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DATE: 2009/01/03(土)   CATEGORY: 未分類
暗闇と。
『―なんで、人・・っていうか子供が雪に埋もれてんだ?』

初めて、その人が喋ったのはそんな言葉である意味印象的だった。

『いくところ無いから』
僕がいうと、彼は一瞬怯んだ。そして、片手に持っていた荷物を置いて僕の頭の上に積もった雪を払い落とした。

『親は?』と短く尋ねると、『覚えてない、』と答えた。実際覚えていない。
彼は膝を地面に積もった雪の上に曲げて僕と同じくらいの高さにして喋り始めた。

『・・お前の名前は?』
『プリチネッラ、君は?』 
『メッツェティーノ』

お互いの自己紹介を済ませると、メッツェティーノは考えるような顔つきをしてこう言った。

『プリチネッラ、お前が良かったら俺の家にすむか?』

はっきり言って、メッツェティーノの考えが分からなかった。どうして、と尋ねると

『行く当ても無いんだろう?俺も、お前と同じで親も兄弟も居ないし、親戚も居ないんだ。だから・・そうだな、俺は楽器とか弾いたりするのが仕事なんだ。そうしたらこの家には誰もいない。けど、もしも、の時を備えて誰かに家に居て欲しいんだ』

嫌ならはっきり言っていいとメッツェティーノは自分のズボンについた雪を払い除けながら言った。

『・・・・・・可笑しいよ、そんなの。僕、君と会ったばかりなのに』

『お前の意見は正しい。これは、可笑しいさ。けどな、見捨てちゃ置けないだろう?お前が今日、俺の家の前で雪に埋もれていて俺と同じ境遇で放って置いたらこの季節だ、死んでしまう。それに、何でかな?お前を助けなきゃいけないって、そんな気がするんだ』

彼は笑いながらそういいのけた。そして、その頃から長かった前髪を少しどかして彼の顔をよく見ると、メッツェティーノの眼には何故だか光が沢山だった。

少し悩んで、『住む、』と短くメッツェティーノに言った。
するとメッツェティーノが頭を思い切りわしゃわしゃとなでて、『その前髪、邪魔じゃないのか?』と聞かれ、『少し、』というと『じゃあ、後でバラゾンネの奥さんに切ってもらおう』と言って何処かへと歩みだした。

この時ほんの少しだけ、雪が好きになった。

Re;capriccio  ((←奇想曲。
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静夢 | URL | 2009/01/04(日) 12:10 [編集]
おひゃよ~。
あけまひておめでちょ~。←4回目。

家出のちびっ子は見つかったかに?
おいらの記憶だと聖火台のどこかに居たと思ふが。
もし違ってたらこの話は聞かなかったということで(笑)

弱点の話だがま~たく分からなかった。
説明を聞いてもイマイチピンとこないくらい分からない(笑)
下のほうといえばHPとかMPのとこだすよね?
あそこで見ると言ったらHPだけ(笑)
あとオートバトルにしてたというのもありそうだが・・・。
マニュアルやセミオートだと防御がめんどいんだもん(笑)

桂月 | URL | 2009/01/04(日) 14:03 [編集]
こんにちわ。

家出のチビッコを捜索するどころか、PS2のプラグすら今つないでいない状態です・・充電期間中ですね。(ぉぃ。
一度したら、おいおいっていう辺りまで進むんですけど。

そうそう、下のほうのHPとかの所のちょっと下だったかな・・?そこら辺にあったはず・・((おぼろげ。
ですね・・でも、私多分後者かも・・防御普通にせずに攻撃して、敵に攻撃されて、後ろの方に飛ばされてますし・・。
やっぱり、攻撃あるのみかと。笑。((何のための防御
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