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DATE: 2008/08/20(水)   CATEGORY: 未分類
高笑いした後は。
内気な恋人と楽師。

けらけら、とメッツェティーノは笑った。

その反対側に居るのは、ピエロで困ったような表情を浮かべていた。

「それで、君はハレルクィン、ブリーゲラ、にありがたい教訓を貰いながらここに辿り着いたって訳か。」

「ううっ・・笑わないって言ったのに。」とピエロはしょぼくれながらも彼女は言った。

「いや、すまない笑ってしまって」と、言ってピーンと楽器を指一本で鳴らす。

「でも、やっぱりそう背負い込まなくて良いと俺も思うよピエロ。」

「私の言うお節介が優しさだから・・・・?」というピエロににこりとメッツェティーノは笑う。

「君がもし、自分の言うお節介が優しさだと認め切れなかったら認めなくても構わないんだよ。」

首をかしげるピエロにメッツェティーノは続ける。

「ただ、それで君が壊れてしまっては元も子もないだろう?」

「・・でも私には価値が無いわ」

「人は良くその言葉を使いたがる・・・けど、実際人に価値が在るか無いかなんて誰にもわからない。きっと分ったという奴はおごっているだけさ。」

「・・・・メッツェティーノは私と同じようになっていたらどうしていた?」

「同じようにしていただろうね・・俺も君と似た人種だから」と、彼はニコリと笑いながらいう

「似た・・人種。」

「そう、プリチネッラ曰く俺と君は同じ楽譜に居る音符だと思えばいい、けど奏でる音の高低が違う。

でもそれが悪いという指揮者は居ないさ。君は君のままでいい。」

「私のまま・・・、そう、なの、かな」と苦しげに言葉を吐き出すピエロを見て、

「少なくとも、俺やハレルクィン、ブリゲーラはそう思っているようだよ、ピエロ」
と言って彼は遂に曲を弾き始めた。


Re:It was a musician that laughed loudly.
((↑高笑いしたのは楽師でした。

似たもの同士って結構つんつんしあったりもするけど、仲良くなれる瞬間も僅かにはあったりするもんだと思いました。

タイトルどおりに良くと、楽師は盛大に喉に詰まります。((おい。
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