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DATE: 2008/11/15(土)   CATEGORY: 未分類
嘘吐きの愛。
―有難う、という言葉。さようなら、という言葉。私にとって二つは同意義だった。

『十月さんが・・・、僕と同じ状態?』

目の前に居る唯一の僕の友達の話を聞いて僕はそう言った。

『嗚呼、そうみたいなんだ。どうも話を聞いていると、そんな感じだし・・』

『どうするの?』 僕は聞いてみた。

『母さんの「記憶」が永遠の底なし沼に陥るとか、「彼」とか色々気になることもあるし・・何より』
と、目羽は話を区切らせた。

『お前と、似ているんだよ行方。母さんの「記憶」のなくなり方が。』

『・・・・突然なくなったって事?』

『それもだ。けど、根本的に似ているのは「誰かが二人の記憶」を何らかの意図で持ってったって事』

―どうして、思い出してあげること出来ないんだろう。 

『・・・・・僕達の「記憶」何処に行ったのかな』 ぽつり、と僕はもらす。

悲しそうに、目羽は顔をゆがめて言う。

『試しに、俺今日その病棟まで行ってみようと思うんだ。何か起こるかもしれないし。それに今日は打ってつけたみたいに条件が合うんだ。』

『条件・・って?』

『綺麗な「星空」、さっき母さんがやっと思い出した「記憶」の「欠片」なんだ』

―誰かの悲しみは、誰かの痛みとなり、やがて小さな涙となるんでしょう。

Re:then I knew your love
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