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DATE: 2010/03/22(月)   CATEGORY: 店主の宝物庫
続きは無くした。
白い着物、紅い帯止め、何時ものように炭酸水を飲んで家を出る姉と、サッカーボールで遊ぶ自分。

その続きは、見たくない。



「居た、あれですかね玖場さんの言ってた猿。」
そう言って宝色は肩に乗っていた梟の姿を模している通り堂に話すと通り堂もそれを見ている。

其処には、猿が三匹横に並んで見猿、言わ猿、聞か猿、の体型を取っている。

これからどうするか、それがかぎになる。そう言えば、何故ここに八宮本人は居ないのだろう。

これは”彼女”の夢であるのにどうして、

「キ、タラ、」
口を塞いでいる猿以外がぽつり、ぽつりと口から何か言葉を漏らしている。

「警告でしょうか?」
通り堂に尋ねると通り堂は首を横に動かせた。ジェスチャー的には分からない、だろうか。

「タラ、カ、」
ほとんど言葉になっていない言葉、いや、二匹が同時に何か同じ言葉を言っているからこうなっているのかも知れない。一体何を言っているのだろう。

「タカラ、ジ、キ」
ぽたり、と出たのは自分の名前だった。

「え?」
自分でも可笑しな程に短い言葉を発した。

「タカラジキ、タカラジキ、タカラジキ、タカラジキ、タカラジキ、」
可笑しくなりそうなくらいに猿たちは自分の名前を連呼する。何故。何故。

すると、通り堂が首をこちらに動かして見ていた。
「俺も訳が分からないですよ、それより、八宮さんは何処に居るんでしょう。」

それもそうだ、という具合に通り堂はふわりと空に舞い上がり旋回するが戻ってくると首を横に振る。
「八宮さんが見つからないと意味が無いのに・・、一体何処に、」

そう言っていると、キキッという獣の声が聞こえ後ろを振り向くと猿たちがこちらに気づいたらしくじっと見ていた。そして、次の瞬間こちらにむかって走りだしてくる。

「うわっ!」
そう言って自分も走り出す。おそらくだが、あの猿たちは自分に攻撃してくるだろう。そうなるとまずい。通り堂も空を切りながら飛んでいる。ああ、飛べるって便利だなとか地味に思っていると派手にスッ転んだ。

「つっ!」
したたかに鼻っ柱を打ちつけ起き上がろうとすると背中に重みを感じた。それも1匹とかじゃなく。それは猿たちが背中に追いついてへばりついていたからだった。

「・・・・っ!?」
どうしようかと悩んでいると通り堂さんが猿目掛けて鉤爪で猿たちを捕まえようとする。猿たちもそれから逃げようと背中から離れたために危機は免れたがどうしたものか。

「有難うございます、通り堂さん」
距離をとりながら礼を言う。梟はいまだ臨戦態勢を解いていないままだ。

「キキッ」
猿たちが短く威嚇をした次の瞬間、赤い色の帯が見えた気がした。

「あ、れ?」
眩暈のような何かに思わず片手を顔に当てていると、白の毛が見えた。

そして、ガウッ!と吠えたそれは間違いなく”夢”の犬で、姉さんだった。

Re;sad past time
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静夢 | URL | 2010/03/23(火) 12:53 [編集]
おひゃよ~。
晴れは今日まで?

5連続お疲れサバンナ~。
しかも朝から猛攻ときまひたか。
みんな食いつき加減が尋常じゃないっすね。
他のスーパーもこんな感じなのかな?
並んでまで買うなんて最近ないからな。
しかもスーパーだと皆無だし(笑)

面接はおそらく落ちただしょう。
結果は週末に出るみたいだけど。
期待はま~たくしてないっす。
あとは早く履歴書を返してくれって感じ。
写真を使いまわしたいので(笑)
そ~いえば適性試験みたいなのもあったぜよ。
100問くらいあって。
「はい」「いいえ」「わからない」の三択で。
終盤になると段々読むの面倒くさくなって。
てけと~にチェックを入れたけど(笑)

桂月 | URL | 2010/03/23(火) 20:56 [編集]
今晩和。

お砂糖の威力は凄かったですよ~。
他のスーパーもそうなんでしょうねえ・・価格が安くて、品質が良い!っていうのはもう当たり前の条件になりつつあるみたいですし。
私も並んで買いたいって思うのは多分そういう食べ物とかよりゲームとか本かな、って気がしてます。(笑)

適正検査ものはい、いいえ、わからない、は面倒くさいですよね。
私も高校の学力試験のときとかにそう言うのがあったんですけど、ひたすら面倒臭くてしょうがなかったです。うおお。
私も写真使い回ししてましたよ(笑)
700円って・・・え、詐欺?って思いたくなる値段ですよね。本一冊買える!とか地味に思った私は何処まで本すきなのかと・・。
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