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DATE: 2010/07/04(日)   CATEGORY: 店主の宝物庫
寂しがりの願いの元。
―それは全てに置いて優しくされた事も無い”家族”の事でした。

すると障子が開けられた。
「あら、どうしたの?」
居たのは女中だった。

「はい。旦那様が奥間に来られましたので、皆様をお連れするように、と。」
「そう。分かったわ、ありがとう。」
「失礼致します。」
すとん、と障子が閉められた。

「では奥間にご案内いたします―」
ウロコアンがすっと立ち上がると、他の人たちもそれに合わせて立つ。一番後ろになったリガキは同じく後ろに居てマイペースに歩くトビシマに話し掛けた。

「そういえば皆さんは此処には住んでいらっしゃられないのですか?」
トビシマは自分の頭を扱いながら答える。

「此処に住んでいるのは親爺殿とキミシカ、それに女中たちくらいだな。」
「と言う事は、皆さんは家業を引き継がれていないのですね。」
そう言うと彼は楽しそうに笑った。

「恐れ入ったな・・、そう。俺たちは親爺殿の家業を受継いではいない。まあ、兄貴やウロコアンは継げ、と言われたなら継ぐだろうが俺は願い下げだね。」
「どうしてです?」
「俺は面倒事は嫌いなんだよ、先生。それで随分前から兄貴には嫌われているし、ウロコアンには呆れられている。」
リガキはトビシマの言葉に何故カマカブトが彼を軽蔑したような目で見たのか分かった。

「決定的な理由をお聞きしても?」
「何の?」
「貴方が幾等面倒ごとを嫌いだと言われても、ご兄妹でしたら『性格だから』と許せるのではないのでしょうか。なら、それを持ってしても許せなかった何かがあるのではないのかと。」
トビシマはきょとりとして薄く笑う。

「俺は昔一度家出したのさ。」
「家出、ですか?」
「ああ。一年ほどフラフラと幽鬼の様に放浪していた。そして、家に戻った。」
「何故?」
「放浪していた時に大雨が降ったときがあって、立ち往生していたらその家が仕立屋でね。そこの親爺さんに何でこんなとこで雨宿りなんかしてんだ、若造と聞かれて事情を大方説明したんだ。なら、気が済むまで止まってけ!って言われた。まあ・・条件付だったけど。」
「条件?」
「家出に満足したらちゃんと家に戻る事、それが交換条件でね。ゆったり過しながら親爺さんの手伝いをしていて俺はふと思った。仕立屋という仕事は楽しい。それで俺はこれを自分の生業にしようと思って報告をしに家に戻った。」
十字の道を左へと行く。

「帰ってきて真っ先に怒りくるった兄貴に会って『この一年連絡と言う連絡をしてこなかった奴がどの面を下げて帰ってきたんだ!』と一発ぶん殴られたな。」
肩を竦めて笑うトビシマは何でもないように語る。

「庭の水撒きをしていたウロコアンも『ハクがつきましたわね、トビシマお兄様』だ。本当にアレで妹なんだから世の中笑わせるし、心配して来たのは女中だけだ。」
「・・・、」
「その後に親爺殿から許可は貰って今じゃ仕立屋だ。」
「それは、」
願いが叶ってよかったというべきなんだろうか。
「だから早々に家から逃げた俺は継ぐ、継がないなんていうこと以前なんだよ、リガキ先生。その点潔癖な兄貴や男より肝が据わりきっているウロコアンの方が何倍も適役と言う事だよ。」
「はあ、」
「先生は俺たち兄妹をどう思う?」
「・・・、今のお話しを聞く限り、兄弟仲の宜しいとは。」
「だろうな。兄妹仲はそこそこだ。何が悪いのか、罵倒しあってばっかりだ。俺がこの家で最後に覚えているのはそんな事だ。」
「カマカブトさんやウロコアンさんとはお会いには?」
「兄貴は料理屋を、ウロコアンは旅館に嫁いで女将をやっているのだと手紙を送ってきて、後は子供が生まれたと連絡するだけだったな。なかなか会うまでには行かない。」
「そう、だったんですか・・。」
リガキは首をかしげた。

なら、この素っ気ない兄妹たちがわざわざここに来なければいけなかった理由とは―なんだろうか。

Re;Feeling lonely does not know a family.
((↑寂しがりは、家族を知らない。

今晩和。地味に書いている”ミツヤ”の話なのですが如何せん長いです。

本気でシロツメの時よりも長い事が今日はっきり分かりました。

7月全部投入して終わるかどうかも不明・・むう。

あ、今日アルバイト代が入っていたみたいで貰いました!やったね!

本当にアルバイト先には私の家の事情やら何やらを色々迷惑かけている中雇ってもらえていただいている状態で有難い事です。さて、そんなバイト先なんですが今週の水曜日からオニューのレジに変わるらしいんですよね。

と言っても、普通の店には結構あるタイプなんです。小銭とかお札が自動的に出るタイプのやつです。

ちょっと古かったらしいんですよね。

で、先週の土曜日に少し習ったんですが「??」状態でした・・んん゛?

そして水曜日にバイトに出る事が決定しているので、行ってきます・・・死亡フラグです・・・ガクブル。

速く覚えれたら良いなと思います。

では~。
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静夢 | URL | 2010/07/06(火) 12:04 [編集]
おひゃよ~。
本日は曇り。しかしあづい。

おニュー!おニュー!
新しいものがくるとワクワクドキドキっすな。
日本人の血が騒ぐ感じざます(笑)
おニューのレジは自動的に釣銭が出る奴っすか。
最近ではスーパーはこれを導入してることが多いっすよね。
一昔前は「すげぇ~!」と思ってたのにね。
でも機械は信用でけないので。
ほんとに正確な釣銭が貰えるのか心配みたいな(笑)

Lv5の白騎士でありんすか。
あれは確かシリーズものだべすよね?
PS3が出たころにリリースされたような。
マネーがあると良いものが作れまふな。
スク○ニに抱きついて正解だったぽい(笑)

桂月 | URL | 2010/07/06(火) 20:12 [編集]
今晩和。

オニューですよ!でへへ!
何だろう・・新しい物が来ると結構嫌な事なのに楽しくてしょうがないっていう・・・面白いですよね、日本人の血って(笑)
そうなんですよねえ・・一世紀後退してたレジだったので個人的にもそわそわしてます。
あ、そこら辺はちゃんとお金一回は最低でも数えるので大丈夫・・なハズ・・。

えーと1番目が今度発売されるみたいです。
シリーズってどれくらい続くんだろうか・・っていうのが個人的な疑問なんですけど。一番シリーズ出てるのがFFかドラクエですよね?
ファミリーゲームでいったら、まりおですけど。
抱きつき正解例ですよね!!
失敗例にならなくて良かった、と行ったところでしょうね・・。ごくり。
白騎士物語からかすかに香るFF臭はそれでしたか・・orz
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