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DATE: 2010/07/21(水)   CATEGORY: 店主の宝物庫
守りたがりの札。
―どうしようもない自信の無さに終止符をうった。

「”考の儀”の答えを、ですか?」
「うん。これ以上の考えは思いつかないしお爺様に聞いていただこうと思うんだけど、良いかな?」
「では、直ぐに旦那様にお伝えして参りますので朝食を取られていてください。」
「分かった。頼むね、キミシカ。」
「はい。」
キミシカはウタゲにご飯をよそうと静かに席を立った。ウタゲはよそわれたご飯から出る湯気を見ながらパクリ、とご飯を食べた。

「リガキ教授」
リガキは呼ばれたほうを向くと鮭の塩焼きを黙々と食べながらミネガマが呼んだらしかった。

「何だい?」
「あの”問い”は一体何を意味しているんでしょう。」
「意味?」
やはり彼女は切れ者かな、とリガキは青菜の浸しを食べながら思う。対する彼女は、こちらがすっとぼけてるというのを分かってか、何か不味い物を見たような表情をして味噌汁を啜る。

「1つの問いに決めれない複数の答え、あの問いに”明確な答え”なんてありはしない。同時に言えば―返答する側の答えが気に入らなければ不正解にする事も可能。あれはそういう”問い”でしょう?」
「まあね、だけど、こういうこともいえるよ。」
「?」
「”答えなんて在りはしない”」
「・・それじゃあ、何で御当主は”問い”なんて用意したんです。」
「僕も歳を食っていないからそこまでは分からないけど、得てして歳を食った人と知恵比べというのはいささか分が悪い気がするなあ。」
溜息を吐きながら味噌汁を啜るとアサリの出汁がよくきいて美味しかった。

「一つ言えるなら、部外者は口を閉ざす、これに限るという事だよ。」
ミネガマは一度リガキを見て、静かに瞼を下ろした。

かた、と障子が動くと現れたのはキミシカだ。

「皆様、お食事が終わり次第奥間へお集まりくださいませ。」
「何だ?」
「ウタゲ様が考の儀の答えあわせを為さいます。」
「良いのか?ウタゲ兄さん。未だ半日しか経ってないぜ」
「構わないよ、カズアツ。」
ウタゲがそう言うと、カズアツは微妙な表情を浮かべ食事を再開する。そんな中すっとトビシマが席を立った。

「おい、トビシマ何処へ行く。」
「縁側で煙草を吸ってくる。皆食べ終わったら声をかけてくれ。」
ひらひら、と手を振るととすん、とトビシマは障子を閉める。

「自由な奴め、」
「あら、カマカブト兄様はそこが羨ましいんでしょう?」
「ついでに言うならお前の豪胆さもな。」
楽しげに笑って言ってみせるウロコアンにカマカブトは悪態を吐くように言うとウロコアンはそんなの微塵も気にせず更に笑った。

食事をとり終わり、奥間へ行く道すがらリガキは障子へと目をやる。おんぼろ、とまではいかないが少しぼろっちい家に人が7人ほど。だが、玄関先で一人が何処かへ移動している。

リガキは奥間へと入った。前と同じようにミツヨシ老は細面に柔和な笑みを浮かべて座って居た。これがあの捻くれた問いを出した人物とは思えないだろう。

「おはよう。さて、”考の儀”はウタゲが受けたのか。」
「はい。」
「宜しい。で答えは?」
祖父の答えに孫たるウタゲは彼に負けないくらいの笑みを浮かべて、懐から札を出した。

「今札を使う事は許されているでしょうか?」
「あの紙に掛かれてあった事が上限じゃて。」
「なら、僕は札を使おうと思います。」
「ほほ、で、何を願いと?」
老人は楽しそうに笑いウタゲに尋ねる。ウタゲはすうと目を細めて、無表情になった。それにカマカブトやウロコアン、オツシロやカズアツは驚いた。

老人の問いを流したままウタゲはすっと立ち上がり、トビシマの方を向いた。

「父さん、一つだけ尋ねたいことがあります。」
「・・・何だ?」
「僕の考えている事は中っているのでしょうか。」
「俺を見上げてくれるな、ウタゲ。お前の父はそれほどに出来は良くないし、お前の気持ちを読めていないさ。」
「いいえ。出来など問題ではない。そうでしょう?例えいくつ答えがあっても、その答えが真かも分からなければ出来なんか意味をなしません。それに―」
そこで、ウタゲはやっと先ほどまで浮かべていた笑いを浮かばせた。

「僕と父さんは似ている、それは皆さん口を揃えて仰ること。違いますか?」
その息子の言葉にトビシマは寝癖のような頭をガリガリと掻いて一息ついて言う。

「そうなさい。」
父のそれを聞いたウタゲは静かに頭を下げた。

「はい、父さん。」
ぐるり、とウタゲは座布団へとすわり祖父を見据えた。

「僕の答えは―」

―自信が無いからこそ、あの時何も言えやしなかった。

Re;The label which was completed with a feeling of the regret.
((↑後悔の気持ちで出来上がったその札。

今日和。久し振りに書いた・・か?良く分からないのはいつもの事ですね。

実を言うと一番最初と最後だけ考えて真ん中の基盤が出来上がっていないのが私の話なんですが、久々に良い基盤が出来上がったなあと思います。

ウタゲが内心感じているのはちょっとミネガマ寄り。でも雰囲気はイナバと言ったまあちぐはぐです。この話はなんというか、後悔の話です。シロツメの話もミカハラから見れば後悔なんですけど。シロツメからしたらどうなるのか、っていう。家族の話で間違いはないだろうな、と思いつつ。

地味に昨日で書いているもののP数が40Pになりました・・・やっとだぜ。後半分かそれ以上を書いたらまあ送れるんですけどどうだろうなあ・・・・。

で、Dの魔王の1巻と2巻が近所の本屋にあった件。超びびった。やってくれる・・・・orz!!

後、ソウルクレイドルも980円であってグラグラしたんだ・・・。

昨日色々あって泣きすぎて今日眼球が痛すぎてまともにパソコンの画面を見れなかった。

けど、課題は2個終わった。・・・減ったな!

ただいま、16進数と2進数変換マジックで頭を痛ませています。・・・・なんぞそれ!

後バイトの日数がリアルに増えて、来月の一週間の休みがまともにないっていう。やべぇよ。殺される。

お盆って人多いのかな?そこら辺が良く分からないんだけど。

多いのはね・・・何か泣きたくなってくるから。新レジマジで滅べば良いと思う。

そうそう、先日からゴッドイーターバーストのPVをお前何回再生してんだよ、っていう感じで見ててよくよく考えた話↓

・外れてるかも知れない。

・新キャラの男か女かよく判らないあの黒髪の何か主人公に微笑みかけてくれる子が

さくやさんのお子さん~・・って奴ですけど、多分年数的に無理ですよね。バーストが確か3ヵ月後の話だった気がするから。3年だったら在りうるかもしれない。けど、3ヶ月であの成長っぷりはまずむりだとPV見てて地味に思った。

・・・・本当に地味だからね!?さて、予約できる日は未だですかね。このままだと勢いあまってスライディングしそうなレベルなんですけども。

そういや今日夢を見ました。

何か夏目漱石かそこら辺のお札の人と会話してる夢でした。・・・・・・多分昨日マジマジとビザのcm見てたからですね。原因は。微妙に怖えよ・・・と朝からガックリ来ました。

それでは!
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静夢 | URL | 2010/07/22(木) 11:50 [編集]
おひゃよ~。
あづいよ~。完全に干からびておりまふだ。

イッツマジックショー!
進数のショーが見れるらしい(笑)
2進数は考え方としては楽な方だけど。
16のマジックショーは種が分からない(笑)

そ~いえば巷ではもう夏休みらしい?
最近お子様がやかましいので。
こんなう○こ暑いのに元気なものだなと。

GEの予約はもうすぐじゃないかしらん。
発売日が正式に決まり次第にね。
って業界人ではないので勝手な推測だけど(笑)
にしてもあれってソフトはなくてもだいじょうびらしい?
おいらの解釈ではソフトとデータがないと継承してスタートでけないと想像したのだが。
要するに旧作を最初差し込んでプレイして。
そのあと新作を差し込むみたいな。
そこまで凝った仕様にはなってない?

どうせ夢なら福沢さんとトークがしたかった。
というかお札ととトークする発想が素晴らしい(笑)

桂月 | URL | 2010/07/22(木) 15:03 [編集]
今日和。毎日うだれて学校に行ってます~。

進数のショウですよ(笑)
2進数はまだ比較的楽ですよね。16進数は序盤の方は2進数と考え方が同じなので助かるんですが、問題が符号がマイナスだったりした場合ですよね・・ビット反転させてプラス1とかこまごましたものを機械にどうやって教えればいいのやら・・。

なんですかね?さっき電車に乗ってたら小学生低学年かな?それくらいの男の子が一人で電車に乗ってました。お爺ちゃん家かどっかに行くのかなあーとか思いながらも私はグッタリしてました(笑)

秋口ですからねえ。楽しみです。
多分大丈夫ではないかと私は思うんですけど・・(´△`:)
ふむふむ、そんな感じもありそうですよね。
私の考えは、PSPのメモリデータ(※GEとかのデータ内臓済みの)があって、でPSPの一番最初の画面の中にメモリデータのところがあるのでそこにあったら、新作を起動して、前作のメモリデータも起動させるでいけるんじゃないかな・・と思ってるんですけど。どうなんでしょう(困)
とりあえずもうちょい情報が掲示されるようになってからですかねえ。
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