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DATE: 2010/03/11(木)   CATEGORY: 店主の宝物庫
どんな夢を見るんだろうか。
―本当の願いは泥の中に沈んだ。

どうして、
どうして、
どうして、ここから、でられないの。


厚い雲が横に棚引いて相変わらず秋の終盤なのに夏空のような空を生んでいる。

その景色を横目で見ながら宝色は古典に励んでいた。ふと、隣りを見れば何時も泣きそうになりながら勉強をしている少女の席があいていた。風邪かな?と思い一時思考を中断させ又黒板へと意識を戻した。

学校が終って下駄箱からスニーカーを出して履いているとポンポンと背中を叩かれそちらを向く。
「鈴浅さん」
「ねぇ、八宮なんで休みか知ってる?」
はて、と思い逆に知らないの?と聞く。

「知ってたら聞かないわよ、風邪引いた様子なんて無かったし・・どうかしたのかな。」
じゅるると手に握られた苺牛乳が終わりを音で示している。

「どうかって?」
「・・・・重い病気になったとか、誰かにいじめられてるとか。」
「そうなの?」
「・・・無いわね、すこぶる健康体だし、いじめられる要素が皆無だし」
「明日担任に聞いてみれば?」
事実、彼女の家か担任に聞くかそれ以外に連絡の取りようも無い訳だし。

「そうする、引き止めて御免。」
「いいよ、俺も気になってたから。」

宝色の鞄の中には炭酸水が1本入っている。それは彼が飲む為ではない。ただそれがあれば、それを持ってきてよ、と笑いながら怒る姉の、声が聞こえてきそうなそんな気がしていたのだ。

「、」
姉にさよならを言えたら今度は、

「おい、宝色!」
がしりと不意に掴まれ驚いて後ろを見ると通り堂が立っていた。

「なんだ・・・、通り堂さんですか」
「なんだもこうだもねぇよ、さっきから呼んでるのに、ここ昨日不審者出たばっかなんだから気をつけろよ」
「ああ、そうでし・・・・、昨日?」
「昨日だよ、昨日。」
「学校では何も言ってませんでしたけど、玖場さん何で知ってるんですか?」
担任の情報は2・3日前に言ったきりだった。

「そりゃ、昨日出くわしたんだよ。」
「はぁっ!?」
思わず宝色は素っ頓狂な声を上げてしまう、通り堂は危なかったんだよあの子。と言う。

「あの子?あの子って?」
「お前と同じ高校の女の子、やばかったんだよ、不審者の野郎が刃物持ってたし。」
「通り堂さんが、不審者に勝ったんですか。」
「勝ってなかったら俺居ないっつの!」
「まぁ、それもそうですよね・・その子通報とかしなかったんでしょうか?」
「お前等に連絡は行ってないって事はしてないんじゃねぇの?」
「・・、そういえば玖場さん夢喰えたんでしょうか。」
「そっちもそうだな、どうだろう。」
顎に革紐の着いた左手を添えて悩む通り堂に宝色はこつり、と石ころを蹴った。

下宿所と通り堂は言って曲げないが宝色は立派な一軒屋だと思う。居間へ向かっていると、バタン、という音が聞こえ通り堂と宝色はお互いに顔を合わせ次に居間の扉を急いで開けた。

中を覗き込んでいるとグッタリとした玖場が倒れていた。玖場はぐったりしていて一言も発しない。ただ何かに耐えているように眉には皺が寄せられていた。
「どうしたんでしょう、」
「もしかして、夢の相手が強すぎるのか・・?」
そういえば先日夢が酷くなっていると聞いた気がすると宝色は思った。

「とりあえず、起こした方が良いな」
「どうやってですか?」
そう尋ねているにも関わらず通り堂は何処かへ消える。取り残された宝色はただ成り行きを見ていた。

「おい、宝色そいつ風呂場にもってこい。」
「風呂場って、」
驚きながらも玖場を引きずって風呂場の前に持っていくと何故か通り堂はバケツを持っていた。

「ここ、置け。床がぬれるから。」
「通り堂さん、まさか・・」
頭の中にとある映像が出来上がりそう呟きながら玖場を風呂場のタイルの上に置く。

「強制的にでも起こすしかないだろ」
そう言った次の瞬間通り堂はバケツいっぱいに入った御湯を玖場の頭に遠慮なくかぶせた。

「あちゃー・・・・」
「・・」
ずぶ濡れっぷりに呟く宝色と成り行きを見る通り堂と、

「・・っ、・・・・げほっ!何で水が・・・、お前のせいか、通り堂。」
水を咳き込みながら玖場は目を覚ました。

Re;Awakening.(←覚醒。)
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静夢 | URL | 2010/03/12(金) 13:14 [編集]
おひゃよ~。
暖かくなってきたぞぇ。

初出勤お疲れサバンナ。
レジ打ちの前に色々とレクチャーされたようで。
しかも最年少ときまひたか。
みんなに可愛がって貰えそうな予感。
年下ってほんと役得っすよ(笑)

悶狩のPSPの最新作は2Gだべす。
2と2Gはそれほど内容に大差がないらしいので。
迷わず安い2を買ったでござる(笑)
んでその肉焼きも完備されておりまふ。
しかし焼き上げるタイミングがむずい。
半焼だったり真黒になったり。
未だに1回しかまともに焼けてない(笑)
そして冒頭をプレイした感じでは。
人気作だけあって悪くないっすよ。
ストーリーは皆無でトコトン狩りをする感じだけど。
強いて言えばアクションだしょうか。
攻撃を受けるとダウンしてしまふので。
連続攻撃がなかなかでけないっす。
攻撃を交わせばいいのだろうけど。
アクション苦手のおいらには交わすのも難しい(笑)
あとGEと同じくスタミナが搭載されてた。
お疲れさまどす
踊り子ママ | URL | 2010/03/13(土) 17:56 [編集]
バイトお疲れさま^^
母ちゃんはおうちで1人ぼっち・・・暇なので寝てます(*´▽`*)プッ
母ちゃんも高校生の頃バイトしてたぞ。
そう言えば、店長さんや大学生のお兄ちゃんから可愛がってもらったなぁ(遠い目)
頑張りすぎず、マイペースでバイトやって行って下さい。
ばあちゃんが、今日、見にきただろう?
笑顔が出てて、安心したと言っていた。

母ちゃんも、覗きに行きたいなぁと思ったが、バイト先
遠いもんなぁ。諦めた・・・4月からは、学校とバイトとと
たいへんな毎日になりそうだね。
まぁ、がんばれや。

桂月 | URL | 2010/03/13(土) 19:56 [編集]
今晩和。

初出勤アンドセカンド出勤終りました・・・!
年下が得なのは何となく判ります~、おば様方が多いので本当イチイチ世話をかけながら教えていただいてもらっています。

肉焼き完備な2を買われたんですね(笑)
半焼きとか、これ悶狩というより鉄人料理人ゲーなのではと思わず思ってしまったんですけども違いますよね。
トコトン狩ですかー・・やっぱり終わりが見えなさそうで私には不向きかな、と思いつつ静夢さんがトコトン狩に浸っているのを見ることにします。
やっぱり悶狩っていう種類で行けばそういうもんなんでしょうね・・スタミナとか一定の条件をつけながら体力以外にプレイヤーに恐れる物は何もない、という具合になりそうですし。

私も明日はお休みなので、久々にGEやろうかと思います・・!

踊り子ママ(*´▽`*)

いやはや、もう野菜を籠いっぱいに可笑しいんじゃないのか!って詰めたりしてくる人だったり、林檎9つ買いとか消費者側に立ってみればあんまり気にならなかったことがレジ側では凄い気になってくるし、足の次に腰が痛くなってきて本当に寝るのが一番の特効薬になってきてます。
ばあちゃんはひたすらビビったよ・・・・ハッ!|o゜)

4月からもひたすら私、なりっていうのもあんまり信用性あるようでないような言葉だけど頑張っていくので、私が料理や買出しに行けなくなってしまって、きついだろうけど、宜しくお願いします。

それでは、皆さんの応援を糧に頑張ります。
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