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DATE: 2009/11/11(水)   CATEGORY: 店主の宝物庫
ろく。
ぼうっと青白い炎が石畳を覆うように宿った。それを、凄まじいまでの冷気が波のように襲い掛かり炎はその冷気を熱気で対抗する中、次の瞬間低く唸るような雪風が炎を消した。更に、すすっとまるで這うかのように緑の若々しい根が炎を消した石畳を進んでいた。

そして、かろん、と何処からともなく音がしたとき根は恐ろしいまでのスピードを見せその足音の主の足を掴んだ。その主は、その根を見て片手を根に触れようとした瞬間―

「その根を燃やそうと思うならやめたほうがいいですよ?貴方の手を凍らせますから」
淡、と言った見た目は若い人のようなそれが言う。

「・・スピード勝負、って言う所じゃないかな?」
足音の主はにこりと笑う。相手の言葉を恐れてはいないからだろう。

そんな言葉の交わしをしていると茂みから一足遅れて、長髪に羽の髪飾りをしている青年が生きを少し切らせながらやって来た。
「遅いですよ」
「うっるせ・・!」
そして、新しくやって来た青年は根に捕まった人をじっと見た。
「なあに、目羽?」
その人は捕まっているというのにやんわりとして青年に聞いた。

「九重あんたなんで捕まった」
当然のように彼は聞いた。隣りに居た冷気を纏うそれは訝しげに目羽を見ていた。そして九重と呼ばれたそれは、微笑んだ。慈母の如く。

「私が捕まるのはおかしい?」
「あんたは今プロテクトだろ?ならその根は避けれるはずだ。緑青と互角でも、だ。それになんでわざわざ下駄を鳴らす」
目羽が尋ねると、九重はふいに石畳を見て呟いた。

「・・・・、優しいのは、恐ろしいよ」

「え?」
目羽が唐突な言葉に短く言葉をはく。

「この、”星峰神社”がどうして縁の場所だといわれているか目羽君は知ってる?」
「それは・・、あんたととある人の友情があったからじゃないのか?」
目羽は少なくともそう教えられていた。九重という狐と、人との、友情。

そう思っていると、がりっと石畳を引っかく音が聞こえた。九重が俯いて石畳を引っかいていた。

「違うっ!」
目羽は今までに聞いたこともないような悲痛な声を聞いた。

「私はこの山が酷く蓄えが無い時に生まれた、母は山里を降りて人里へと食べ物を取りに行ったまま帰ってこなかった。私も何時飢えで死んでしまうか判らなかった。そんなとき、あの人に、六にあった。」

「六は、私に魚をくれた。私は彼に礼を言いたかった。その時人里にはたくさんの獣が食べ物を求めて下りて行って、嫌っているはずなのに。六は、優しかった。それから毎日六は魚をくれた。私もお礼が言いたかったけど、六に獣の言葉なんて通じる訳がなかった。そんな、日々が毎日続けばいいと思ってた。獣と人の、言葉も、通じないけど、よき友人に、なれると思ってた。」

「でも、六の村の他の農民の人たちが六の家に来て六を責めた。俺たちの畑はあんなに荒らされていたのに、なんでお前だけ荒らされないのか。って。だから、村の農民たちはこう言った。お前が、俺たちの畑に畜生たちが入るように仕掛けてるんだろう。と。」

大した言い掛かりだと目羽は思った。だが、必死なのだ。その農民たちも生きる事に。

「六は違う、と言った。けど私に録画魚をくれているのを見ている人が居て信じてもらえなかった。」

「そして、六は―袋叩きにあった。」

「皆、皆、六を責めた。私を助けたばっかりに、六は―死んでしまった。私は六の側に行くと、六は虫の息だった。私の事を見ていた人が、こいつだ!と叫んで私も袋叩きに合った。そして、何も分からなくなった。でも、しばらくして上から声が降ってきた。」

「・・声?」 緑青が、問うた。

「声だった。『憎い?』と聞かれた。私は『悲しい』と返した。声は又聞いた。『君の願いは何?』」

「私は答えた。『六を、友人を殺した彼らが許せない』と。声は言った。『なら、叶えてあげよう』って」
「っ!?それは・・どういう」
「私はその声が聞こえ終わるとこの姿になっていた。そして、村には桶をひっくり返したみたいに大雨が降っていて、農作物は全て駄目になっていた。しばらくして、その村で私と、六を弔う場所が作られた。彼らはあの大雨は私たちが原因だと思ったんだ。」

「実際に、あの大雨は私が言った願いが原因だった。私は婉曲された逸話の友人を失った悲しみと村人たちの理不尽さに負けた狐だった。」
ぽとり、ぽとり、と涙が九重の目から溢れていた。

「私が、六を殺したのも同然なのに。」
嗚呼、この狐も―と思っていると緑青が目羽を見ていた。

目羽は、一歩九重の元へと踏み出した。青白い炎は未だ灯されていたが目羽は気にせず歩いた。

「・・・、九重様。」
九重が涙で溢れた目で目羽を見上げた。

「行方が、九重様の願い事を言って欲しい、って。」
「・・あ」
「俺の願い事、かなえてなかっただろ?だから、それをあんたの願い事に俺はするから、あんたの、本当にかなえて欲しい願い事を言って」

ぽろ、ぽろ、とまた涙が零れ落ちそれにつれて狐火は音を立てて消えた。

Re;good-bye
((↑さようなら。

今晩和。一気に書いたのでかなり長い・・感じになりましたorz

九重と六、の話は実際にあっても良さそうな話だと我ながら思っているんですけど。

九重の、生きていると思ったのは~の台詞をどこかで活用したいと思いつつも活用できない私。

実は、色々と種を蒔き散らかしたので、後日書くやつで種明かしできたらと思ってます。

それにしても、今週の・・月曜日?以来からPSPを触ってないですよ。

テストだからなんですけど、ああ、この後やります。((←

今日は英語漬けだよ☆友達からなるとの新刊を貸して貰ったんですけど、もう、何、雲隠れの里全面的でいいよね!!って感じです。はい、有難う!

絶対1月の新刊はシーが出る、と予想してます。いや、もう雲隠れって聞いただけでボルテージ上がってるんですけどね。ふふふん。自分でも何故シーにはまったのか不思議なんですけど、多分、ダルイとの掛け合いでいちころだったんだろうなあと思ってます。シーって発音しやすいよね。((どうでもいい。

まあ、シー談義は置いといて。

怪談レストラン・・テレビ朝日だったの?!((←?!

てっきりテレ東かと。ドラエモンがあってるチャンネルだよ^p^

昨日のはバッチリ録画しました。あと、友達に布教してきた。

ていうか、何気になると貸して貰った子が見てた^p^ おまっ!

布教しようとした矢先に、見た発言で語りました。友達曰く、ショウは真夜中の図書館のリンゴの木の主人公のイメージ。一番怖いやつ選んだな・・お前。

白いマフラーがいまいち分からなかったけど、友達はそれが一番怖いといってました。旦那はどうなるの。

それにしても、闇ギャルソンがどうしてもごくそつ君にしか見えない・・・何故だ。

明日のお昼はおでーん!ご飯もつくけど、炭水化物摂取しすぎだよね^^:

あと最近ラムレーズンのアイスに目覚めたんですけど、誰も食べた事ないって言う!えっ、まじで!

母さん美味しいって言ってたんだよ(((:・´ω`・:)

そして、一昨日唐突にカプリコ食べたくなった人です。お粗末!
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