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DATE: 2007/12/31(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
1月1日までの楽しみ方。
(※注意:これは、ブログじゃないよ。桂月の短文であります。。どうぞ、彼等のお正月までの楽しみ方を御覧在れ~☆今回は技要らず)

貴族人と処刑人の1月1日までの楽しみ方。

雪がひらりひらりと降っていた。そのためか、屋敷内は全体的に寒くてしょうがなかった。

だが、ここに変わらぬ御仁が2人。

「「「メルカトル様、ギルディズ様、今年も残り1時間で御座いますが、やり残したことは御座いますか??」」」

と侍女たちは言って見せた。

「んー・・僕?あるかな?あるかな??そうだねぇ・・サンタにプレゼントを貰い忘れた事だね、アレは僕の童心を見事に痛めつけてくれたよ。」

と何種類かの花と魚の頭部から尻尾までの骨が刺さっているブーケを弄びながら屋敷の主であるメルカトルは言って見せた。

「お前に、まだ童心が残っていたとはサンタも思っていなかったんだろうよ。」

いつもどおりに腰には細い剣が刺さり紅く軽くウェーブした長髪の処刑人・ギルディズはそう言って見せた。

「ひっどいなー・・僕だってまだそういう白い部分は少しは残っているよ・・1ミクロンぐらいだけど・・」

「今、ミクロンとかいう言葉が聞こえたが気のせいか?」

「きっと、気のせいだよ。ギルディズ。じゃあ君にはやり残したことは無いかい?」

「俺か・・?」

侍女達も楽しそうに彼の次の言葉を待っている、うん、やっぱり人をからかうのは楽しいよね。

「・・そうだな。お前に寝床に書類を詰められたり、朝っぱらから呼ばれたと思ったらブーケがどこに行ったか探して来いと言われたり、侍女たちに楽をさせてやろうと貴族どものちらかした後を片付けさせられたりと散々だった」

「「「「申し訳ありません」」」」侍女とメルカトルが口を合わせ言った。

「だが・・」

「だが?」

「・・なんでもない」

「気になるなぁ・・教えてくれないと給料半額にしちゃ「止めろ、この大馬鹿貴族」

一瞬でも『そんな時間が長く続けばいい』だなんて思った自分が馬鹿だった。
翁と雨輝達の1月1日までの楽しみ方。

「で・・残りも30分な訳だけどもやり残したことはあるか、この馬鹿弟」

「ぇーと・・とりあえずお年玉ははずんでもらえたら嬉しいけどさ、後兄貴の俺の呼び方に『馬鹿』が付かなくなると尚俺としては有意義に残りの30分を過ごせそう。」

「そうか、そうか、神に祈っとけ。」

雨輝と輝夜の30分。

「さーむーいー・・寒い寒い・・泣け無しの缶コーヒーじゃやっぱ温まらない・・」

「所詮、コンビニの缶コーヒーだ、御室」

「それもそうですけど・・一番何が哀しいって、俺等何で元旦まで残り30分なのに仕事って・・泣けそうだ・・」

「星さえ出てきて掴まえれば、葵野が年越しそばを作ってくれているらしい」

「葵野君、蕎麦まで作れるんだ・・」

「ただし、お年玉を少し貰いたいと言ってたけどな。」

「まぁ・・正当ですよね・・俺と先輩いっつもコーヒー唯飲みしてるし。あっ、先輩やり残したことあります??」

「俺・・か?そうだな・・今年は何故かしら『黒電波』で色んな奴に会って『欠落』した物とか色々戻ってきたし、やり残した事は無いな。御室は?」

「良く聞いてくれました・・俺年越しそばは元旦ジャストに食いたい派なんで年越しそば食えない事でやり残してる・・くっそ!星の野郎おお出て来いぃい!!」

御室と椿人の30分。

「・・・寒いな・・後、今年も30分か・・、。今年は・・何だか凄い年だったな・・雨輝も御室さんも椿人さんも葵野さんもハーベストもサイレントも。」

『黒電波』・・『普通』じゃない代わりに、自分を『普通』から切り離す『物』を与える所から繋がっていった今年。それは、ある意味今自分が考えてはいけないと思う。

だが、こう思ってしまうのは。きっと。

「来年も今年みたいに『良い人達』と会えるといいな。」

自分の柄ではないけれど、そう思えたのはそうだったからだろう。

翁の10分。

それではお粗末!!
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