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DATE: 2010/05/29(土)   CATEGORY: 店主の宝物庫
泥臭い話の末端。
青年が笑う姿にイナバやワニイにのされた以外の男たちは戸惑っているように見えた。珍しいんだろうな、と彼女はその様子を見ながら青年を見る。

「つうか、マジであんたすげえな!切れ者で行くならワニイより上じゃねえの!!」
けたけたと青年は笑う。そして、一旦笑いをやめ真っ直ぐに背筋を伸ばして彼女を見てにやりと笑う。

「―で?」
「どうやって貴方を捕まるか?」
「そう。話が早くて助かるね。」
「警察さえ呼べば完璧でしょう。」
彼女がそう言うと青年はくらりと眩暈を起こしたように頭に手をやり残念そうに彼女を見る。

「はーあ、あのさ、俺が警察に真面目に慎ましやかに、今あんたに言った事を言うと思う?」


「起きた?」
ボソリ、と地面の土が口に入って少し拙かった。というか、苦いしジャリジャリしてる。

「起きた。何時の間にミネガマサンが・・」
隣りの男も気付いたらしく言うが喋りづらそうだった。

「・・ミネガマは優しいからじゃないかな。俺と違って。」
「・・・お前よりミネガマサンがお人好しだってか?それこそ間違いじゃないのか。」
「違うと思うよ、勘だけど。」
「・・じゃあお前は何なんだよ。」
「・・僕?僕は―」


「いいえ?というか、そんな人間がいたなら警察はもっと穏やかでしょうね。」
彼女は決定的なこの状況でもあわててはいなかった。

「じゃあ、どうすんのさ?」
「・・貴方が認めた証拠さえあればいいのでしょう?」
「まあ、そうなるね。認めないけどさ!」
「最近の機械の技術は素晴らしいとは思わない?」
「―・・は?」
「特に音声面。電話も考えようによっては”恐ろしい発明品”だけど。」
「あんた・・・何が言いたい?」
青年は彼女の話す事が何に繋がっているのか飲み込めなかった。

「形の無いもの、魂を例外としておいて網膜からの映像や声帯からの声を”形”として残せるそんな技術は貴方たちが最も恐れていいものだと思うわ。―例えばこれかしら、」

すうっ、と奇術のようにいつの間にか彼女の手に握られていたコンパクトな黒い形態の、

「・・・テープレコーダー?・・あんた一体何時からそれを!」
青年は”形となった事実”に青ざめていた。同時の目の前の彼女が何処まで”計算”していたのかを恐れた。

「決まっているでしょう。最初からよ―、」
カチッ、


「怖い、怖いとは思ってたけどここまでかよ。」
「何が?」
「馬鹿が此処にも居るな・・・。ミネガマサン相当な切れ者だぞ。」
「・・そうなの?」
「お前気付いて無かったのかよ。会った時からずっと感情がちっとも見えなかっただろうが。感情を意思で出さないなんて相当の切れ者だ。」
ジャリ、ジャリと砂を食ってるような気分さえしてくる。

「へえ。」
「取り合えず俺たちは走る用意だな。」
「ミネガマも一緒にね。」
「置いて逃げるなんて外道の極みだからな・・・。」
「はは、」
「何だよ。」
「やっぱりワニイはそっちの方がらしいなあと思って。」
「・・・」
「あいてっ」
「木っ端ずかしい奴。」

―和邇さん、和邇さん、私と勝負しませんか?

Re;Foul play affection.
((↑如何様慈愛。

如何様はイカサマ試合とかのイカサマ、偽者です。

今晩和、桂月です。頑張ったら明日位には終わります二人の話。

なんだかんだでリガキの話は”元”が要るので上手く合えてると幸いです。

因幡の兎の話であったり、先日のかぐや姫の話も、芯のある話ですよね。今の所昔の話が多いんですけど・・、結構現代作品も好きなんですが。カフカの話は現代かな・・・。

知っている話、好きな話、を別な視点から見てみるというのは楽しいです。

おとぎ話やマザーグースの何処か捻くれていて、でも核には大事な何かをこっそり忍ばせていて暗示してくれている。

そんな話がたくさん誰かに届けば良いなと思います。

話は一族で口伝していたのもたくさんあると思います。人が誰かに伝える事を、誇りとしてた時代だから今にある話は幾つ在るんでしょうね。

センチメンタルになりすぎなんじゃないかと最近ふと思います。

自分がそんなことやっててもどうしようもないんじゃないか、

寧ろ気持ち悪いんじゃないかな、とか思っていつも動けません。

邪魔じゃないかな、とか、うざったるいんじゃないだろうか、とか。

対人関係は私の一番の苦手な物です。人と人との距離の測り方や接し方は何処までなら大丈夫なのかをずっと計算していなきゃいけなくて、間違ったら嫌われる。そんな思いがいつも私の心の根っこにあります。

誰かが当たり前にしている事を羨ましいな、と思うことは何回もありました。

けど、それを自分がやったら似合わないんじゃないだろうかと同じように何回も思うんです。

似合わない、それが一番私を殺す言葉でいつもそれを言ってるのは自分自身で。

どうしようもないな、と思います。

さっき友達と電話していて掬いきれなかった部分がそのまま出てきてしまいました・・すいません。

愚痴ってるといつも光ってない場所が異様に溢れてきて自分自身殴りたくなります。

暗鬱しすぎてる・・と普通に戻った今思うんですが・・まあ、いつも通りやります。

では。
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静夢 | URL | 2010/05/30(日) 12:41 [編集]
おひゃよ~。
今日も寒いのぉ~。

おゃおゃ、センチメンタルになってる。
対人関係はおいらも得意ではないが。
結局は開き直りっすよ。
「ど~でもいいや」と思ふと何とかなってしまふ。
あとは年齢を重ねると何故か改善されていく。
不思議なもんだすよね。
心にゆとりが出てくるのだろうか?
今となってはだいぶフラットに話せるようになった(笑)

桂月 | URL | 2010/05/30(日) 14:33 [編集]
今日和。

センチメンタルジャーニーな昨日でした・・。
お恥ずかしい限りです。
対人関係って難しいですね、開き直り・・心に刻んで次から生かしていきますね!
年齢か・・、やっぱり経験みたいなのが積み重なっていくからでしょうかね?そこら辺年数が変えてくれるという言葉もあながち間違ってはいないという感じがします。
どうも有難うございます!
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