろどいている。それにウロコアンが言う。

「キミシカ、私は箒とちりとりを持って来るから、オツシロとカマカブト兄様の手当てをお願い。」
「あ、はい。承知しました。」
キミシカは来たばかりの道を戻り、ウロコアンは破片を踏まないように廊下へと出て行った。

―”力の儀”成功致しまして御座います。

Re;
((↑わがままと言う名の札。

今晩和、桂月です。

さっき蔦屋に行ってきたんですが・・・GEBの予約未だして無かったです・・orz

非常にやるせなすな状態で帰って来ました。

そこで店員さんの言った「人気ゲームなんで~」という言葉にやる気メーターがガクッと上がったのは店員さん自体も知らないことです。

明日からバイトが5連ちゃんと言う事で、私は一体何の訓練を受けているんだろうと今から思ってるんですが多分忍耐力かなんかですね。忍耐力か・・・フッ。

pixivと前から書いていた奴とを連動させて書こうかなとか体力が持つ訳が無いことをしようとしているせいで頭が破裂しそうです。パーン!

三枚の札を書き終わってからにしようかなと考えています。

三枚の札、今のところ2枚は使い終わりましたね。残りのカズアツは一体どういう使い方をするのか。そして、残りの儀はどんなのか見ていただければと思います。

さて、今微妙に未来日記の波が・・・やばいぞ。

明日からまた頑張りますね!それでは!
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静夢 | URL | 2010/08/02(月) 12:11 [編集]
おひゃよ~。
今日もあづいあづいあづい。
こんなときはコーラを飲むと良いっすよね。
てなわけで飲んだら汗だくに(笑)

GEはまだ予約受け付けてないっすか。
蔦谷は融通が利かないっすな。
天下を取って浮かれてるのかも?
ゲームショップに行くと発売日が決まってなくても。
普通に予約を受け付けてくれるっすから。
そして店員の発言に心躍らせられたお方を発見(笑)
そ~いえばフェ○トが今売れてるらしい。
噂によるとあの世界樹の制作陣がかかわってるそうで。
色んなとこでヒット作を製作したチームとかを。
囲い込みが行われてるなと。

桂月 | URL | 2010/08/02(月) 14:01 [編集]
連日あついですね・・!
今日は蒸し暑くて汗が止まらなかったです・・憩いの場所は電車と学校と家だけという・・orz
汗だくwwタオル⊂(・ω・)

というか行った日にちが丁度7月末日で10月の予約出来る分が未だ分かっていない日だったんですよねえ・・バイトでその日しか体が中々開かなかったので行ったのになあと思ってたんですけど。
店員の発言はテンション落ち気味だった私のテンションを上げてくれました(*´▽`*)
世界樹もやりますね~!
囲い込み・・・まるで牧羊犬が羊を柵に入れている風景が今ふっと思い浮かんだんですけど違いますね。
フェ○トもやってないんですよね。いまいち自分のツボを自分でも理解していません(;´Д`)
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