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DATE: 2009/09/20(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
人。
橙色の空のもと、美里は子供の背丈をし”能面”を被り光也を押さえ込んでる犯人と対峙していた。

「あんた達が、名家だけでなくそこら中の子供たちを誘拐した理由は”自分たちを絶対に捕まえられなくする為”だ」

すううと、やけに済んだ空気がそこら中に吹いていた。まだ刃物は光也に向いたまま。

「”絶対に捕まえられなくする為”?おいおい、兄ちゃん、警察は何の為にあるのか知ってっか?悪人捕まえるためにあるのに、それに捕まえられないわけないだろう。」
犯人は”能面”をつけたまませせら笑った。だが、美里に慌てた様子などない。

「だから、名家の子供が必要だったんだろう?」

「・・・・何が言いたい、兄ちゃん」
突如として犯人の声が低く、獣が唸っているような声になった。

「”名家”中の”名家”である、華道の藤釣に銀行業の金鈴・・・トップ中のトップの子供が、もし、盗みに不本意にしても手を貸してしまっていたら?」

美里の言葉に光也は息を呑んでいた。まだ刃物は突きつけられている。

「それは、彼等の”汚点”になる。たとえ、盗み自体をしていなくても、おまえ等がしていたと言えば、他に証言してくれるのは子供たちだけだが、それは出来ない。証言した場合に、彼らは命の危険に晒されるだろうから。」

当事者でない俺でさえそう思うんだから、そのつもりなんだろう?と美里は続けていった。

すると、くくくっと犯人は喉を鳴らして笑い始めた。

「いいなあ、兄ちゃん!!正解だ!満点をやろう!!」
怒号のような、笑いだった。光也はそれにいささか恐怖を覚え始めていた。

「名家の餓鬼というカードさえ持っていれば、俺たちは何でもできる!名家は恥なんざ直ぐに隠したがる。だから、俺たちは捕まろうとも、今度は―名家さえ脅しゃあ良い。こぞってもみ消すぜ」

それが、彼らが絶対的な自信で、捕まる気がなかった理由。

「・・恐ろしいまでに外道だな」
美里がそう短く言葉をはいた。

「ははっ、褒め言葉か?だけどな兄ちゃん、忘れんなや。手駒はこっちにあんだ」
「・・約束まで破るきか、外道」
「はっ、守る気すらない約束は約束じゃねえだろうが。おい、餓鬼どもっ!!」
犯人が罵声で障子向こうの子供たちに命令を下す。美里は、拙さを感じていた。


どごっ!! ―障子が内側から飛んできた。幸いあたらなかったものの石畳の上に落ちている。

「おお?なんだ、美里が喋っていたのか」
出てきたのは先程子供たちに捕まった筑紫だった。

「・・筑紫先輩、どうやって」
「どうやっても何も、約束しただけが?私はきちんと約束は守るぞ!」
どんっと自分の胸を叩いて言う筑紫の後ろには、誘拐されてきた子どもたちが控えめにこちらを見ていた。

「・・・くそっ!餓鬼どもめ・・!」
そう云った犯人の中にはまだ光也はいた。そして犯人の刃物はまだ合った、この時までは。

「伏せてください!!」
その言葉を理解したのは、美里と筑紫だった。子供たちに伏せるように言うと、犯人の手中にある刃物目掛けて弓矢が飛び、弓矢は石畳を外れた土に刺さり、刃物は賽銭箱へと刺さった。

「ひゅう、やるなあ、夏雪」
「観念しろ、犯人」
筑紫が夏雪を褒める一方で、美里が犯人へ引導を渡そうとする。

「まだだ、こっちにはこの嬢ちゃんが・・っ」
ざあざあと、風が鳴っていた。やけに荒く、やけに轟いて。美里は何かを覚えた。嗚呼、来ると。

とて、とて、 石畳を素足が歩む音が、ずっ、ずっ、 着物を引きずる様な音が、

ぎしっ、  全てが軋むような音が、 鳴り響いた。

次の瞬間視界に映ったのは、あの”能面”が”能面”の犯人の顔をけり倒した所だった。

「・・ぎゃあっ!!」
光也が犯人とともに倒れ掛かって上手く抜け出しこちらへかけてくる。

「兄さん、筑紫さん!!」
「光也!」
美里が光也の手を引っ張り安前を確認すると、犯人の腹の上には”能面”が乗っかっていた。

「・・、蝉丸、・・」
「恩返し、終わり、蝉丸、助けてもらった、有難う」
そう言うと、蝉丸の姿が消えた。”能面”の犯人の腹の上には、蝉の抜け殻が一つ、あった。

Re:A spokesman of the misfortune.
((↑不幸の代弁者。

えー・・一気に進みました。「人」の話。最初カウントが数字じゃなかったか?っていう突っ込みには、マイナスである、アンとかつけようと思ったんですが、そこから上手くいかなかったので、こうなりました。

如何だったでしょう、美里の推理。納得言ってもらえればありがたいんですけど、で、まだ続きます・・。長いって事は知ってるよ(;´Д`:)

で、また先日ラクガキから話が派生してました・・・おそろしや!

これは・・多分・・うpしない・・うpしたら・・長くなる、毎日書かないと・・終わらない・・終わりがない。

ラクガキすると大体こうなる。

そういや、先日のエレハンの録画に失敗しました。さすがに、歯軋り。

その後にあってるエリンが面白くて、はまってるんですけども・・。キリクが原作出てないの・・?

憎いぜ、えねえちけい。もっく達も原作出てないんだよね・・これ、あにめから入った人どうしたらいいの。

来週兎に角楽しみです・・ううーいい。原作一編読んでみたいけど、4冊?全部で。

学校・・は無さそうだしなー、どうしよう。

そういや、神霊狩のDVD2・3巻借りて昨日に2を今日に3を見てましたが・・本気で見た後直ぐ続きが気になる。そして、矢野さん声に癒され取ります・・。((※矢野さん=しんちゃん。

何ぞあれww絶望先生では、倫ちゃん役もされていらっしゃるのですが、損損~のあたりが好き。

神霊狩なんか、いろいろ奥が深いです。後、夜に見ると怖いよ。

ていうか、これいつに放送されてたんだろうか、と地味に気になってマス。

最近スーパーセルの君の知らない物語にはまってます。ノリの良い曲ですよ。

それでは。
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静夢 | URL | 2009/09/20(日) 23:50 [編集]
ちょりっす。

スーパーセル!?
DBに出てくるセルの進化版?
スーパーサイヤ人みたいに(笑)

TOA速報。
そろそろヴァンのとこへ殴りこみに行くのかな。
タルタロスを改造して戦闘モードになっただべそ。
そしてヴァンは実験体だったとは。
ということはティアは実験体の妹?
更にナタリアはフェイクの姫様だし。
何か偽者だらけのPTなんだすけど(笑)

桂月 | URL | 2009/09/21(月) 18:45 [編集]
ちゃりっす(笑)

スーパーセルは、本当はsupercellって書くんですけどそのとき面倒だったのでカタカナ打ちにしてました。
すごいいい声していらっしゃいますよ。

偽者だらけのPTってある意味凄いですけど、ガイとかは凄いいいところのおぼっちゃんですし、ある意味こっちも凄いですよね。
TOA結構長く感じていたんですけど、やっぱり長いような(笑)
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