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DATE: 2010/01/03(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
渦の姿の話。
―しくり、しくりと声のする。しくり、しくりと嘆く声。嗚呼、あの渦からか。

「大学先生、あんた・・」
分かってんのか、と陰気臭い顔の刑事が半ば睨むようにこちらを見ながら言う。リガキはそれを見たが、まるっと無視してオオナキ氏に声をかける。

「オオナキさん、悪いんですが一番最初皆さんに自己紹介をして頂いた時の席にして頂いてもらっても良いですか?」
「それは構いませんが・・」
オオナキ氏は心配そうにリガキをみながらも、妻に声をかけ座布団を敷いてくれた。

「皆さんにお話するのはとある”渦”の話です。」
淡、と始めたその言葉にタマタツとアイクラが眉根を寄せた。

「・・渦、だと?」
「渦、ですよ。アイクラさん自分では気づかないものです、その渦に溺れかけているかどうかも。」
そう言うと、アイクラはぐわっと怒気を顔に表した。

「面白いな、続けてくれよリガキ殿。」
ヒネズが何時もの調子で言うと、リガキは頷いた。刑事はリガキの右側で立っている。

「―ヒネズさん」
「何だ?」
「貴方は酒盛りが終ってからツバメミさんに部屋まで引っ張られて行きましたよね?」
「・・ああ、そうだ」
「ちょっと、待て!大学先生、それじゃあんたのアリバイは無いじゃないかっ!?」
刑事がヒネズとの話に口をはさんでくると、リガキはそちらを見て一言。

「お静かに刑事。ヒネズさん、貴方はどこでツバメミさんと別れましたか?」
「・・どういう意味だ?」
「どういう意味もこういう意味もそう言う意味です。何処で、お別れになったのか、それだけですよ。」
「・・、普通に布団に入っていたからな、そのまま布団に入れられたんだろうて。」
「ヒネズさん、それは本当ですか?」
「本当だ。」

「ヒネズさん―溺れましたね。」
けろり、とリガキは言った。その言葉にヒネズは始めて眉に多いに皺を寄せた。

「・・何だと?」
「さっきもタマタツさんに僕は話しましたが、皆さんを起こしに行った時貴方は起きたばかりでしたよね?」
「そうだ。」
「なら、どうしてシャツに皺が寄っていなかったんでしょう?」
「ッ!!」
「僕は思いました、貴方は起きていて風呂に入って着替えたんじゃあないかと。けれど、それならどうして隠すのか?隠さねばならない理由があるのか?―どちらなんでしょう?」
ヒネズは下を俯き親の敵でも見つけたような表情をしているーそしてそんなヒネズのところへ刑事がどすどすと行き手首を掴む。

「つまり、こいつが犯人なんだな!?」
「違います。」
「なあっ?!」
間抜けな表情をしている刑事を放って置きミカハラを見る。

「シロツメさん」
此処に来て、神妙な顔になりつつあるシロツメを呼んだ。

「此処に居る方々に貴方の”願い”をもう一度お聞かせ願いますか。」
「私の・・・願い。」
「そう、貴方の、”願い”。」

シロツメはぎゅっと胸の前で拳を作り前を見据えた。

「私は・・私はお父様やお母様にとても感謝しています。血の縁も無い、私を此処まで育ててくれた事に、本当の我が子のように慈しんでくださった事に、そして私が実の親を会いたいと言った時も受け入れてくれた事本当に感謝しています。だから、私は。」

「そんな私を応援してくれたお父様やお母様の為にも、本当の親に会ってみたい・・。ツバメミ様には本当に申し訳ないと思っております、私のそのような願いのために来て下された事が原因で死んでしまったのだとしたら―」

ぽたり、と涙が畳の上に落ちた。シロツメの泣き顔を見た刑事たちが驚いた。綺麗だったから。

「私は、命を持ってツバメミ様に報います。」
その言葉に刑事やオナキ夫妻、ヒネズ、ハチチリ、アイクラも、タマタツが驚いている中すっとミカハラがシロツメ嬢の前に立った。そしてぺたり、と額を畳に付けた。自分以外の人間が全て驚いていた。

「―すまない、シロツメ」
そう吐いた言葉に、何かがないた。

『願いましたる物語は―かぐや姫で御座います。』

Re:The irreplaceable person whom I come from the moon, and live in the sky with princess.
((↑月より来たりし姫君と天に住まう尊き人。

今晩和。桂月です。
リガキさんの今回の”渦”の話はかぐや姫がモチーフになっております。

いつ、願いましたる~を入れようか悩んだ挙句今回でした・・(´Д`;)

シロツメさんの覚悟やら、ミカハラさんの土下座やら、色々あるんですけども。美味く流れにのってる・・か?

携帯のメモにショートな奴はあるんですけど、メモなもので文字指定数が合って部品みたいにつなげるのが難しいんです・・(ノд-。)寧ろPCに残せよ!っていう話なんですが。

冬休みの減り具合本気でヤバくないか・・?ていうか、お母さんと昨日と今日エリンの特選見てたんですけど、面白いわー。次何時あるんだか、ちょっと不明。

今日中学の友達とカラオケに行って来たんですが、友達の弟君がPS3でFFの最新作の奴お金無いって言ったのに買って来てやってるよーって言われてさ!やりたい!と思わず言っちゃったよ。本音がポロリだよ。

友達も何か、すごいよ^^って言ってました。映像綺麗^^とかも。さすがすぎる・・。

あっ、そういえば鴨川ホルモー100円になってた!

今週返しに行ったら借りてきてやろうと目論んでます。ナルニアの第2章が見たくなってきたな・・。

超短文お粗末!
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静夢 | URL | 2010/01/05(火) 12:35 [編集]
おひゃよ~。
昨日の夜は土砂降りっすわ。
てなわけで路面はまだ濡れてる。

FFをプレイしたいとな。
昨日コンビニに行ったけど定価で売ってただすよ。
定価では尚更買えないって?(笑)
まぁ、そろそろ値崩れはする頃だしょうね。
DQもドンドン値が下がってるので。
容赦なく市場に出しちゃうから。
こ~なることは目に見えてるが。
しかし安くなったとこで問題は本体っすな。
これが一番の厄介だったりする(笑)

桂月 | URL | 2010/01/06(水) 13:33 [編集]
今日和。
いよいよ明日から学校ですが、半ドンじゃなく丸一日だったりします・・はあ。((←ため息人。

一番の問題は本体ですよね、やっぱり。
いくらゲーが安くなったとしても、本体がお安くならないと手が出せないというこの方程式。
やっぱりそう言う事考えてゲー自体お安くなっていくんですかね・・?本体で元を取っちゃうぜ!みたいな。
前のゲーですけど、大神もプレイしてみたいんですよね。
えっ、願望丸出しすぎだって?(笑)
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