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DATE: 2010/05/01(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
一幕。
―ひい、ふう、みい。

「本当に頂いてもいいんですか?」
男は座布団の上に座り、目の前に出された長方形のお菓子もといカステラを見て確認した。

「ふふ、どうぞどうぞ。この前ヒネズさんが長崎の方へお仕事で行かれた際に買って来てくれたのですがどうも量が多くて食べきれなくて・・。」
男の目の前に座る女性は最後に困ったように笑い言った。

「ヒネズさんはどうも大人買いをしてしまうらしいのですよ。」
そう言って女性の隣りに座る女性より少し上の男性は苦笑した。

「じゃあ、有難く。」
男は軽く頭を下げてそのお菓子を戸棚に仕舞いこんだ。

「それにしてもシロツメから話は聞いていたのですが、本当に書物が大量にあるんですね。」
「はは・・お恥ずかしい限りです。」
そう言いながら男は頭を少し掻いた。

すると庭先でザクザクッと言う音がして其処に居た人々はそちらを見ると礼服を着こんだ男が立っていた。

「タマタツ様。」
女性が驚いたように言うと、タマタツと呼ばれた男は肩を竦めた。

「様はつけなくて宜しいですよ、シロツメお嬢様。」
そう言って縁側に座って靴を脱いで畳に上がって来た彼に家主である男は座布団を進めた。

「随分とお変わり無いようでリガキ先生。」
「まあ、ボチボチといったところでしょうか。」
「はは、ボチボチさえやれれば良いじゃないですかね。」
「ところでタマタツ殿どうして貴方が此処に?」
「ああ。ミカハラの坊ちゃんとシロツメお嬢様を迎えにですよ。」
「・・・迎え?」
「はい。お二方のご両親とオオナキ夫妻の方々が花見をしたいと申されましてね、お互いに社長だの、何だの重っ苦しい関係はドブ川に薙ぎ捨ててシロツメお嬢様の両親として無礼講で行きましょうと。」
「それは・・まあ」
シロツメと呼ばれた女性は嬉しそうに微笑む。

「で、迎えに来た訳なんですけどね・・どうしますか。」
「参ります!兄さんはどうなさいますか?」
「行こう、オオナキ殿に会うのも久し振りだし。」
「では、参りましょうかね。」
タマタツは自分の膝を押して立っていると、シロツメがそんな彼をきょとりとして見ていた。

「どうなさいました、シロツメお嬢様。」
「タマタツ様たちももしよければお花見しませんか?」
「・・・、たちという辺りからヒネズやハチチリたちも入っているのでしょうね。」
困ったと言う具合に方を竦めて彼は少し笑った。

「勿論。」
「秘書に話を通させて見ますが、まあ、彼ら次第ですからそんなに期待してやらないで下さい。」
「はい、あ、リガキ先生もどうでしょうか?」
「今回はご遠慮させていただきます。カステラまで頂いた挙句ご家族水入らずの花見の席で僕が行くとどうも・・ギクシャクしそうなので。」
「・・そうですか、」
少ししょぼくれた様子のシロツメにミカハラは彼女の背中を軽く叩いてタマタツにシロツメを預けた。

「ただ土産を渡そうと思っただけなのに、お暇を取らせましてすみません。」
「いえ、楽しかったですよ。」
「・・、リガキ先生本当に有難うございます。」
「え?」
「あの時から常々言わなくてはと思っていた事なのです。あの時僕がああやってシロツメの大切な世界を壊そうと踏み切れたのも、こうやって今”兄”として隣りに立てていること、新しい家族と楽しく生きていること、全てに礼を言わねばと。」
「僕はそんなに大層な人間ではありませんよ、ミカハラさん。」
「貴方はそう思われていても、僕はそう思ったのです。ですから、礼を言わせてください。有難うございます。」
そう言うと彼は丁寧に頭を下げた。

「もし何かお困りのことがあったらご相談ください。貴方は僕にとっても、シロツメにとっても、恩人ですから。」
「・・・・、出来るだけ迷惑事でない相談をお持ちできるよう善処いたします。」
苦笑しながら言った言葉にミカハラは薄い笑みを浮かべタマタツとシロツメの元に行った。

残ったリガキは手元近くにあった古ぼけた本を見た。

「・・・・・・”恩人”か、」

目元に眩む何重もの世界と世界、万華鏡の如く二度と出会わない風景、そんな美しい世界は昔にあった。

Re;his "past".
((↑彼の”過去”。

今晩和。もう既に5月1日になりましたね・・わーお!

久しぶりというか、もう4ヶ月ぶりくらいにリガキの話です。

とりあえずというか、なんというか、次の話の雰囲気をふんわり醸しつつも以前の方たちにという状況で。

タイトルの”一幕”はそう言う意味合いでの一幕です。

何か幕ってつくと幕の内弁当っていうイメージがある私は良く訳が判らないですね。

多分眠いんだと思います・・、バイト行ってきました・・!今日も0円だったよ!やった!

最後の最後で外国人のお兄さんがやって来たりとか、1000円を全100円、そして200円を全10円で払っていくおじいさんとか・・何か色んな意味でびっくりでした。

前者は別に良かったんですけど、後者ですね問題は。小銭はきついんだよ・・。

今日はアルバイトの方が少なくて何かまったりしてました。

後学校からフローチャートの宿題を貰ったので、とりあえず励んでみようと思います・・休みだからって甘んじることなくね。

それとトリック映画観に行きたいなー・・これはガチで劇場で見たい・・!ていうか、見なきゃいけない気がする。

今日のドラマ最後の”蝶襟糸”にバカうけしていました私であります。

東大と秋葉さんのお題;矢部さんが秋葉さんを殴る反動で僕を殴るのはわざとじゃないんですか!?

A.違いますよ(*´▽`*)

何このほんわかなやり取り!とか思ってました。小ねたが良いですね、ミミちゃんかわゆし。

では!
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静夢 | URL | 2010/05/01(土) 12:21 [編集]
おひゃよ~。
本日も晴天なり。

バイトおっつ~。
踏切でコケなかっただべすか?
ってそれはおいらか(笑)
小銭作戦はよくあるっすよね。
おいらもまたにやるでありんす(笑)
釣銭を多く貰いたくないので。
意地でも細かいのを出したがるのよね~。

昨日は相方がやきもち妬いておりましたな。
というか来週最終章となってたが。
もう終わりらしい?メインの人も笑ってたし。

東京の初週売り上げが判明。
1.7万本だそうな。これってど~なんだろう?
完全オリジナルとしてはまずまずの売り上げになるのかな。
でもアト○ス作品として考えると。
不発のようにも見えるが(笑)

桂月 | URL | 2010/05/01(土) 17:45 [編集]
今日和。

コケはしませんでしたが、踏み切りに長い事捕まってもうちょいで遅刻しそうで危なかったです・・orz
小銭作戦は本当によくあることで別に悪いとは思わないんですけど、せめて10円は10円で下さい・・!

みたいですよね、早いなあ。
それにしてもミミちゃん相変わらず可愛いです・・普通肩に乗っててあれだけ動くと飛んでいきそうなもんですけど。

1・7万本・・うーん完全オリジナルでアト○ス作品っていうので考えると、微妙なんですかねえ(苦笑)
じわじわあと人気が出だす、というパターンもまあ無くは無いのでちょっと観察してみたいですね。
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