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DATE: 2009/05/04(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
寛大なるテノーラ。
―道をしばらく眺めたならば、行かねばならないっていうことはとても辛い事。

ガラリッと戸をあける音が玄関からしてお客様だろうか、とててっと向かえば兄さんが何故か手に一つ中くらいの金魚鉢を持って帰って来ました。

じっと金魚鉢を私が見ていることに気付いて兄さんは呆れたように私を見た。

「光也、間抜け面は自分の部屋だけにしておけ」

「間抜け・・・、兄さんその金魚鉢一体どうしたの」

私がそう尋ねれば「良く分からん」と言いのけたので兄さんの言う間抜け面になった気がした。

「意味が分かりません」
「俺も分からないのに、お前が分かったら賞賛ものだ」

「馬鹿にされている気がします」
「していないさ、問題はこれを本当に使って良いのかだな」
そう言い、金魚鉢を色々な方向から見る。怪しげなものなんだろうか。

「危なげなものでは無さそうだが・・・俺が貰ったと言う時点で危険か・・?」
呟きなのか知れぬ声をとつとつと呟きながら兄さんは自分の部屋へと向かっていく。

追いかけてその呟きを聞いた方が良いだろうか、と思ったがその前にお茶などを持っていこうと思い調理場に急いだ。

『それで、旦那はその金魚鉢を受け取ってしまわれたんで?』
涼やかな声が部屋中に響き渡るというのにその部屋に居たのは美里だけだった。

「ああ、何か金魚鉢に呆けている間に親父が神隠しなぞに合ったように消えてしまってな」
『珍しいご体験をされたようで』

「珍しいで済めばいいんだが・・」
『手前はこの通りで御座いますし、おそらくは大丈夫だと』

「何かあってしまったら、どうする」
『その時は、その時で御座います』

ぎろりっと睨まれ橙色は内心冷や汗をかいた。失言だったかもしれない。

そう思っているうちに、美里は部屋から出て何処か橙色が見えない世界へと、歩んでいった。

Re:インビジブル・ワールド
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静夢 | URL | 2009/05/05(火) 12:08 [編集]
おひゃよ~。
そろそろ降ってきそうだべす。

うぉ~~~!?
カキコできぬぅ~!?
禁止ワ~ドが含まれるといわれるっす。
それらしき物は見当たらない・・・。
のでどこを修正すればいいのか見当つかず。
てなわけでこの文だけになっちゃった(笑)

桂月 | URL | 2009/05/05(火) 15:30 [編集]
今日和。

うええええっ?!本当ですか!?
結構色んなカキコミが来てたので少しは対策して置いたんですけど、危ない物以外は入っていないはずなんですけども・・後で確認してきますね!!

お粗末様でした
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